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バレーボール コラム 2025年5月7日

サントリーサンバーズ大阪が初代王者。驚異的な粘りでジェイテクトSTING愛知に連勝。SVリーグ 男子ファイナル

SVリーグコラム by J SPORTS 編集部
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初代王者に輝いたサントリーサンバーズ大阪

レギュラーシーズン終盤からチャンピオンシップにかけて最も勢いに乗っていたチーム同士の対戦となった「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」男子のチャンピオンシップファイナルは、圧巻の勝負強さを発揮したサントリーサンバーズ大阪が、ジェイテクトSTINGS愛知を2連勝で退け、SVリーグ初代王者に輝いた。

『有明アリーナ』を舞台に行われた第1戦では、セミファイナルでレギュラーシーズン優勝の大阪ブルテオンを、2連勝のスイープで撃破したSTINGS愛知が序盤から好調ぶりを見せる。

トリー デファルコ宮浦健人の2枚看板に加え、リカルド ルカレッリも高い攻撃力でチームを勢いづかせるなか、第1セットを25-21で先取すると、怒涛の攻撃で第2セットも25-21で連取し、ファイナル先勝に王手をかける。

しかし、後がなくなったサントリーがここから炎の逆襲に転じる。サントリーは第3セット序盤にリードを奪われる苦しい展開となるも、このセットからスタメン起用されたデ アルマス アラインの好サーブやドミトリー ムセルスキーのブロックなどで同点に追いつく。

サントリーはこの後、逆転に成功すると、最後はセットポイントで大宅真樹のサーブから得点を奪い、26-24でようやく1セットを取り返すことに成功する。

続く、第4セットもサントリーは後手に回る展開となり、ムセルスキーのブロックなどで追いすがりながらも、相手にマッチポイントを握られるピンチを迎える。しかし、サントリーはアラインのサーブで同点に追いつき、またもデュースに持ち込むと、最終的に32-30でこのセットを奪い、勝負の行方を第5セットへ持ち込む。

一進一退の攻防が繰り広げられた運命の第5セットも、互いに一歩も引かないままデュースへともつれ込むと、最後はここでもムセルスキーがブロックでSTINGS愛知の前に立ち塞がり、サントリー26-24で最終セットを取って大逆転勝利でファイナル制覇に王手をかけた。

1日の休みを置き、舞台を千葉県船橋市の『LaLa arena TOKYO-BAY』に移して行われた第2戦も、引き続き序盤は激闘に。両チームによるアタックの応酬となるなか、STINGS愛知はルカレッリが、サントリーは高橋藍(高ははしご高)とムセルスキーが高い決定率でチームの攻撃を牽引する。

結局、第1セットはデュースの末、サントリーが29-27で奪って先手を取ることに成功する。結果的にこの勝負は第1戦の第3セットまで遡り、4セット連続してデュースへもつれ込む接戦となったが、サントリーはその全てのセットを奪取する驚異的な勝負強さを発揮した

第2戦は、この第1セットが明暗を分ける結果となり、これで主導権を握ったサントリーは、第2セットを25-16と大差で奪取すると、その後も攻撃の手を緩めることなく、高橋藍とムセルスキーにボールを集めて得点を重ね、第3セットも25-22で一気に連取し、ストレートの快勝で新リーグの初年度を制覇した。

J SPORTS編集部

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