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バレーボール コラム 2025年10月8日

【SVリーグ 女子開幕まであと2日!】いきなりの注目カードでスタート、開幕節のみどころ

SVリーグコラム by J SPORTS 編集部
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SVリーグ女子の14チーム

風に乗る金木犀の香りが本格的な秋の訪れを告げるなか、リーグ創設2年目を迎える『大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)』女子の2025-26シーズンが幕を開ける。

リーグ初年度を制した大阪マーヴェラスの戴冠から約5ヶ月、10月10日(金)に行われる2試合を皮切りに、開幕節の全7カードが開催される今週末は、各チームがこのオフシーズンに励んだ取り組みの一端が明らかになる。

大同生命SVリーグ 2025-26

そんな第1節は、2カードが組まれた初日に、早くもディフェンディングチャンピオンの大阪MVが、ホームの『おおきにアリーナ舞洲』に昨季の皇后杯チャンピオンのヴィクトリーナ姫路を迎えるというビッグマッチが行われる。

連覇へ向け好発進を切りたい大阪MVは、昨季に引き続きキャプテンとしてチームをまとめる田中瑞稀を筆頭に、攻守の要である昨季レギュラーシーズンMVPの林琴奈、昨季チーム得点王のリセ・ファンヘッケ、今後さらなる飛躍が期待される宮部愛芽世大山遼といった若手選手など、中核を担う顔ぶれは変わっておらず、チームとしての成熟度は断然アップしていると見るべきだろう。

ここに、大型ミドルブロッカーのサマンサ・フランシス、そして多彩な攻撃を繰り出すオポジットのアライザ・ジェイ・ソロモンといった新戦力がどう融合するかは、とても興味深いポイントだ。

開幕戦で戦う大阪MVと姫路

対する姫路は、昨季レギュラーシーズンの6位という成績を大きく上回るべく、このオフシーズンは積極的な補強に乗り出し、今後の日本代表を牽引すべきアウトサイドヒッターの野中瑠衣、鉄壁の守備を誇るリベロの福留慧美、さらには韓国代表の中心選手であるイ・ジェヨンを獲得するなど、チームのスケールアップに成功した。

開幕節からディフェンディングチャンピオンを相手に、どの程度高い連携を見せられるかは不透明だが、姫路にとっては今後の戦いへ向け、敵地でのマーヴェラスとの2試合は格好の試金石となるだろう。

大同生命SVリーグ 2025-26

注目度という意味で、この前年女王対決に勝るとも劣らないのが、『東急ドレッセとどろきアリーナ』にて開催されるNECレッドロケッツ川崎と、SAGA久光スプリングスの一戦だ。

昨季ファイナルで1セットも取れずに連敗した雪辱を果たすべく、NEC川崎はタイトル奪還へ向け、このオフシーズンに昨季SVリーグ得点王のシルビア・チネロ・ヌワカロールを獲得。

日本代表ミドルブロッカーのキャプテン山田二千華、そして昨季日本人最多得点をマークするなど、一躍ブレークスルーを果たした佐藤淑乃らが形成する攻撃的なバレーボールのパワーアップは必至な状況となっている。

NEC川崎はSAGA久光と対戦

一方、昨季レギュラーシーズンで3位に入ったSAGA久光は、9年ぶりに復帰した中田久美ヘッドコーチ率いる新体制で王座を虎視眈々と狙っている。

こちらはこのオフシーズンに欧州からセッターの籾井あきを獲得。圧倒的な攻撃力を誇るステファニー・サムディや、ゴーグルのミドルブロッカー荒木彩花といったチームの中核を担う戦力は健在であり、籾井の多彩なトスワークが上手くはまれば、手のつけられない存在として、リーグを席巻する可能性を秘めているといっても過言ではないだろう。

大同生命SVリーグ 2025-26

この他にも、昨季マーヴェラスで優勝に貢献したミドルブロッカーの蓑輪幸を獲得した昨季レギュラーシーズン4位のデンソーエアリービーズが、ホームの『宝来屋 ボンズアリーナ』に昨季7位でチャンピオンシップ出場を果たした東レアローズ滋賀を迎えるカード。

新たにオクム大庭 冬美ハウィをチームに加えた埼玉上尾メディックスのホームゲームなど、第1節は各チームの新戦力に注目すると、より一層観戦が楽しめるだろう。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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