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野球 コラム 2018年10月2日

【広島好き】クライマックスシリーズを見据えて今日からタイガース2連戦

野球好きコラム by 激カメ!大亀友毅
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場所を東京ドームに移した巨人との2連戦では、菊池選手と鈴木誠也選手がスタメンに戻り、初戦では5回途中からの代打でファーストの守備に就いていた西川選手が、9回表に打った勝ち越しタイムリーヒットで逆転勝利。

東京ドームでの今季最終戦となった2戦目では、最多勝を狙う大瀬良大地投手が先発したものの調子が上がらず7回3失点。

追う展開となったカープ打線は粘りを見せて、5回表に田中広輔選手の2ランホームランで同点に追いつくと、8回表に松山竜平選手が犠牲フライでの1点を入れて勝ち越しに成功。大瀬良投手に16勝の権利が来ました。

しかし、9回裏、1点のリードでマウンドに上がった抑えの中崎翔太投手が2点を失ってしまい痛恨のサヨナラ負け。このカードは1勝1敗となっています。

東京ドームでの2戦目は関東でカープを観れる今季最後の試合ということもあって、台風が接近する中でも大勢の関東カープファンが駆けつけ、東京ドームの左半分を真っ赤に染めました。

そして、今季限りでの現役引退を発表している新井貴浩選手も東京ドームでのラストゲーム。関東のカープファンには、その勇姿をひと目観たい、新井さんに感謝と惜別の拍手、声援を送りたいと思う気持ちがあったと思います。

試合前には、巨人の上原浩治投手と、阿部慎之助選手から新井選手に花束が渡されるセレモニーが行われました。レフトスタンドのカープファンからは新井選手応援歌の大合唱が送られ、新井選手は手を上げて応えていました。

僕もスタンドにいましたが、カープファンはもちろん、巨人ファンからも拍手が沸き起こっていました。東京ドーム全体から送られる温かい惜別に、いちカープファンとして持っている新井選手との思い出がよみがえってきて、こみ上げてくるものがありました。

新井選手は、カープ1点リードの9回表1死3塁の場面で代打として登場。待ちわびたカープファンから大声援で迎えられ、結果はフルカウントから外れたインローを選んでの四球。

1塁に向かった新井選手には、代走の上本選手が送られました。新井選手の大激走を観たい思いもありましたが、スタンドからの大きな拍手と大歓声の中でベンチに戻り、可愛い後輩たちからはハイタッチで迎えられていました。

東京ドーム最後の打席は四球でしたが、無理をせずボールを選び出塁して、マウンドの山口 俊投手にさらなるプレシャーを与えたフォアザチームの精神は、新井選手らしいものでした。

今季の東京ドームラストゲームはサヨナラ負けでの悔しい幕切れとなりましたが、試合後に選手、監督、コーチがグラウンドに出て、レフトスタンドのカープファンに感謝の一礼。その中に新井選手の姿もありました。

関東のカープファンにとって、関東圏でカープを、そして新井選手を観れるチャンスはまだあります。クライマックスシリーズでカープとライオンズが突破すれば、メットライフドームでの日本シリーズがあるのです。

今回のタイガース2連戦では、クライマックスシリーズに向けたさらなるテストや戦力の見極めが行われるでしょう。カープに消化試合はありません。

この2連戦を含めたあと4試合が、リベンジを期するクライマックスシリーズへ向けた大事な準備になります。

代替画像

激カメ!大亀友毅

関東に住む、生まれた時からのカープファンで、自称カープトグラファー。自身が運営する「激カメ!大亀の関東レポート」では、関東のカープファン、関東でのカープ選手や、カープイベントなどを、激カメ大亀が写すファン、選手の表情を重視した写真満載のレポートを掲載。テーマは、カープ浪漫!ファン目線でのコラムをお届けします!「激カメ!大亀の関東レポート

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