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野球 コラム 2019年5月15日

大谷翔平、MLB公式が「フィールド上で彼にできないことは何もない」

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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エンジェルスの大谷翔平は現地14日、今季初本塁打を放った前日に続き、敵地でのツインズ戦で3番・指名打者で先発出場し、4打数3安打1打点とソリッドな結果を残した。

しかし、現地では拮抗した試合展開の中、中盤から終盤にかけて2度に渡り、走塁時に捕殺された場面をクローズアップする報道が目立った。

エンジェルスがツインズに3-4で敗れたこの試合で、大谷は6回に三塁で、8回には本塁で、それぞれ同点の走者として捕殺された。

◆試合結果
LAA 0 0 0 0 0 3 0 0 0 3
MIN 1 0 2 1 0 0 0 0 X 4

これについて、『MLB.com』では、試合速報を伝える記事の中で、前者は大谷による判断ミスで、後者は単に中堅バクストンによる素晴らしいプレーだったとした。

同様に地元紙『オレンジカウンティ・レジスター』も、同日付で電子版に掲載した記事の中で次のように報じている。

「エンジェルスはここ数週間に渡り、ショウヘイ・オオタニに実戦形式で56打席の打撃練習を与えることで、実質的に彼が春季キャンプに加わらなかったことで逃した打席数を補うことができた。

しかしながら、彼らは走塁の経験を補うことはできなった。オオタニはエンジェルスがミネソタ・ツインズに3-4で敗れた火曜の夜、走塁時に2度捕殺されたが、そのどちらともが同点のランナーとしてであった。

オオタニは走塁練習をしたと述べたが、それは実戦形式で彼が判断をする類いの練習ではなかった」。

「試合に出続け、走塁時の試合勘を取り戻す必要があります」と大谷は通訳を介して述べている。

なお、『MLB.com』は現地14日、「カット4」のコーナーで「フルタイム打者としても、ショウヘイ・オオタニは必見」という記事を掲載。

記事では昨季、二刀流選手としてメジャーを沸かせた大谷について、「打者として投手に恥をかかせることから、投手として打者を困惑させることまで、野球のフィールド上で彼にできないことは何もないようだ」。

「彼は野球が何十年も見てこなかった類いのストーリーなのである。あんな選手どうやったら本当に実在するんだ?」とコメント。

その上で、打者としてのみ出場することが決まっている今季の大谷については、「“単に”打者としてでさえ、オオタニは必見の選手である」とした。

記事ではその根拠として、特大の今季初ホーマーで見せたパワーに加え、「少し急いだ始めの数歩を抜かすと、彼は三塁打をジョギングのように見せている」と評した速いながら力みのない走塁、そして毎試合のように見せるお茶目な喜びの仕草を挙げた。

その上で、「(投手をしないことで)楽しみが減ったとはいえ、オオタニはそれでも極度に楽しい選手なのである」と記事は結ばれている。

このツインズ戦では捕殺されたが、また大谷が足でも現地の紙面を賑わす日は遠からずやってくることだろう。

J SPORTS編集部

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