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ロサンゼルス・ドジャースの前田健太が現地23日のカブス戦に先発登板も、4回6失点の乱調で今季2敗目を喫した。
37球を要した初回に4点を献上した前田は、2回にもリゾに2ランを浴びると、その後は、最後の打者8人を連続で打ち取る盛り返しを見せるも、これは遅きに失する形となった。
地元紙『オレンジカウンティ・レジスター』によると試合後、ドジャースのロバーツ監督はこの日の前田の投球について、「今日の序盤は単に速球に制球を欠いていたと思う」とコメント。
さらに、「序盤、ブライアントやバエスの打席で見られたが、彼らはスライダーを狙い撃ちしていた。速球がストライクゾーンに投げられると確信できない状態だと、それだけ余裕がないタフな状況になってしまう」と述べたとのこと。
また、『MLB.com』によると、初回に四球と判定された微妙な投球について、ロバーツ監督は「今夜は投打両面において(判定に)落ち着きがなかった」。
「(判定に)一貫性がなかったし、一貫性がないなかでゾーンに合わせようとすると、投手にも打者にも難しくなる。試合の展開が変わり得る投球がいくつかあった」と述べたとのこと。
なお、『オレンジカウンティ・レジスター』も『MLB.com』も、ともにこの日の前田のパフォーマンスを、この試合で2番手としてマウンドに上がったフリオ・ウリアスと比較するかたちで評しており、現地23日付で電子版に掲載された前者の記事の冒頭は次にように書かれている。
「これ(こういう論調)は今後、ドジャースの先発投手の調子が悪く、フリオ・ウリアスがそれをブルペンから見ている度に起こることになるだろう。この火曜はその1回目に過ぎない。」
さらに同記事では、リュ・ヒョンジュンとカーショーが先発ローテションに復帰したことで、諸々の理由から負荷をかけられないウリアスがブルペンへ回ったことについて述べている。
「今季はウリアスの仕事量に対して制限があるということを受け入れれば、(ウリアスのリリーフ起用は)ウリアスの戦力を最大限に活かすことのできる起用法であろう。
恐らく、それによりマエダではなく彼を先発として起用するべきだと言いたくなる気持ちを抑制することもできる」と、多少前田にとって辛辣な書き方となっている。
また、『MLB.com』も同日付の記事の中でこの2人の比較について触れ、「ウリアスを先発に回し、マエダをリリーフに回したいと思う者に言っておくが、それは4月のプランにはないのである」。
「7月あるいは8月にどうなっているかは誰にも分からないが」と現在の先発ローテションに対し、暗に疑問符を投げかける書き方になっている。
こうした論調に終止符を打つべく、前田には次回マウンドでの快投を期待したいところだ。
J SPORTS 編集部
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