3チームに優勝の可能性、最終週までもつれたレギュラーシーズン優勝。SVリーグ男子 最終週のみどころ

大阪ブルテオン vs. 東レアローズ静岡

既にレギュラーシーズン第22節を終えた「大同生命SV.LEAGUE（SVリーグ）」男子は、4月12日（土）と13日（日）に第3・6・7節の未消化分の3カードが行われる。

◆4月12日（土）

・午後1:35　ヴォレアス北海道 vs. 日本製鉄堺ブレイザーズ
・午後2:05　大阪ブルテオン vs. 東レアローズ静岡
・午後2:05　VC長野トライデンツ vs. サントリーサンバーズ大阪

◆4月13日（日）

・午後1:05　VC長野トライデンツ vs. サントリーサンバーズ大阪
・午後1:35　ヴォレアス北海道 vs. 日本製鉄堺ブレイザーズ
・午後2:05　大阪ブルテオン vs. 東レアローズ静岡

4位以下の順位は確定しているものの、チャンピオンシップでシードされる上位2チームを含む、3位までの順位が確定していない状況で、最終週を迎えることとなった。

◆順位表　※第22節終了時点（未消化試合あり）

1位　大阪Ｂ　35勝7敗
2位　サントリー　34勝8敗
3位　WD名古屋　35勝9敗
4位　STINGS愛知　26勝18敗
5位　東京GB　23勝21敗
6位　広島TH　18勝26敗

7位　日鉄堺BZ　15勝27敗
8位　東レ静岡　12勝30敗
9位　VC長野　10勝32敗
10位 ヴォレアス　6勝36敗

※6位までがチャンピオンシップ進出

1ゲーム差の首位で最終週を迎える大阪ブルテオンが、最もレギュラーシーズン優勝に近い位置につけており、ホームで東レアローズ静岡に連勝した場合、他会場の結果に関係なく大阪Ｂのレギュラーシーズン優勝が決まる。

しかし、大阪Ｂが東レ静岡に対して1勝1敗とし、アウェイでVC長野と対戦するサントリーサンバーズ大阪が2連勝を飾った場合、ポイント差、セット率、当該チームの対戦成績を鑑みると、サントリーが逆転優勝を果たす可能性がある。また、その場合には暫定3位でレギュレーシーズンを終えたウルフドッグス名古屋の3位が確定する。

サントリーが『ANCアリーナ』での2試合を1勝1敗とした場合、大阪Ｂはホームで1勝を挙げればレギュラーシーズン優勝が確定するも、連敗した場合はWD名古屋を含む3チームが勝率（35勝）で並ぶことになるため、獲得ポイントやセット率次第となる。

ちなみに、ポイントではWD名古屋が104ポイントでトップにつけており、大阪Ｂは最終週に連敗した場合、最大でも103ポイントに留まるため、WD名古屋よりも順位が下となる。

◆順位決定方法

1. 勝率
2. 獲得ポイント総数
3. セット率
4. 得失点率
5. チーム間の対戦成績
6. 抽選

◆上位陣の順位

1位　大阪Ｂ　35勝7敗（101ポイント）※残り2試合
2位　サントリー　34勝8敗（101ポイント）※残り2試合
3位　WD名古屋　35勝9敗（104ポイント）※全日程終了

※ポイントは下記の通り
・3ポイント：セット数「3-0」もしくは「3-1」で勝利
・2ポイント：セット数「3-2」で勝利
・1ポイント：セット数「2-3」で敗戦
・0ポイント：セット数「0-3」もしくは「1-3」で敗戦

ちなみに、今季レギュラーシーズンの成績を振り返ると、サントリーはVC長野に対し4戦4勝で、合計12ポイントを挙げ、合計2セットしか失っていないが、大阪Ｂは東レ滋賀に対し、2戦2勝としているものの、うち1試合はフルセットの接戦で、2試合合計の獲得ポイントは5となっている。

試合開始の時刻は、12日（土）のGAME1は両チームともに午後2:05で、13日のGAME2はVC長野vsサントリーが午後1:05となっているのに対し、大阪Ｂ vs.東レ静岡は午後2:05となっている。土曜の同時刻と、日曜の1時間差がどのようなドラマを生むかは、興味深いところだ。