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バレーボール コラム 2026年1月29日

SVリーグ オールスターゲーム、アンケートの回答から予想する勝敗の行方:男子編

SVリーグコラム by J SPORTS 編集部
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アンケートの回答からオールスターの結果を予想する

「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」のオールスターゲーム『エムット presents SVリーグ オールスターゲームズ 2025-26 神戸 男子』が、2月1日(日)に兵庫県神戸市の『GLION ARENA KOBE』で開催される。

SVリーグ オールスターゲームズ 2025-26 神戸

これはどのスポーツ興行にも当てはまることだが、娯楽性が優先されるオールスターゲームのような祝祭的イベントで、ガチな勝敗予想を行うのは、ごく控えめに言っても無粋である。そんな行為を目にした日には、「小難しいこと言ってないで楽しめよ」と言いたくなるだろう。早い話が、野暮というやつだ。

しかし、である。すでに公式サイトなどで発表されている通り、3セットマッチで行われる今回のオールスターゲームは、男女とも第3セットは「“スター×本気”の真剣勝負!」と銘が打たれており、和気藹々とした雰囲気の中で、ふとしたことから一流のアスリートであれば誰もが有する闘争本能に火が灯らないとも限らない。

となると、第3セットに限定すれば、勝敗の行方を予想しても、それはそれで、お祭りの座興として許されるのではないかという考えも成り立つのではなかろうか。

というわけで、開幕前に実施した選手アンケートの回答を手がかりに、勝敗を占う上で大きな要素となる「ディターミネーション」と「コンビネーション」に焦点を当て、どちらのスター軍団がより勝利に近いかを読み解いてみよう。今回は2月1日(日)に試合が行われる男子編であるが、読者の皆さんにはゆるく読み流していただきたい。

ディターミネーションとは、勝敗を争うスポーツの文脈においては、「勝利を希求する強い意志」と言い換えられるだろう。

先に、「一流のアスリートであれば誰もが有する闘争本能」と述べたが、その度合いには個人差があるはずで、ここはアンケート項目の「自分の性格を一言で表すと?」に対する回答から、両チームのディターミネーションに関するポテンシャルを探ってみることとする。

TEAM TAITO

回答を一瞥して目に付くのは、水町 泰杜が率いる『TEAM TAITO』には「負けず嫌い」と答えた選手が3人(張 育陞髙橋 藍武田 大周)と比較的多く、アントワーヌ・ブリザールに至っては「競争心がある」と公言している点だ。

ポジションも、OP(オポジット/張)、OH(アウトサイドヒッター/髙橋)、S(セッター/ブリザール)、L(リベロ/武田)と、ほぼ満遍なく網羅しており、勝負にこだわりそうな人員がバランス良く揃っていることが分かる。

ならばMB(ミドルブロッカー)はどうかと確認すると、岩本 大吾が「マジメにテキトー関西人」、そして山内 晶大が「怠」と答えているのは気がかりではあるが、三好 佳介は「冷静」と答え、さらに傳田 亮太は「起伏がない」とベテランらしい涼しげな回答で、前者の2人より生じた懸念点を帳消しにしている。

TEAM KENTO

一方、宮浦 健人が率いる『TEAM KENTO』はどうかと言うと、「負けず嫌い」は関田 誠大ただ1人。「真面目」と答えたトリー・デファルコや、「変に真面目」と答えた市川 健太には、勝負事に対するこだわりという点で期待できそうだが、市川の「変に」という部分は、逆に裏目に出そうな気がしないでもない。

彼ら以外を見てみると、キャプテン自ら「マイペース」と答えた宮浦を筆頭に、同じく「マイペース」(小野寺 太志)、「おもしろい」(森 愛樹)、果ては「大雑把」(工藤 有史)と緩い字面が並んでおり、ややもすると、この辺はコート上の勝負とは関係ないところで盛り上げ役に走りそうな気配を漂わせている。

エムット presents SVリーグ オールスターゲームズ 2025-26 神戸

ただし、上記の通り、ディターミネーションという点では『TEAM TAITO』に軍配が上がるも、バレーボールで大きなウエイトを占めるコンビネーションにおいては、「趣味・マイブーム」の回答を見る限り、『TEAM KENTO』有利のデータが揃っているような気がする。

コンビネーションとは、言い換えれば「息の合ったプレー」ということになるが、チームに趣味の合う人間が多ければ多いほど、ロッカールームなどでの会話も盛り上がり、それが信頼関係へとつながり、コート上のコンビネーションプレーも醸成される(?)というものである。

それを念頭に「趣味・マイブーム」の回答に着目すると、『TEAM KENTO』には「サウナ」好きが3人(宮浦、西本 圭吾、森)揃っており、「洋服」(小野寺)、「古着」(関田)、「現在、ファンションブランドに取り組んでいます」(テイラー・エイブリル)の3人もファッション界隈の人々として息の合ったプレーを見せてくれそうだ。

一方、『TEAM TAITO』も「サウナ」好きは3名いるものの(水町、山内、岩本)、それ以外で3人以上が共有する趣味は皆無となっている。

以上から浮かび上がってきたのは、勝利に対するこだわりはどうやら『TEAM TAITO』の方が上のようだが、コンビネーションでは『TEAM KENTO』に、より期待が持てそうであり、それゆえ、どちらが勝つかは予測がつかないという事実である。

なんだか、これだと1周回ってスタート地点に帰ってきただけのような気もするが、「オールスターに出場する選手はサウナに行きがち」ということは判明したので、勝敗予想と方向性は異なるものの、この考察もささやかな前進は生み出したという点において、決して無駄にはならなかった模様である。

大同生命SVリーグ 2025-26

J SPORTS編集部

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