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佐藤淑乃(NECレッドロケッツ川崎)
◆佐藤淑乃
NECレッドロケッツ川崎所属のアウトサイドヒッター。身長178cm、最高到達点305cm。千葉県出身で、敬愛学園高校から筑波大学を経て、NEC川崎入り。
2024-25シーズンのSVリーグでは公式戦の全51試合に出場。総得点ランキング3位(日本人選手では1位)に入るなど、高い攻撃力を示し、最優秀新人賞、レギュラーシーズンベスト6を受賞。
先日の世界選手権でも日本代表メンバーとして戦い、国際舞台での経験を積んでいる。
大同生命SVリーグ 2025-26
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女子 第1節 NECレッドロケッツ川崎 vs. SAGA久光スプリングス
10月11日(土)午後1:30 J SPORTSオンデマンドでLIVE配信
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女子 第1節 NECレッドロケッツ川崎 vs. SAGA久光スプリングス
10月12日(日)午後0:55 J SPORTSオンデマンドでLIVE配信
―― SVリーグの開幕が近づきましたが、今の心境を教えてください。
長いシーズンになるので、リーグ中にコンディションを崩さず戦っていきたいのと、去年すごく悔しいファイナルでしたので、必ず優勝してリーグを終えたいと思います。
―― 昨年、長いリーグを経験してわかったことはありますか?
1年目で、いろんなことが全部初めての経験でした。リカバリーの仕方とか、去年の経験を活かしてして、今年はやっていきたいと思います。
―― 去年のファイナルはどんな思いがありますか?
シーズンで大きく波を作らない、常に高いフォーマンスを出し続けることを意識してやっていましたが、ファイナルの大阪マーヴェラス戦では、ブロックの高さと、抜けてもディフェンスが良くて、相手のいい流れに自分たちがどんどん巻き込まれてしまったという印象があるので、ファイナルが一番力を出せずに終わってしまった試合です。
―― ファイナルは攻撃が抑え込まれ、サーブでも揺さぶられました。
高い選手が2枚ブロックする状態が、すごくストレスがかかっていました。どうやってそこを避けて打っていくかを考えて、切り込みしたり、助走を長めにしたりとか、いろいろやりました。特にハイセットボールをシャットされるシーンが多くて、それの決め方が、まだわかってなかったです。
でも今回、世界選手権でそういう相手に対しての決め方を学べたので、今シーズンは高い相手でも避けるのではなく、敢えて高い相手のところから攻める、その方が相手がどうしようもできないと思うので、そこから展開したいと思います。
―― 代表で学んだことで、SVリーグで心がけたいものはありますか?
相手を見て自由に動くのが代表のやり方で、ディフェンスでは、スパイカーをしっかりと見れるようになったので、そこを活かしていきたいです。オフェンスでは身長の高い選手からも、しっかり点数を取っていけるようにしたいと思っています。
J SPORTS オンデマンド番組情報
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2025-26 大同生命SVリーグ オープニングカンファレンス
J SPORTSオンデマンドで見逃し配信中
―― 中学生や高校生にスパイク技術を向上させるアドバイスを1つするとしたら、何を大事にしたらいいと言いますか?
中学、特に高校ではハイセットボール、高いボールを打つ練習した方がいいと思います。自分が高校の時にずっと高いトスを練習していて、今、それがすごく役立っています。
特にレフトはハイセットが多く上がってくるポジションで、それを決め切れないといけないので、決め切る練習、そのボールに対して、どう打ったら力が加わるかとか、高校生ぐらいからやってれば、身体に染みついてくると思うので大事だと思います。
―― SVリーグの2年目を迎えますが、チームでの役割を教えてください。
プレー以外でも、チームを引っ張っていける存在にならないといけないと思っています。全日本で世界を相手にして学んだこともたくさんあったので、それをチームに還元しながら、自分のプレーも向上するようにしたい。去年は自分のプレーにフォーカスしてましたが、今年はチームを意識してやっていきたいと思います。
―― 具体的に言うとどのあたりですか?
去年よりもさらに大事な場面で、点数をしっかり取り切る部分。特にハイセットシチュエーションや、ロングラリーの中での点数を取り切るという役割が大事になってくると思うので、そこをしっかりとやり切りたいと思います。
―― 開幕戦で対戦するSAGA久光さんはどんな印象ですか?
毎回、ブロックの能力がすごく高いと思うので、特にミドルブロッカーとか、他のチームの選手に比べて速いので避けていかずに、どんどんトライしていきたいと思います。
―― 初戦は何を大切にしたいですか?
まずはチームの雰囲気とか、全員が絶対勝ちたいという、そういう気持ちで臨む。あとは去年の久光さんとの試合では、昨季のセミファイナル最終戦のような感じで、自分たちの勢いが止まらない、相手が何も手につけられないような状態を作って、自分たちのオフェンスで相手を圧倒していきたいと思います。
―― 改めて開幕戦の意気込みと、今シーズン全体の目標を教えてください。
開幕戦は自分たちが楽しくバレーボールをして、しっかり勝つこと。リーグを通しては、去年悔しい思いをしているので、しっかり勝ち切って、最後に笑顔で終わりたいと思います。
J SPORTS 編集部
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