人気ランキング
コラム一覧
ウルフドッグス名古屋とジェイテクトSTINGS愛知。愛知の2チームが勝ち抜け。SVリーグ男子 クォーターファイナル
SVリーグコラム by J SPORTS 編集部セミファイナルへコマを進めたジェイテクトSTINGS愛知
「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」男子は初年度のチャンピオンシップが遂に開幕し、4月18日から19日にかけてクォーターファイナルの2カードが開催された。
いずれのカードも、本拠地で戦った上位シードチームが2連勝で勝ち抜けたため、4月25日から始まるセミファイナルは、両カードともに大阪勢vs.愛知勢という構図になった。
記念すべきチャンピオンシップ最初の試合で激突したのは、レギュラーシーズン4位のジェイテクトSTINGS愛知と、同5位の東京グレートベアーズ。
第1セットを25-16で先取する幸先良いスタートを切ると、一進一退の攻防が繰り広げられ、デュースにもつれ込んだ第2セットも31-29で奪取し、試合の主導権を握る。
一方、後がなくなった東京GBは、第3セット中盤に大竹壱青のサービスエースを起点に6連続得点を挙げて優位に立つと、そのままリードを保ち、このセットを25-16で奪って一矢報いる。
しかし、ホームの大声援に後押しされたSTINGS愛知は、第4セットに入って勢いを取り戻し、セット中盤の勝負どころで宮浦がスパイクを決め、チームに流れをもたらすと、最後はデファルコがスパイクを決め、25-23でこのセットを競り勝ち、セットカウント3-1で第1戦に勝利した。
翌日の第2戦では、負ければシーズン終了となる東京GBが第1セット終盤でリードされながらも驚異的な粘りを見せ、マチェイ ムザイにボールを集め、デュースに持ち込むと、最後は深津旭弘がサービスエースを決め、28-26でこのセットを先取する。
しかし、これでスイッチの入ったSTINGS愛知は、前日に攻撃を牽引したデファルコと宮浦に加え、リカルド ルカレッリも高い決定率で得点源となり、第2セットを25-18で奪取すると、第3セットも25-22で奪い、勝ち抜けへ王手をかける。
第4セットもホームチームの勢いは止まらず、ルカレッリのサービスエースなどでリードを築くと、そのまま逃げ切り、25-21でこのセットを奪取。2連勝のスイープで、大阪ブルテオンの待つセミファイナルへ弾みをつけた。
レギュラーシーズン3位のウルフドッグス名古屋は、ホームの『エントリオ』で6位の広島サンダーズと対戦。
WD名古屋はこの試合でも、レギュラーシーズン得点王のニミル アブデルアジズが圧倒的な攻撃力を見せ、コンスタントに得点を挙げると、山崎彰都もブロックとアタックの攻守でチームに貢献。
ホームチームは第1セットを25-17で先取すると、デュースまでもつれ込んだ第2セットも31-29で奪取する。
第3セットは新井雄大と、三輪大将が勝負どころでチームにポイントをもたらした広島THが奪うも、試合の流れを変えるには至らず、第4セットはWD名古屋が25-16と大差で奪取し、ホームチームが先勝に成功した。
すると、翌日の第2戦はクォーターファイナル突破に王手をかけたWD名古屋が、自慢の攻撃力に加え、試合を通じて安定したレシーブを見せたことで一方的な展開に。
25-18で第1セットを先取したWD名古屋は、その後も相手を寄せ付けることなく、セットカウント3-0のストレート勝利でセミファイナル進出に花を添えた。WD名古屋はそのセミファイナルでは、敵地にてサントリーサンバーズ大阪と対戦する。
【チャンピオンシップ クォーターファイナル】
◆4月18日(金)
◯ジェイテクトSTINGS愛知 3-1 東京グレートベアーズ●
◯ウルフドッグス名古屋 3-1 広島サンダーズ●
◆4月19日(土)
◯ウルフドッグス名古屋 3-0 広島サンダーズ●
◯ジェイテクトSTINGS愛知 3-1 東京グレートベアーズ●
【チャンピオンシップ セミファイナル】
◆4月25日(金)
・午後1:05 大阪ブルテオン vs. ジェイテクトSTINGS愛知
・午後6:05 サントリーサンバーズ大阪 vs. ウルフドッグス名古屋
◆4月26日(土)
・午後1:05 大阪ブルテオン vs. ジェイテクトSTINGS愛知
・午後6:05 サントリーサンバーズ大阪 vs. ウルフドッグス名古屋
◆4月27日(日)
・午後1:05 大阪ブルテオン vs. ジェイテクトSTINGS愛知
・午後6:05 サントリーサンバーズ大阪 vs. ウルフドッグス名古屋
※いずれかのチームが連勝した場合、第3戦は行われない。
J SPORTS 編集部
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
J SPORTSで
バレーボールを応援しよう!
