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野球 コラム 2019年4月26日

田中将大、空振りが取れなかったアナハイムの夜

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ニューヨーク・ヤンキースの田中将大は現地25日に敵地で開催されたエンジェルス戦で先発マウンドに上がるも、2被弾を含む6安打6失点で今季2敗目を喫した。

全体的に決して悪くない内容ながら、要所での被弾が敗戦につながる形となったことについて、田中は現地メディアの取材に対し、「基本的に出来が良くありませんでした」。

「とにかく狙い通りに投げられませんでしたし、相手はそれを逃しませんでした。それが痛手でしたね」と述べた。ヤンキースの連勝が6でストップすることになった田中の敗戦について、『MLB.com』では同日付の記事で次のように報じている。

「ヤンキースはエンジェルスタジアムにて、当時相手がまだカリフォルニア・エンジェルスと名乗っていた1994年7月以来、シリーズ4連勝を謳歌していない。しかし、4回を終えた時点では、ヤンキースはミッキーマウスの裏庭への遠征を成功裏に終えるかに見えた」。

しかしその後、田中が2本の本塁打を許すと、これ以後は四球とエラーが横行する夜へと変貌を遂げた。

「トミー・ラステラとコール・カルフーンがタナカから本塁打を打つと、デビッド・フレッチャーは6回にジョナサン・ホルダーから適時打を放つなど、キャリアハイの5打点を挙げ、エンジェルスによる11-5の勝利に結びつけたのである」。

田中は先発した直近の5試合中、4試合を1失点以下に抑えており、この試合でも右腕は4回を迎えるまでエンジェルス打線を無安打に抑えるなど、順調に投げているかに見えた。

ブーン監督でさえも、前回の登板ではほとんど冴えのなかった田中のスプリットに鋭さを見出していた。しかしながら、田中は5回2/3で6失点(自責5)を喫し、落胆しながらクラブハウスへと引き上げることとなった。

なお、同記事によると、この試合でマスクをかぶった、女房役のゲーリー・サンチェスは試合後、「スプリットは良い感じに見えた」。

「とは言え、このレベルでは打者がとても良いので、投げる場所を間違えると、ちゃんとコンタクトされてしまうということ」と述べ、制球のズレに敗因を求めたとのこと。

また、『MLB.com』はこの記事の中で、「エンゼルス打線はタナカの投球に対し一貫して当て続け、この日タナカは空振りでストライクを取ったのがわずか1回に留まった」。

「これはヤンキースにおける彼の143回の先発登板(ポストシーズンを含む)のなかで最少となった。これまでのタナカの最少は2015年9月30日と2017年6月6日に記録した3回だった」と報じており、スイングでストライクを取れた回数の少なさにも言及している。

J SPORTS編集部

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