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カブスのダルビッシュ有は、現地4日に敵地で行われたブレーブス戦で今季2度目の先発を任されるも、4回0/3を投げ1失点という内容で降板となった。
攻守ともに良いところのなかったチームは、9回に4点を奪うも9-4で敗れ、シリーズ3連敗でミルウォーキーでのブリュワーズとの3連戦に臨むこととなった。
ダルビッシュは前回のレンジャース戦同様、5回を投げ切れないままマウンドを降りるも、現地ではその後の救援投手陣の崩壊を問題視する報道が目立っている。
『MLB.com』は同日付で掲載した記事の中で、先発のダルビッシュとその後のブルペンについて次のように報じている。
「大惨事となったシーズン最初の先発を経て、カブス先発のユウ・ダルビッシュは、ブレーブス打線を相手に最初の2巡は、4回に渡る非効率的な投球内容ながら、ソリッドに見えた。しかしながら、ダルビッシュが5回に最初の2人の打者を塁に出すと、その後を引き継いだブルペンが今回も崩壊した」。
これまでの試合で見せてきた問題をここでも継続させるように、カール・エドワーズJr.が連続四球を与えると、その後を託されたタイラー・チャットウッドが、ニック・マーケイキスに走者一掃の二塁打を許した。
その後、試合終了までに3人の救援投手は、4回で合計6失点を喫し、カブスのブルペンの防御率を9.17に引き上げ、今季通算21回1/3で19四死球とした。
また、スポーツサイトの『スポーティングニュース』はこの日のカブスの継投を次のように評している。
「木曜のアトランタの試合で、5回にユウ・ダルビッシュが二塁打と四球を許すと、カブスのジョー・マッドン監督はブレーブスとのシリーズの最初の2戦で苦しんだブルペンに後事を託す決断を下した」。
「ダルビッシュはチームが0-1でリードを許すなか、わずか71球での降板となったが、このマッドンの判断は裏目に出た」。
「カール・エドワーズJr.は一死も取れず、残りのリリーフ陣もゲームを僅差に保つことに失敗した。アトランタはリードを9-0まで広げ、シカゴは9回に無意味な4点を挙げた」。
確かに、ダルビッシュが投げ続けたとしても5回を無傷で切り抜けることはできなかったかもしれない。
ダルビッシュは肘と三頭筋の問題で2018年の大部分を休んでいるだけに、彼の故障の履歴を鑑み、機先を制して降板させるのは理に適っていたのかもしれない。
しかし、不安定さを露呈していたブルペンを、ミルウォーキーでのタフなシリーズの直前に疲弊させただけに、マッドンの采配に対する批判は高まっている。
今後はダルビッシュ、そしてカブスのプルペンの盛り返しに期待したいところだ。
J SPORTS 編集部
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