【広島好き】カープ、3位タイガースとマツダスタジアムで3連戦

首位を行くカープは5月11日（金）からホームマツダスタジアムにタイガースを迎えての3連戦。J SPORTS 1では、この3試合を完全生中継します。

セ・リーグ唯一の20勝（12敗）を挙げて、首位のカープは現在2位の巨人（17勝15敗）に3ゲーム差を付けています。今回対戦するタイガースは3位（16勝15敗）で、0.5ゲーム差で巨人を追っています。

カープは、ここまでタイガースと6試合を戦って3勝3敗の5割。前回のマツダスタジアムでのタイガース戦は2勝1敗と勝ち越しています。

今回の先発投手は、既に予告先発投手が発表されている左腕クリス・ジョンソン投手と、タイガースが能見篤史投手の左腕対決。2戦目以降は大瀬良大地投手、九里亜蓮投手が予想されます。

前回のタイガース戦も今回と同じマツダスタジアムで行われ、初戦と2戦目は、今回と同じジョンソン投手と大瀬良投手が先発投手でした。

この時のジョンソン投手は、初回に立ち上がりを攻められ、1番の上本選手に四球を許すと、上本選手が盗塁成功。

2番俊介選手の一ゴロで1死3塁とされたところで、糸井選手にタイムリーヒット。さらには2死2塁から5番福留選手にもタイムリーツーベースを打たれ2失点。

3回裏に4番鈴木誠也選手の満塁ホームランで逆転してもらいましたが、5回表に糸井選手の2ランホームランと大山選手の犠牲フライで同点にされ、6回を投げることなく5回101球5失点で交代。

その後、菊池涼介選手と鈴木誠也選手のタイムリーツーベースでカープが逆転し、勝ち投手となった一岡竜司投手ら、中継ぎ陣の踏ん張りで逃げ切ってカープが勝利しました。

2戦目を投げた大瀬良投手は、3回表に梅野捕手にソロホームラン。6回表に打たれたロサリオ選手の犠牲フライのみの2失点。8回途中で交代しましたが、好投で3勝目を挙げています。

3戦目は、薮田和樹投手が先発しましたが、被安打1で無失点も、四球を7つも許す制球難で二軍降格。チームは延長10回表に2点を入れられてしまい、逆転負けを喫しています。

ジョンソン投手は現在2勝2敗。前回先発だった神宮球場でのスワローズ戦では5回98球で3失点でしたが、打線がブキャナン投手を打ちあぐみ完封負けを喫し、援護点のないまま負け投手になっています。

2戦目の先発が予想される大瀬良投手は、苦しい先発投手陣の中で奮投して、チーム最多タイの4勝（2敗）を挙げています（もう一人の4勝は岡田明丈投手）。4勝はセ・リーグ投手の勝利数で2位の成績です。

直近の先発は神宮球場でのスワローズ第2戦でしたが、大瀬良投手は気迫溢れる123球の力投でスワローズ打線を1失点に抑えて、チームで完投一番乗りとなる今季初完投勝利を挙げています。それだけに、今回の先発マウンドは楽しみです。

カープの直近のカードは、5月8日と9日のマツダスタジアムでのベイスターズ2連戦でしたが、初戦が雨で中止となり、2戦目では大瀬良投手と同じ4勝でチームの勝ち頭である岡田明丈投手が8回まで無失点の快投をみせました。

1－0、カープ1点のリードで迎えた8回表を三者連続三振に打ち取り、プロ初完封勝利まであとアウト3つの9回表。

先頭にヒットを許して無死1塁。それでも空振り三振と盗塁刺で2死走者なしとして、これで乗り切れるかと思われた矢先に、3連打を喫してベイスターズに追いつかれてしまい悔しい途中降板。

136球の力投でしたが、初完封を目前で逃したばかりでなく、チームはその後で得点出来ず、そのまま延長12回のドローで、勝ちも逃してしまいました。

この悔しさは次回先発予定のナゴヤドームでのドラゴンズ戦で晴らして欲しいです。

打線はベイスターズ戦で8安打1点。好機は何度かあったものの決定打に欠き、唯一の1点も相手のエラーから得た1点でした。今回のタイガース戦での打線の爆発に期待したいです。

2軍では、左ふくらはぎの痛みで離脱していた新井貴浩選手が、由宇でのドラゴンズ戦で2試合連続でホームランを打っており、一軍昇格が目前。今回のタイガース戦での昇格もありそうです。

久々に戻ってくる背番号「25」新井貴浩選手の勇姿を心待ちにしたいと思います。