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バドミントン コラム 2019年12月17日

桃田が日本勢唯一の優勝、女子種目は中国勢が巻き返す=バドミントンWTF

バド×レポ by 平野 貴也
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2020年東京五輪の前年を締めくくる大会で明らかになったのは、桃田が依然として世界最強であることと、伝統国の中国が確実に追い上げを見せていることだった。15日に閉幕したバドミントンの国際大会BWFワールドツアーファイナルズにおいて、日本勢はすべての種目で準決勝に進出し、男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)が優勝。女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那(北都銀行)と男子ダブルスの遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス)が準優勝となった。各種目の年間成績上位8人(8ペア)のみが出場するため、初戦からハイレベル。日本代表を率いる朴柱奉ヘッドコーチは「(3種目で出場した)決勝戦は、桃田選手しか勝てなかったのが残念で、もう1つ勝てれば良かった。ただ、この大会は最初から相手が強くて厳しい。全種目でベスト4以上に進めて良かった」と評価した。

桃田賢斗

桃田は、王者としての底力を示した。見応えがあったのは、劇的な逆転勝利を見せた決勝戦だ。相手は、戦う度に激闘を演じている好敵手のアンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア)。桃田は、第1ゲームを落とした後、第2ゲームを苦戦しながら奪い返したが、ファイナルゲームで5-12とピンチを迎えた。中国の観衆は、挑戦者の味方。桃田が追い込まれる度に会場は沸き、明らかに敗戦ムードが漂っていた。ところが、桃田は「相手がいつもと違ってストレートではなく、スマッシュをクロスに逃げて来た。疲れているのか、勝ち急いでいるのか、変化があると感じた」と冷静に相手を分析。焦らず丁寧なショットで質の違いを見せ、7連続得点で追いつくと、終盤は相手をラリーで振り回して勝ち切った。苦境に陥っても勝てる底力は、王者の強さの証明だ。今季は、主要な国際大会で11勝。世界中のファンを魅了して今夏に引退した英雄リー・チョンウェイ(マレーシア)が2010年に挙げた10勝を超え、現代バドミントン界の中心であることを改めて実証した。

また、優勝には届かなかったが、男子ダブルスの遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス)も存在感を示した。世界ランク1位のフェルナンディ・マーカス・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア)を2度破り、長身ペアの前回王者リ・ジュンフイ、リュウ・ユチェン(中国)も撃破した。世界ランクで上にいる園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)との日本勢対決にも勝利。遠藤は「昨年は守備だけで相手のミスを待つしかなかったが、今年の後半から攻撃に移る形ができている」と進化の手応えを語った。決勝戦も、終わってみればストレート負けではあったが、22-24、19-21と競った内容。準優勝で東京五輪の出場権争いに向けて大きなポイントを獲得しただけでなく、これ以上ない厳しい組み合わせの中で勝ち上がり、東京五輪でのメダル獲得の期待を膨らませる大会とした。

遠藤大由/渡辺勇大


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