【ハイライト動画あり】ウルフドッグス名古屋、連勝で3位をキープ。1敗の2チームを追撃。SVリーグ 男子第4節の結果

ウルフドッグス名古屋が連勝

昨季レギュラーシーズン同様、今季も大阪の2チームが首位争いを繰り広げる構図となっている『大同生命SVリーグ 2025-26 男子』。全5カードが行われた第4節でも、上位2チームが連勝を飾り、この構図を維持した。

第4節で唯一の平日開催となった『TOYOTA ARENA TOKYO』での東京グレートベアーズvs.ウルフドッグス名古屋は、2試合を通じてビジターチームのオフェンス力が、ホームチームのブロック力を上回る展開になった。

GAME1はアタック決定率58.1％と、精度の高い攻撃を見せたWD名古屋が、25-22、25-15、25-23と開始から3セットを連取し勝利。GAME2は序盤から一進一退の攻防が繰り広げられるも、第1セットを先取したWD名古屋が、デュースにもつれ込む接戦となった第2セットを30-28で奪うと、これが決定打となり、第3セットもビジターチームが25-18で奪取。

終わってみれば、WD名古屋が2試合連続のストレート勝利で5勝3敗とし、大阪勢2強の追走態勢をキープした。

首位で第4節を迎えた大阪ブルテオンは敵地の『岡崎中央総合公園総合体育館』にて、昨季のセミファイナルで敗れたジェイテクトSTINGS愛知と対戦。GAME1は大阪Ｂが第1セットを25-14であっさりと奪って先手を握る展開に。

これに対し、STINGS愛知は第2セットからエースのトリー・デファルコを投入し、形勢逆転を図ると、第2セットこそデュースの末に落とすも、第3セットを25-22で奪うことに成功する。しかし、第3セットは要所で勝負強さを見せた大阪Ｂが25-22で奪取し、セットカウント3-1で勝利を収めた。

翌日のGAME2は、序盤から白熱の攻防が繰り広げられる展開となり、第1セットを大阪Ｂが26-24で先取すると、第2セットはSTINGS愛知が25-23で奪って応戦。その後、第3セットはデュースにもつれ込む接戦を大阪Ｂが制するも、後がなくなったSTINGS愛知は第4セットを25-21で奪取し、第5セットを強いる。

流れ的にホームチームに分があるかと思われた最終セットは、大阪Ｂが開始から連続ポイントでリードする展開に持ち込むと、そのまま主導権を相手に渡すことなく、15-9で奪取。フルセットの熱戦を制した大阪Ｂが7勝1敗として首位を堅持した。

ゲーム差なしで大阪Ｂと並走するサントリーサンバーズ大阪は、ホームの『おおきにアリーナ舞洲』にて、日本製鉄堺ブレイザーズと対戦。GAME1は高い攻撃力を存分に発揮したサントリーによる一方的な展開となり、合計得点で75-53と相手を圧倒する内容で昨季王者がストレート勝利を挙げた。

しかし、翌日のGAME2では、前日から修正を施した日鉄堺BZが第1セットを25-22で先取する絶好のスタートを切ると、第2セットも序盤から中盤にかけて僅差ながらリードする展開に持ち込む。

それでもサントリーはセット終盤の連続得点により、25-22で第2セットを奪取すると、勢いそのままに続く2セットも奪取。結局、セットカウント3-1で勝利を収めたサントリーが、7勝1敗と星を伸ばし、ゲーム差なしの2位を維持した。

前節に続いてホーム開催となった広島サンダーズは、『広島サンプラザホール』にて、ヴォレアス北海道と対戦。

上位進出を狙う広島THは、GAME1で相手に付け入る隙を見せないストレート勝利を飾ると、GAME2も序盤の2セットを大差で奪取する強さを発揮。対するヴォレアスは第3セットをデュースに持ち込む意地は見せるも、結局、広島THがこのセットを27-25で奪い取り、2試合連続のストレート勝利で5勝3敗として4位に浮上した。

安曇野市の『ANCアリーナ』で対戦したVC長野トライデンツと
東レアローズ静岡は、互いに1勝を分け合う結果となっている。

【SVリーグ 男子第4節 試合結果】

◆11月13日（木）

●東京グレートベアーズ　0-3　ウルフドッグス名古屋◯

◆11月14日（金）

●東京グレートベアーズ　0-3　ウルフドッグス名古屋◯

◆11月15日（土）

◯VC長野トライデンツ　3-0　東レアローズ静岡●
●ジェイテクトSTINGS愛知　1-3　大阪ブルテオン◯
◯広島サンダーズ　3-0　ヴォレアス北海道●
◯サントリーサンバーズ大阪　3-0　日本製鉄堺ブレイザーズ●

◆11月16日（日）

●VC長野トライデンツ　2-3　東レアローズ静岡◯
◯広島サンダーズ　3-0　ヴォレアス北海道●
●ジェイテクトSTINGS愛知　2-3　大阪ブルテオン◯
◯サントリーサンバーズ大阪　3-1　日本製鉄堺ブレイザーズ●

◆SVリーグ 男子順位表　※第4節終了時点

1位　大阪Ｂ：7勝1敗
2位　サントリー：7勝1敗
3位　WD名古屋：5勝3敗
4位　広島TH：5勝3敗
5位　STINGS愛知：4勝4敗
6位　VC長野：3勝5敗

7位　東京GB：3勝5敗
8位　東レ静岡：2勝6敗
9位　日鉄堺BZ：2勝6敗
10位 ヴォレアス：2勝6敗