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バレーボール コラム 2025年12月30日

NECレッドロケッツ川崎、ヴィクトリーナ姫路との上位対決を制して首位キープ。SVリーグ 女子第10節の結果

SVリーグコラム by J SPORTS 編集部
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NECレッドロケッツ川崎が連勝で首位キープ

上位から中位にかけて見逃せない戦いの続く『大同生命SVリーグ 2025-26 女子』。皇后杯開催による中断を経て、2025年最後の週末、12月27日(土)~29日(月)に第10節の全7カードが行われた。

『ヴィクトリーナ・ウインク体育館』では、この週一番の注目カードでヴィクトリーナ姫路NECレッドロケッツ川崎が対戦。

大同生命SVリーグ 2025-26 女子

皇后杯準決勝のリターンマッチとなったGAME1では、その準決勝で敗れたホームの姫路が、野中 瑠衣カミーラ・ミンガルディを軸に試合の主導権を握り、第1セットをデュースに追いつかれながらも34-32で奪取する。

しかし、第2セット以降は細やかな修正を施したNEC川崎が自慢の攻撃力を遺憾無く発揮。要所でOPシルビア・チネロ・ヌワカロールのパイプ攻撃や、甲 萌香のクイックが決まったNEC川崎が第2セットから一気に3セットを連取して勝利し、惜敗した皇后杯決勝からのバウンスバックを果たした。

翌日のGAME2は、安定したサーブレシーブから着実にサイドアウトを重ねたNEC川崎が、序盤から優勢に試合を進め、最初の2セットを連取する。後がなくなった姫路は、第3セットからイ・ジェヨンをスタメン起用するとこれが奏功し、このセットを25-13で奪取する。

しかし、第4セットは攻撃力に勝るNEC川崎が、25-16と圧倒。結局、NEC川崎がセットカウント3-1で勝利し、難敵相手のアウェイゲームで連勝して首位を堅持した。

そのNEC川崎を決勝で撃破して皇后杯を制覇した大阪マーヴェラスは、敵地の『小松総合体育館』でPFUブルーキャッツ石川かほくと対戦。

GAME1は大阪MVが最初の2セットを落とす苦しい展開に。しかし、大阪MVは第3セットから大黒柱のリセ・ファンヘッケをスタメンに戻すと、これが決め手となり、続く3セットを連取。大阪MVがフルセットの大逆転勝利で、保有タイトル二冠の貫禄を見せた。

翌日のGAME2も前日に続き、PFUが最初の2セットを連取。いきなり勝利に王手をかける。対する大阪MVはキャプテンの田中 瑞稀をスタメン投入した第3セットを奪取するも、この日はホームチームの攻撃力が大阪MVの粘り強い守備を上回る形となり、PFUが第4セットを25-22で奪って勝利した。

PFUは相手の連勝を止めた第6節のNEC川崎戦と、第9節のSAGA久光スプリングス戦での勝利に続き、第10節は皇后杯王者を撃破と、またも曲者ぶりを見せつけた。

大同生命SVリーグ 2025-26 女子

皇后杯は不本意な結果に終わったSAGA久光スプリングスは、本拠地『SAGAアリーナ』で、なかなか勝ち星が伸びない岡山シーガルズと対戦。

GAME1は岡山が試合の主導権を握る展開となり、SAGA久光はセットカウント1-2と後がない状況で第4セットを迎える。しかし、ここからSAGA久光が高い集中力を発揮し、相手のミスを確実に得点に結びつける試合運びで続く2セットを連取。フルセットマッチを制したホームチームが観客を沸かせた。

すると、翌日のGAME2はSAGA久光がより隙のないバレーを展開するなか、ストレートで勝利。SAGA久光は16勝4敗の2位として新年を迎えることとなった。

唯一、日曜から月曜にかけて試合の行われた上尾市民体育館での埼玉上尾メディックスvs.群馬グリーンウイングスの隣県対決は、今季躍進著しい群馬がフルセットマッチとなったGAME1を、オリビア・ロジャンスキの圧倒的な攻撃力に物を言わす形で勝利。

群馬は勢いそのままに、翌日のGAME2でストレート勝利を飾り、13勝7敗と大きく勝ち越して年明け早々にホームで行われるAstemo戦に弾みをつけることに成功した。

大同生命SVリーグ 2025-26 女子

その他、勝率5割同士の対戦となったクインシーズ刈谷と、デンソーエアリービーズのマッチアップは、ホーム開催の刈谷が連勝で11勝9敗と勝ち星を伸ばした。

同じく勝率5割で年内最後の週末を迎えたKUROBEアクアフェアリーズは、ホームでアランマーレ山形に連勝し、こちらも11勝9敗と勝利を先行させることに成功した。

一方、共に今季は大きく負け越す苦しいシーズンとなっている、Astemoリヴァーレ茨城東レアローズ滋賀の対戦は、ホームのAstemoが連勝し、下位脱出の糸口を掴んでの年越しとなった。

大同生命SVリーグ 2025-26

◆順位表 ※第10節終了時点

1位 NEC川崎:18勝2敗
2位 SAGA久光:16勝4敗
3位 姫路:14勝6敗
4位 大阪MV:13勝7敗
5位 群馬:13勝7敗
6位 PFU:11勝9敗
7位 刈谷:11勝9敗
8位 KUROBE:11勝9敗

9位 デンソー:9勝11敗
10位 埼玉上尾:8勝10敗
11位 Astemo:7勝11敗
12位 岡山:3勝17敗
13位 東レ滋賀:3勝17敗
14位 A山形:1勝19敗

J SPORTS編集部

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