人気ランキング

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム一覧

バレーボール コラム 2026年1月9日

【大同生命SVリーグ】Q&Aコラム:緊張するのでリラックスする方法を教えて!

まるっとアンサー by 松山 ようこ
  • Line

Q&Aコラム『まるっとアンサー』

大同生命SVリーグ情報番組『まるっとバレーボール』に出演くださった元日本代表選手の豪華ゲスト陣に、視聴者からの質問に答えていただくコーナー。今回は第5回です。

◆今回の質問:試合前、緊張してなかなか寝つけません。良い睡眠がとれていないと、試合のパフォーマンスが落ちてしまうのではないかと不安になってしまいます。試合前のリラックス方法や緊張の対処法があれば、ぜひ教えてください。

J SPORTS オンデマンド番組情報

【山本隆弘さん&狩野舞子さんの回答】

・山本隆弘さん:2004年に日本人バレーボール選手として初のプロ契約。08年北京五輪でチームを牽引
・狩野舞子さん:イタリアやトルコの2大海外リーグで活躍後、2012年ロンドン五輪で銅メダルを獲得

山本さん: 試合前だと思うから眠れなくなるのかもしれないね。ただ、緊張にも種類があると思います。もし、その試合に向けて準備万端でやりきって、「いよいよだ」という時の緊張なら、すごく良いと思います。でも逆に、「本番で出来るからいいや」と練習を適当にしていて「どうかな、できるかな」という緊張だったら良くない。

狩野さん:そうですね。きっと「~~してしまうのではないかと不安になる」と仰ってるので、練習をちゃんとしてる人だと思うけれど、リラックス法も人それぞれ。世間で知られているリラックス法で良いので、自分に合うものを何か見つけられると良いと思います。

山本さん:睡眠時間も個人差があります。僕は現役時代、睡眠時間が2~3時間なんて日は珍しくなかった。試合が夜7時からだと、終わるのは10時ぐらい。それから帰ってご飯を食べるし、チームのトレーナーと個人のトレーナーに治療してもらうので、深夜2時とかになる。

その後、お風呂に入って3時ぐらいになって……。だから、4時間寝られたら良い方かな。特に僕は肩が悪かったから、ケアをしておかないと次の日に響く。もっと寝たかったけれど、睡眠よりケアに時間を割いていました。

狩野さん:山本さんは短い方と思いますが、確かに個人差はありますね。私も寝すぎると身体が重くなるので、睡眠時間は6時間ぐらいでした。

選手の中には、音楽を聴いてリラックスするという人は多いです。私は、あまり緊張しない方なのですが、気分を上げたい時や悩んでしまう時はいっぱい笑うようにしていました。

「おもろー」とか言いながらゲラゲラ笑うと、悩んでいたことも「何だったっけ?」って忘れてしまう。渡辺直美さんのYouTubeはオススメですよ(笑)。

まるっとアンサー質問募集

【大山加奈さん&福澤達哉さんの回答】

・大山加奈さん:小中高全ての年代で全国制覇を経験。2004年アテネ五輪でも活躍
・福澤達哉さん:2008年に最年少で北京五輪に出場。ブラジルやフランスなど海外でも活躍

大山さん:私も試合が怖くて、寝られなかった経験はあります。重要な試合で「負けたらどうしよう」が先行してしまったんです。でも、その後は緊張を味方にするマインドに変えました。

なぜなら、緊張は必要なこと。緊張感がないといいプレーはできないので、「私は今、緊張してる。だから良いプレーができるコンディションだ」って言い聞かせられます。そもそも、「勝ちたい」「いいパフォーマンスがしたい」と思うから緊張するので、その状態をポジティブに受け容れることにしました。

福澤さん:そうだね。なぜ今、自分が緊張しているのかを探って、「これだけ思いがあるから緊張している」とポジティブに変換するのは良い方法だと思います。

それでも寝つけないことはあると思います。でも、身体的なアプローチはたくさん方法がありますよね。寝る前、3時間前には食事を済ませるとか、お風呂にゆっくり浸かって血流をよくするとか、眠りに入りやすいコンディションに持っていくようにしましょう。

これも第4回で話したケガのケアと同様、自分がどういうタイプの人間かを知って向き合うことが重要です。精神的アプローチは特に、人それぞれだと思いますが、寝られないことを『課題』と捉えて、対処法が合えば、ルーティン化して落ち着いていくと思います。

僕の場合、東京五輪までの最後の5年間は、緊張を敢えて高めるルーティンがありました。コートに入る瞬間に大声を1回出して、スイッチを入れるんです。すでにベテランだったので、自分の中で悔いがないよう、「負けたらお前も終わりだぞ」と言い聞かせて、打ち勝っては「またもう一歩進めた」というのを繰り返していました。

大山さん:今こうして現役時代を振り返ると、「寝られないほど緊張する」というのは幸せなことと思います。そこまでの精神状態になれるものに出会えているという証拠だから。

ちなみに、すぐに緊張をほぐしたい時に、深呼吸は手軽で良いですよ。人は緊張すると呼吸が浅く、早くなっているので、意識してゆっくり大きく呼吸をするだけでも違ってくると思います。

文/構成:松山ようこ

松山ようこ

松山 ようこ

翻訳者/ライター/インタビュアー。主にスポーツやエンタメ分野にて実績多数。野球はプロ野球からMLB、他にもマイナースポーツからオリンピック大会まで、国内外の競技場や大会での現地取材を数多く経験するスポーツ好き。アスリートはじめ、一般人から著名人まで幅広くインタビューし、日本語と英語ともに記事やコラムにする。訳書『ピッチングニンジャの投手論』『ベイダータイム』。 ※『ピッチングニンジャの投手論 PitchingNinja's analysis of Japanese MLB Aces』 ※『VADER TIME ベイダータイム: 皇帝戦士の真実

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
バレーボールを応援しよう!

バレーボールの放送・配信ページへ