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バレーボール コラム 2026年2月27日

【大同生命SVリーグ】Q&Aコラム:試合中のサインにはどんな意味があるのですか?

まるっとアンサー by 松山 ようこ
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まるっとアンサー

大同生命SVリーグ情報番組『まるっとバレーボール』に出演くださった元日本代表選手の豪華ゲスト陣に、視聴者からの質問に答えていただくコーナー『まるっとアンサー。今回は第8回です。

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◆今回の質問:試合中に出しているサインにはどんな意味があるのですか?

【福澤達哉さん&狩野舞子さんの回答】

・福澤達哉さん:2008年に最年少で北京五輪に出場。ブラジルやフランスなど海外でも活躍
・狩野舞子さん:イタリアやトルコの2大海外リーグで活躍後、2012年ロンドン五輪で銅メダルを獲得

狩野さん:まず、スパイカーがどのトスを使うかというサインがあります。これはセッターが出す時もあれば、スパイカーが自分で出す時もあります。また、ブロックがどちらに跳ぶかというサインもあります。

福澤さん:自分たちがサーブレシーブ側、つまりサイドアウトの(相手サーブを受ける)場面なら、レフト、ライト、クイックなどの攻撃パターンのサインを、セッターが出して指示することが多いですね。

狩野さん:チームによってサインは全然違います。後ろから見られたり、呼び方で相手に覚えられたりするので、例えばサインを数字で呼んでいた場合、最初は「1」や「2」だったのが英語になり、最終的にはイタリア語やトルコ語になっていくということもありました。

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福澤さん:ブロックが跳ぶ位置のサインで言うと、例えば「1」のサインがストレートを締める、「2」のサインがクロスを止めに行く、そして「カンチャン」というちょうど中間の位置を示す「1.5」のようなサインがあります。

これらのサインは、だいたいのチームでサイドのブロッカーがサインを出すことが多いですね。そこで、ミドルブロッカーが、相手のクイックなどに合わせて決め打ちで跳ぶコミットブロックにするのか、または相手の動きを見てから跳ぶリードブロックにするのかなど、細かく決めています。

まれに、ミドルブロッカーが出すこともあります。例えば、お腹の前でバツ印を出す仕草を見たことがある人もいると思いますが、あれは「ボールを上げないで」といった意味です。

最も多くサインを出すのはセッターですが、監督もコートサイドからブロックのサインやサーブの狙いどころを示すサインなどをよく出しています。

ラリー中も、チャンスボールが上がるなど時間ができた場面では、セッターがボールから目を離して味方を見てサインを出している時がありますよ。逆にバタバタしている時は、スパイカーのコールを聞いて、セッターがどこにトスを上げるかを選ぶことが多いです。

狩野さん:プロはサインプレーが多いですし、ほぼ全員が何かしらのサインを出しているので、そういったところにも注目してみるのも面白いかなと思います。

【大山加奈さん&山本隆弘さんの回答】

・大山加奈さん:小中高全ての年代で全国制覇を経験。2004年アテネ五輪でも活躍
・山本隆弘さん:2004年に日本人バレーボール選手として初のプロ契約。08年北京五輪でチームを牽引

大山さん:サインは主にセッターが出しますが、スパイカーもブロッカーもリベロも出します。フェイクのサインはなく、すべて実際の指示として出している本物のサインです。


サインはチームによって異なりますが、バリエーション自体が大きく変わるというのはないんじゃないかなと思います。どの場面でどのポジションの選手がサインを出すかも、チームによって違うと思いますが。

山本さん:男子の場合、サーバーはジャンプサーブなどで後方から打つ人が多いので、ブロッカーが出したサインが遠くて見えません。そういった時に、リベロが中継して伝えることもあります。

攻撃について言うと、サーブレシーブ側なら「クイックA入ります」「レフト行きますよ」「時間差で入ります」「バックアタックはここに行きますよ」という攻撃パターンを、それぞれ選手たちが出したり、セッターが出したりします。

守備について言うと、ブロックのサインは15種類ほどあります。とはいえ、サイドでのコース対応は3つで、ストレートを締めるか、クロスを締めるか、カンチャンか。あとは、リードブロックか、コミットブロックか、クイックを捨てるのか、どっち側に2枚で行くか、どっち側に3枚で行くか、といった具合ですね。

大山さん:あと、ラリー中は声で指示することもあります。セッターがサインを出した上で、「バックアタックここに入って」と声をかけるような場面もあります。

そう考えると、試合中のサインに注目してみるのも面白いかもしれません。「今、こんなサインが出た!その時にこんな攻撃が入った!」なんて、新しい見方ができそうです。

文/構成:松山ようこ

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松山ようこ

松山 ようこ

翻訳者/ライター/インタビュアー。主にスポーツやエンタメ分野にて実績多数。野球はプロ野球からMLB、他にもマイナースポーツからオリンピック大会まで、国内外の競技場や大会での現地取材を数多く経験するスポーツ好き。アスリートはじめ、一般人から著名人まで幅広くインタビューし、日本語と英語ともに記事やコラムにする。訳書『ピッチングニンジャの投手論』『ベイダータイム』。 ※『ピッチングニンジャの投手論 PitchingNinja's analysis of Japanese MLB Aces』 ※『VADER TIME ベイダータイム: 皇帝戦士の真実

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