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バレーボール コラム 2025年12月25日

SVリーグ再開、3位のヴィクトリーナ姫路は首位のNECレッドロケッツ川崎を迎え撃つ。女子第10節のみどころ

SVリーグコラム by J SPORTS 編集部
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ヴィクトリーナ姫路 vs. NECレッドロケッツ川崎

『大同生命SVリーグ 2025-26 女子』は、皇后杯開催による2週間の中断を経て、この週末からいよいよリーグ戦が再開。12月27日(土)から29日(月)にかけて、第10節の全7カードが開催される。

目下リーグ戦で3位につけるヴィクトリーナ姫路が、本拠地『ヴィクトリーナ・ウインク体育館』に、首位のNECレッドロケッツ川崎を迎えるマッチアップは、第10節屈指の好カードとなる。

大同生命SVリーグ 2025-26 女子

皇后杯は決勝で敗れたNEC川崎、その決勝の最終セットで14-11のチャンピオンシップポイントを迎えながら、大阪マーヴェラスに逆転負けを喫するという、これ以上ない苦杯を嘗めているだけに、その悔しさをリーグでの戦いにどう転化できるかがみどころとなる。

一方、姫路は皇后杯準決勝でそのNEC川崎に敗れており、こちらは早くもリベンジの機会を得ることになる。このカードの2試合の結果如何では、首位が入れ替わる可能性があるだけに、ともにバウンスバックを期して臨む首位攻防戦は、熱戦必至と言えそうだ。

皇后杯を制覇した大阪マーヴェラスは、敵地の『小松総合体育館』でPFUブルーキャッツ石川かほくと対戦する。

大同生命SVリーグ 2025-26 女子

皇后杯決勝でNEC川崎との4セットがデュースに及ぶ、フルセットの激闘を制した大阪MVは、この戴冠の勢いを、現在4位につけるリーグ戦での挽回の起爆剤としたいところ。

一方、PFUは皇后杯では準々決勝で敗退しており、第10節は2週間ぶりの実戦となるが、その中断期間を活かし、どのような大阪MV対策を練ってくるかは、非常に興味深いところ。

今季、PFUは第6節で開幕から負けなしだったNEC川崎を撃破したほか、前節はリーグ戦13連勝中だったSAGA久光から白星を挙げるなど、上位キラーとして存在感を放っている。

この第10節でも皇后杯女王を相手に、何か起こしそうな雰囲気を漂わせている。ちなみに、昨季SVリーグを制覇した大阪MVはレギュラーシーズンで6位以下のチームに対し、26戦で1敗しか喫していないが、その唯一の黒星をつけたのはPFUである。

リーグ2位で第10節を迎えるSAGA久光スプリングスは、本拠地『SAGAアリーナ』で、12位の岡山シーガルズと対戦する。

前節、遂にリーグでの連勝が止まったSAGA久光。皇后杯では準々決勝で姫路にストレート負けを喫するなど、一時期の勢いにはブレーキがかかりつつあるだけに、下位チーム相手となる今節は、しっかりと勝利を積み重ね、勢い回復の起点としたいところ。

対する岡山は、アタック決定率の高い相手に対し、ブロックディフェンスのチームスタッツはリーグ最下位と、ネット際の攻防では劣勢を強いられる可能性が高いだけに、粘り強いフロアディフェンスから勝機を見出したいところだ。

今季のSVリーグ女子は、現時点で勝率5割以上が10チームと、コンペティティブな展開となっているが、上記以外でも第10節ではともに9勝9敗でリーグ中位につけるクインシーズ刈谷デンソーエアリービーズが、鹿児島の『西原商会アリーナ』(刈谷のホームゲーム)で激突する。

大同生命SVリーグ 2025-26 女子

そのほかにも8勝8敗の10位と、リーグ戦中盤での巻き返しを狙う埼玉上尾メディックスが、ホームの『上尾市民体育館』に、リーグ屈指の攻撃力で目覚ましい躍進を見せている目下5位の群馬グリーンウイングスを迎える注目の好カードが組まれており、年の瀬は多くの激闘が期待できそうな状況となっている。

勝率5割というと、KUROBEアクアフェアリーズも9勝9敗の9位ながら、こちらはリーグ戦直近10試合で2勝8敗と、このところは負けが込んでいるだけに(皇后杯も3回戦敗退)、目下最下位に沈むアランマーレ山形と対戦する今節は再浮上へ向け正念場となる。

昨季レギュラーシーズン8位でポストシーズン進出を果たしながらも、今季は5勝11敗と苦戦しているAstemoリヴァーレ茨城は、ホームの『日立市池の川さくらアリーナ』で、こちらも昨季ポストシーズン進出を果たしながら、今季は3勝15敗と低迷している東レアローズ滋賀と対戦する。

大同生命SVリーグ 2025-26

◆12月29日(月)

・午後1:05 埼玉上尾メディックス vs. 群馬グリーンウイングス

◆順位表 ※第9節終了時点

1位 NEC川崎:16勝2敗
2位 SAGA久光:14勝4敗
3位 姫路:14勝4敗
4位 大阪MV:12勝6敗
5位 群馬:11勝7敗
6位 PFU:10勝8敗
7位 刈谷:9勝9敗
8位 デンソー:9勝9敗

9位 KUROBE:9勝9敗
10位 埼玉上尾:8勝8敗
11位 Astemo:5勝11敗
12位 岡山:3勝15敗
13位 東レ滋賀:3勝15敗
14位 A山形:1勝17敗

J SPORTS編集部

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