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バレーボール コラム 2026年4月9日

現行の『Vリーグ』ラストシーズン、最後の王者を懸けて4チームが激突。2025-26 Vリーグプレーオフ 男子

SVリーグコラム by 坂口 功将
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北海道イエロースターズ vs. ヴィアティン三重

『大同生命SVリーグ』と並行して実施されていた、国内バレーボールリーグ『Vリーグ』も2025-26シーズンは大詰めを迎え、今週4月11日(土)にセミファイナル、翌12日(日)にファイナルが、いずれも『北ガスアリーナ札幌46』(北海道)を舞台に開催される。

その会場をホームアリーナとして使用している『北海道イエロースターズ』はレギュラーシーズン東地区を首位で通過し、目指すはリーグ優勝。昨季は同様に1位でプレーオフに臨んだものの、セミファイナルで敗れて最終成績3位と涙をのんだだけに、今回は地元で悲願成就といきたいところだ。

今季も攻守ともに高いクオリティを備え、チーム全体アタック決定率53.7%、サーブ効果率6.8%はいずれもリーグトップ。また、守備においては昨季のVリーグ最優秀新人賞のミドルブロッカー中谷薫が、1セットあたりのブロック決定本数0.88本でリーグ1位に輝き、さらにリベロの新山駿がリーグ4番目となるサーブレシーブ成功率67.3%の成績を残している。

サーブで効果的に相手を崩し、ブロックで切り返しては都築仁や山田滉太ら、アタッカー陣が確実の得点を重ねて勝機を手繰り寄せる。なお、4シーズン在籍したキャプテンの郡浩也が今季かぎりでの現役引退を発表。リーグ優勝という最高の形で花道を飾ることができるだろうか。

2025-26 Vリーグ プレーオフ 男子

その北海道YSとセミファイナルで対戦するのは、西地区2位の『ヴィアティン三重』。今季はルーキーの平田和聖が、チーム最多380得点と頼もしいプレーで牽引、さらに昨季VリーグのMIP賞に輝いたキャプテンの鳴海宏太が338得点と続いた。

北海道出身の鳴海にとって今回のプレーオフはいわば地元凱旋であり、否応がなしにエネルギーが湧くはず。インパクトを残す活躍で、昨季の準優勝を超える成績つまり頂点へチームを導く。

クボタスピアーズ大阪 vs. レーヴィス栃木

そして、セミファイナルのもう1つのカードは西地区1位の『クボタスピアーズ大阪』と東地区2位の『レーヴィス栃木』。

クボタは攻撃力の高さが光り、ノルウェー籍アウトサイドヒッターのヨナス・クヴァーレンがリーグ3番目となる総得点508点をマークしたほか、アタック決定率においても加藤亞夢が63.1%、劉 鴻杰(リュウ・ホンジェ)が61.2%でリーグのワンツーを飾っている。

加藤はブロックやサーブでもリーグ上位の数字を残しており、華々しいルーキーイヤーの締めくくりとしてリーグ優勝を手にせんと息巻く。

対するR栃木はこちらもルーキーのリベロ髙附雄大郎が目覚ましい活躍を披露した。サーブレシーブ成功率70.6%は堂々のリーグトップ。チームとしても全体のサーブレシーブ成功率62.3%はリーグ1位であり、その中心を担ってみせた。

クボタはサービスエースの本数こそ少ないものの、その分、ミスが少なく効果的なサーブを強みとしている。R栃木としては、いかにサーブレシーブで崩されることなく攻撃を展開できるかが鍵となりそうだ。

2024-25シーズンからスタートした現行の『Vリーグ』は今季かぎりで廃止され、各チームは次の2026-27シーズンを、『SVリーグ』や『SVグロース』、公益財団法人日本バレーボール協会が新たに運営する新社会人リーグの『日本バレーボールリーグ』(Vリーグ)など、それぞれのステージで戦うことになる。

『初代王者』を懸けた昨季のファイナルから1年、今度は『最後の王者』を決める戦いとなる今季のファイナル。栄冠をつかむのは、どのチームだ。

文:坂口功将

大同生命SVリーグ 2025-26

坂口 功将

スポーツライター。1988年生まれ、兵庫県西宮市育ち。
「月刊バレーボール」編集部(日本文化出版)で8年間勤めたのち、2023年末に独立。主にバレーボールを取材・執筆し、小学生から大学生、国内外のクラブリーグ、そしてナショナルチームと幅広いカテゴリーを扱う。雑誌、ウェブメディアへの寄稿のほか、バレーボール関連の配信番組への出演やイタリア・セリエAの解説も務める。

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