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バレーボール コラム 2026年1月30日

髙橋藍が「唯一しゃべることができない」相手とは?オールスターゲームで憧れの存在とチームメートに

SVリーグコラム by J SPORTS 編集部
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髙橋藍(サントリーサンバーズ大阪)

バレーボール『エムットpresentsSVリーグオールスターゲームズ2025-26神戸』の男子は、2月1日(日)に『GLIONARENAKOBE』(兵庫県神戸市)で開催される。

ファン投票とリーグ推薦で選出された選手28名と監督2名は豪華絢爛、まさにオールスターという顔ぶれが並んだ。その中には、今季からSVリーグで戦う世界トッププレーヤーの姿もある。

SVリーグ オールスターゲームズ 2025-26 神戸

その1人が日本製鉄堺ブレイザーズのオポジット、マシュー・アンダーソン。アメリカ代表のエースアタッカーとして長年活躍し、五輪では2度のメダル(2016年リオデジャネイロ、2024年パリ)を手にした実績を持つ。

現在38歳とキャリアは晩年に差し掛かっているとはいえ、まぎれもないビッグネームの来日にSVリーグの選手、ファンは湧いた。それはサントリーサンバーズ大阪髙橋 藍にとっても。

マシュー・アンダーソン(日本製鉄堺ブレイザーズ)

バレーボールを始めた小学生の頃、テレビで代表戦を見ているときにアナウンサーが連呼する「アンダーソン!!」という名前に当時の藍少年は心を奪われた。

「小さい頃から憧れていた存在ですし、若いときのアンダーソン選手をずっと見てきたので。こうして今、直接対戦できることは1人の選手として嬉しいことですし、試合で会えるのがとても楽しみです」

エムット presents SVリーグ オールスターゲームズ 2025-26 神戸

昨年10月、2025-26シーズンオープニングカンファレンスで、髙橋はそう心境を明かしている。もっとも対戦機会はこれまでにもあった。強豪の京都・東山高校を卒業後、日本代表入りを果たした髙橋は2021年にイタリアで開催されたネーションズリーグでアメリカ代表と対戦。

ネットを挟んで向こう側にアンダーソンがいることに嬉しさを覚えつつ、「こういう舞台に自分は立っているんだ、という自覚と責任を感じました」と帰国後に振り返った。ただ、コート外で接することができたかといえば、それは別の話だった。

「本当は話を聞いてみたかったのですが、なかなかできなかったです」

というのも、当時はコロナ禍にあり、ネーションズリーグも1つの会場で実施する「バブル方式」が採用されていた。「隔離」や「ソーシャルディスタンス(感染症対策としての社会的距離の確保)」という言葉が日常的だったあの頃、気軽に人と触れ合うことは難しかったというわけだ。

その後、髙橋自身は文字通り日本を代表するエースアタッカーへと成長し、日本体育大学を卒業後はサントリーへ入団。SVリーグの看板選手となり、2024-25シーズンはチームをリーグ優勝に導いている。果たして、2025-26シーズンに今度はアンダーソンが日本でプレーすることになったのだが、しかし髙橋の中で『ディスタンス』は縮まっていなかった。

「本当にもう、僕が唯一しゃべることができない選手ですから(笑)」

ネット際で競り合う髙橋藍

ついに、SVリーグで初めての対戦機会となったのが、昨年11月15日のレギュラーシーズン第4節。そこでは髙橋がアンダーソンのサーブをレシーブし、さらにはネット上でボールを競り合う場面も。試合後、どこか髙橋は嬉しそうにその時間を振り返った。

「今日もマッチアップする場面がありましたし、代表同士で戦っているとはいえ、あれほどのトップ選手が日本で見られるという素晴らしさを感じながら自分自身も戦っていました。あれだけ器用にプレーできて、高さもある。

まさに自分にとって理想の選手ですし、刺激を受けながら今日は対戦させていただきました。トッププレーヤーの1人であることは間違いないので、いっそう日本の方々にもその素晴らしさが伝わればいいなと思います」

ちなみに、だが…。

「アイコンタクト的なものはありましたけれど。やはり会話はできないので、僕自身(笑)」と髙橋。どうやら、まだまだ遠い存在のようである。

そんな関係性の2人だが、今回のオールスターゲームでは水町 泰杜ウルフドッグス名古屋)がキャプテンを務める「TEAM TAITO」でチームメートになっている。ここでこそ…!?髙橋はアンダーソンとの距離を縮め、言葉をかわすことはできるだろうか。

文/写真:坂口功将

大同生命SVリーグ 2025-26

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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