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野球 コラム 2019年4月6日

前田健太、今季2勝目もMLB公式の評価は少し辛め

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ドジャースの前田健太が現地5日、敵地クアーズ・スタジアムでのロッキーズ戦で先発し、5回4安打1失点の内容で開幕からの成績を2戦2勝とした。

高地にあることから打者有利として知られる球場で好投した前田に対し、『CBSスポーツ』は“ドジャースのケンタ・マエダが5回を力投”という見出しで速報。

この日の前田の投球を「マエダは毎回ランナーを出すも、この日の失点を3回の1点に抑えた。彼は5回終了後に降板となったが、これは恐らく球数によるものだろう」とまとめた。

また、『ロサンゼルス・タイムズ』紙は同日付で電子版に掲載した記事のなかで、4四球を出した前田のパフォーマンスに対する、デーブ・ロバーツ監督のコメントを以下のように報じた。

「(制球は)常にあるわけではないもののひとつ。ここでは標高のため、ボールが予期しない動きをすることがある。しかし、彼は必要な時にしっかりと投球を決めた」。

一方、『MLB.com』でドジャースを担当するケン・ガーニック記者の前田に対する評価は、多少辛口なものとなっている。以下、同日付で掲載されたその記事の抜粋である。

「最終的に勝利したものの、勝利投手のケンタ・マエダがわずか5回しか持たず、その間91球を要し、4四球としたことで、打者に有利なコロラドで代償を払うこととなった。

彼はドジャースが2つの大きなダブルプレーで、彼を助ける幸運にも恵まれ、さらにロッキーズは得点圏で6打数無安打と振るわず、彼の登板中は6残塁とした。

マエダの早期降板は継投を早めたが、これはクアーズ・フィールドのシリーズ初戦では常に好ましくないことだ。 これにより土曜夜の試合で今季初先発するウォーカー・ビューラーは、より長いイニングの投球が期待されるため、プレッシャーがかかることになる」。

確かにそれもある意味、的を射た意見なのだろうけれど、これで前田は今季の成績を2勝無敗、防御率3.09、10奪三振としたわけであり、先発ローテションの座を守る上で十分な数字を残したのも、また紛れもない事実である。
J SPORTS編集部

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