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エンゼルスの大谷翔平が10万5000ドル(約1169万円)の年俸アップで球団と契約合意した模様である。
日本人の感覚からすると、ア・リーグ新人王に対する評価としてはかなり抑え目な金額に思えるが、これは大谷のようにメジャーデビューから3年未満の年俸調停の権利を持たない選手に対するアメリカでの標準的な処遇のようだ。
地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』は電子版に掲載した現地11日付の記事の中で、昨季ア・リーグのサイヤング賞を獲得したブレイク・スネルの例を引き合いに、次のように報じている。
「エンゼルスはこの月曜、ショウヘイ・オオタニと、年俸65万ドル(約7237万円)の契約を結んだ。オオタニはア・リーグ新人王を獲得した昨季、メジャー最低年俸の54万5000(約6068万円)ドルでプレーした」。
ちなみに今季の最低年俸は55万5000ドル(約6179万円)となっている。これを上回っていれば、メジャーリーグの球団は、メジャーでの経験が3年未満の選手に対して支払う金額を自ら決定することができる。
日曜には、タンパベイ・レイズが昨季ア・リーグのサイヤング賞を獲得した投手のブレイク・スネルと年俸57万3700ドル(約6387万円)で契約した。スネルはこれまで、メジャーリーグで丸2シーズンに渡りプレーしている。
スネルは声明のなかで、「レイズには包括的労働協約により、私との契約延長をリーグの最低年俸か、それに近い額で行う権利がある」。
「しかし、彼らには、他の球団が私と同様の達成を成し遂げた選手に対して行ったように、もっと適切な年俸を提示することもできた。レイズは前者を選択した」と述べた。
2014年には、当時ア・リーグのMVP投票で2季連続して2位にラインクインしていたマイク・トラウトと、エンゼルスが100万ドルで契約しているが、このときもトラウトはオオタニやスネルのように年俸調停の権利を持っていなかった。
その1ヶ月後、エンゼルスとトラウトは6年で1億4450万ドルの契約延長に合意。エンゼルズはトラウトの年俸調停の3年間と、FAの3年間を買い取った。
どうやら、大谷が年俸の金額で世間の度肝を抜くのは、2020年シーズンが終了した後のこととなるようだ。それにしても慣例的なこととはいえ、まあ、スネルが拗ねる気持ちもよく分かる。
J SPORTS 編集部
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