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バレーボール コラム 2026年3月6日

【大同生命SVリーグ】Q&Aコラム:「すごい!」と感じる選手を教えてください。

まるっとアンサー by 松山 ようこ
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まるっとアンサー

大同生命SVリーグ情報番組『まるっとバレーボール』に出演くださった元日本代表選手の豪華ゲスト陣に、視聴者からの質問に答えていただくコーナー『まるっとアンサー』。今回は第9回です。

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◆今回の質問:「すごい」と感じる選手はどんなプレーをしますか?

【福澤達哉さん&狩野舞子さんの回答】

・福澤達哉さん:2008年に最年少で北京五輪に出場。ブラジルやフランスなど海外でも活躍
・狩野舞子さん:イタリアやトルコの2大海外リーグで活躍後、2012年ロンドン五輪で銅メダルを獲得

福澤さん:試合の流れが変わったり、大きな重圧がかかったりする場面でも「プレッシャーを感じているのか?」と思わせるほど、いい意味で淡々とプレーする選手は「すごいな」と思いますね。

例えば、かつてポーランド代表の主将でパナソニックパンサーズで一緒にプレーしていたミハウ・クビアク選手。彼は抑えどころを逃さない。勝ち方を知っているからなのでしょう。時にはスパイク決定率が30%ということもあるのですが、気づくと試合を決めるブロックをしていたりします。求められた場面で求められた仕事をするんですよ。

それが「うわ、すげえ」ではなく、「あいつならやるよな」と思わせてくれる。こういうタイプの選手は一握りかなという気がします。

狩野さん:私が思い出すのは、ロンドン五輪でも一緒だった江畑幸子さんですね。彼女は、相手が強くなれば強くなるほど、いつも以上に得点力が増すんです。相手が格下だと、ほんと集中していないんじゃないかと思うぐらいなんですが(笑)。どこにスイッチがあるのかと思いながら見ていました。

福澤さん:バレーは流れのスポーツでもあるので、江畑さんのような流れを生み出す選手には、自然と目が行きますね。試合によって活躍する選手も変わりますが、「すごい」と思った瞬間に、何がどうすごいのかに注目してみると、新たな発見があるかもしれません。

ちなみに、今のSVリーグにいる選手で、バレーを知らない人が見ても「すごい」と言ってくれそうなのは、フランスの司令塔でもあるアントワーヌ・ブリザール選手でしょう。サプライズをサプライズに見せず、当たり前のように意外性のあるプレーをします。

我々からすると「そんなところからそんなプレーができるの!?」と驚かされます。本人からすると普通に「ここが通るから」と判断しているだけで、変に狙って無理やりやったわけではないというすごさ。サーブでもブロックでもそうですから。

昔で言うと、ロンドン五輪で司令塔だった竹下佳江さんもそうですね。あの身長で、なんであんなにブロックの間を抜けるようなトスを上げられるのか、なんであんな厳しいボールを正確に上げられるのか、というプレーをします。当たり前のようにやってのけるんですよね。

狩野さん:そうですね。すごい選手ってみんなそういうところがありますね。

まるっとアンサー質問募集

【山本隆弘さん&大山加奈さんの回答】

・山本隆弘さん:2004年に日本人バレーボール選手として初のプロ契約。2008年北京五輪で活躍
・大山加奈さん:小中高全ての年代で全国制覇を経験。2004年アテネ五輪でも活躍

山本さん: 自分が思っているプレーと反したプレーをしてくる選手ですね。例えば、守っていた時に「ここには打ってこないだろう」と想定しているのに、ドカーンと打ってきた選手とか。こちらもエッとなります。他にも「このコースはないだろう」と思ったところに、体をひねって打ってきたりする選手ですね。

パリ五輪の司令塔だった関田 誠大選手、スパイカーなら髙橋 藍選手がそういった想定外のプレーをしますね。右で打つフリをして、左に返すようなプレーです。

大山さん:女子なら、和田 由紀子選手、佐藤 淑乃選手がそういったプレーをしますね。

山本さん:今のSVリーグで、誰よりも意外性があるプレーをするのは、やはりブリザール選手でしょう。「あっち向いてホイ」みたいなトスで、ちょっと異次元に思うほどです。

昔で言うと、1992年のバルセロナ五輪で司令塔だった松田明彦さんを思い出します。「好きなタイミングで入ってきて」って言われて、僕が適当に入ったのに、3本とも、ボールが止まって見えるような最高の位置に上がっていました。唯一無二の経験です。どれも、打てなかったらスパイカーの責任になるような絶妙なトスでした。

きっとブリザールもそんな感じなんじゃないかなと思います。チームメイトのスパイカーたちが「ブリに打たされてる」と言う理由も、そこにあるのだと思います。

大山さん:見事にピンポイントなんですよねえ。守る方は「そこにボールを出されちゃうと!」って焦るようなプレーです。スパイカーなら、誰しもそんな極上のトスで打ってみたいと思うはずです。

文/構成:松山ようこ

松山ようこ

松山 ようこ

翻訳者/ライター/インタビュアー。主にスポーツやエンタメ分野にて実績多数。野球はプロ野球からMLB、他にもマイナースポーツからオリンピック大会まで、国内外の競技場や大会での現地取材を数多く経験するスポーツ好き。アスリートはじめ、一般人から著名人まで幅広くインタビューし、日本語と英語ともに記事やコラムにする。訳書『ピッチングニンジャの投手論』『ベイダータイム』。 ※『ピッチングニンジャの投手論 PitchingNinja's analysis of Japanese MLB Aces』 ※『VADER TIME ベイダータイム: 皇帝戦士の真実

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