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【ハイライト動画あり】サントリーサンバーズ大阪が2位へ浮上。広島サンダーズと日本製鉄堺ブレイザーズのチャンピオンシップ争いは最終節へ。SVリーグ 男子第21節の結果
SVリーグコラム by J SPORTS 編集部連勝の大阪ブルテオン
レギュラーシーズン最終盤を迎えた「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」の男子は、3月29日と30日に第21節の5カードが行われ、大阪ブルテオンが注目の首位攻防戦で連勝し、チャンピオンシップでシードされる2位以内確定へ大きく前進した。
一方、連敗のウルフドッグス名古屋はゲーム差なしの3位に転落し、2位にはサントリーサンバーズ大阪が浮上した。また、広島サンダーズと、日本製鉄堺ブレイザーズによる白熱の6位攻防戦直接対決は、互いに1勝を分け合ったことで、広島THがチャンピオンシップ圏内の6位をキープした。
◆3月29日(土)
◯サントリーサンバーズ大阪 3-1 ヴォレアス北海道●
◯東レアローズ静岡 3-1 VC長野トライデンツ●
◯ジェイテクトSTINGS愛知 3-1 東京グレートベアーズ●
●広島サンダーズ 1-3 日本製鉄堺ブレイザーズ◯
●ウルフドッグス名古屋 2-3 大阪ブルテオン◯
◆3月30日(日)
◯サントリーサンバーズ大阪 3-0 ヴォレアス北海道●
◯広島サンダーズ 3-0 日本製鉄堺ブレイザーズ●
●東レアローズ静岡 2-3 VC長野トライデンツ◯
◯ジェイテクトSTINGS愛知 3-0 東京グレートベアーズ●
●ウルフドッグス名古屋 1-3 大阪ブルテオン◯
WD名古屋が本拠地『エントリオ』に、大阪Bを迎えた首位攻防戦。GAME1は珠玉の好ゲームがコート上に展開する。第1セットは西田有志とロペス ミゲルにボールを集めた大阪Bが、25-23で競り勝ち、先手を取る。
しかし、第2セットはニミル アブデルアジズが攻守でチームを牽引した、WD名古屋が25-18で奪取する。その後も両チームが交互にセットを取り合う展開となり、試合は第5セットへ。
最終セットは大阪Bがリードしてコートチェンジを迎えるも、そこからWD名古屋が怒涛の反撃に転じ、マッチポイントを握る。しかし、最後は勝負強さを発揮した大阪Bが西田のスパイクで16点目を奪い、フルセットの熱戦にピリオドを打った。
翌日のGAME2も前日同様、第1セットを大阪Bが先取し、WD名古屋が第2セットを奪う展開に。しかし、この日はスタメン起用された甲斐優斗の活躍もあり、大阪Bがそこから2セットを連取し、セットカウント3-1で勝利。天王山で連勝を果たした大阪Bが首位の座をキープした。
『東広島運動公園体育館』で行われたもう1つの天王山では、敵地に乗り込んだ日鉄堺BZがGAME1で一体感のあるプレーを展開。アウェイチームはシャロン バーノンエバンズ、ルチアーノ パロンスキー、安井恒介の3人を軸にポイントを重ね、セットカウント3-1で6位攻防戦の直接対決第1戦を制した。
しかし、翌日のGAME2はホームの広島THが圧巻の攻撃バレーを展開。6割越えのアタック決定率で日鉄堺BZを圧倒し、セットカウント3-0のストレート勝利を飾った。この結果、ゲーム差「0」ながら広島THが6位を維持して、最終第22節を迎えることとなった。
4位のジェイテクトSTINGS愛知は、ホームの『岡崎中央総合公園 武道館』で、5位につける東京グレートベアーズと対戦。GAME1ではSTINGS愛知の誇るトリー デファルコと、宮浦健人の2枚看板が躍動し、ホームチームがセットカウント3-1で勝利した。
翌日のGAME2でもデファルコと宮浦にボールを集めたSTINGS愛知が東京GBを圧倒し、スタートから3セット連取のストレート勝利を飾った。これにより、STINGS愛知はチャンピオンシップのクォーターファイナルをホームで開催できるレギュラーシーズン4位を確定させた。一方、東京GBの5位も確定したため、クォーターファイナルはこの2チームによるリターンマッチとなることが決まった。
3位で第21節を迎えたサントリーは、ホーム『Asue アリーナ大阪』にて最下位ヴォレアス北海道と対戦。サントリーはGAME1の第1セットこそ相手に奪われるも、その後は3セットを連取し完勝。
すると、ホームチームは翌日のGAME2で、さらにバレーの精度を上げ、相手を寄せ付けることなくストレートで快勝し、翌週に控えた大阪Bとの大一番へ弾みをつけるとともに、チャンピオンシップでシードされる2位浮上を果たした。
これ以外では、『このはなアリーナ』にて8位の東レアローズ静岡と9位のVC長野トライデンツが対戦し、互いに1勝を分け合っている。
◆順位表 ※第21節終了時点
1位 大阪B 35勝5敗
2位 サントリー 32勝8敗
3位 WD名古屋 33勝9敗
4位 STINGS愛知 24勝18敗
5位 東京GB 21勝21敗
6位 広島TH 16勝26敗
7位 日鉄堺BZ 15勝25敗
8位 東レ静岡 12勝28敗
9位 VC長野 10勝30敗
10位 ヴォレアス 6勝34敗
※6位までがチャンピオンシップ出場
J SPORTS 編集部
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