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野球 コラム 2019年4月11日

菊池雄星、左ふくらはぎ痙攣で降板も次戦は予定通り

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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現地10日に敵地で行われたロイヤルズ戦に先発登板したシアトル・マリナーズの菊池雄星が、粘投して勝ち投手の権利を得ながら、またしても不運な形でメジャー初白星は先送りとなった。

この日、菊池は2本の特大ソロ本塁打を浴びるなど、初回から3回連続して失点を喫するも、その後の3回は無安打無失点に抑え、6回5安打3失点で降板。

この時点でマリナーズが、5-3とリードしていたため、菊池は勝利投手の権利を得るも、この試合でもブルペンが持ち堪えられず、マリナーズは7回に2点を許す展開に。

それでも、最後はマニガーが9回に放った、チームにとって14試合連続となる本塁打の1点を守り切ったマリナーズが辛くも逃げ切った。

なお、現地紙『ザ・シアトル・タイムズ』の伝えるところによると、菊池は6回を投げ切ったところで、左ふくらはぎに痙攣を起していたとのこと。

しかし。『CBSスポーツ』が電子版に掲載した記事によると、次に先発が予定されている、現地月曜のインディアンズ戦には支障を来さない見通しであるとのことである。

以下は前出のザ・シアトル・タイムズが、現地10日付で電子版に掲載した記事の抜粋である。

「ユウセイ・キクチはメジャー初勝利まで、また4日間待たなければならなくなったが、メジャー3度目の先発は十分勝利に値する出来だった」。

「左腕のルーキーは、2本の特大ホームランを浴びる低調なスタートを振り払い、6回を投げ、5安打3失点3奪三振1四球とした。彼は最後に対戦した11人の打者を連続して打ち取った」。

「キクチは最後の回に左ふくらはぎに痙攣を起した。とは言え、キクチはプロでのキャリアを通じて初めて中4日で投げており、どのみちマリナーズは彼に対して慎重を期す(この回で下げる)ところだった。日本の先発投手は通常、中5日で投げているのである」。

「今夜6回を投げ切れたのは素晴らしかったし、彼には勝利をあげないなといけないところだった。彼はリードしながら降板したが、我々はそれを維持することができなかった」とサーバイス監督は述べた。

菊池云々というよりは、ブルペンの引き締めが待たれるところである。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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