【広島好き】ザ・ギース尾関の「2012年、今井啓介さんの完封劇の裏側を聞く」

みなさん、こんにちは。先日初先発をしたフランソワ選手にかつてカープにいたチェコを重ねるザ・ギース尾関です。

ドミニカアカデミーの先輩と同じような活躍をして頂きたいですね（契約金でもめるところまでは同じにならないように願います）。

さて、ただいま首位をひた走る我らがカープ。今年は大瀬良選手や野間選手など、去年よりさらに頼もしくなった選手の活躍がとにかく嬉しいですね。

誰かが欠ければ誰かがその穴を埋める。今のカープのサイクルは素晴らしいものがあります。このところ好調な横浜打線が怖くはありますが、交流戦も始まりますし、うまい具合に熱が冷めた頃に当たる事を願います。

そんな中、私先日元カープOBの齊藤悠葵さん、今井啓介さんとのトークイベントに参加して参りました。

去年、戦力外になったばかりの今井さんはとてもお元気そうで、今は鍼灸の勉強をしながら、蒲田の「エレメントストレッチ」さんにて勤務しておられるとのこと。

やり残した事はなく悔いはないと言う今井さん。2軍での防御率は1点台でしたが1軍で通用しなければユニフォームを脱ぐつもりだったそうです。2005年同期入団の齊藤悠葵さんも同期最期の友人の引退を惜しんでおられました。

今井さんの現役の時のトークに会場も大盛り上がり。今井さんの一番の思い出の試合は、だれもが覚えているのではないでしょうか2012年甲子園にて完封をした試合とのこと。

この試合は僕も非常に感動した思い出があるので、この時の状況を詳しくお伺いしたのですが、8回までのつもりが野村監督に「行ってこい！」と言われミコライオに代わらず最終回のマウンドに上がったそうです。

その結果、見事最期のブラゼルを三振にとるのですが……。実は最期の空振り三振を取ったシーンで、あるアクシデントが起こっているのです。

恐らく今まで誰も気づかなかったであろう、そのアクシデントとは「ブラゼルのバット、倉さんに直撃」事件でした。

観れる方はぜひ観ていただきたい。最期地味に倉さんがバットが当たり苦しむ姿が一瞬だけ映ります。完封して周りが喜びすぎて、倉さんの苦しみに誰も気づかなかったとか。

とても感慨深いシーンです。他にもブラウン監督がベース埋めで退場したあと、ロッカールームでマクレーンと缶ビールで祝杯をあげてるのを目撃してしまった話など楽しい話が盛りだくさんでした。

齊藤悠葵さんは神奈川のアンダーアーマーさんにてお勤めなのは有名ですが、今後ぜひ蒲田のエレメントストレッチさんへ、今井さんを指名してみてはいかがでしょうか？楽しいお話が聞けるかもしれません。

さて、いよいよ交流戦。まずは山賊打線の西武ライオンズ！ここで勝ち越して一気に流れに乗って行きたい。頑張れカープ！