人気ランキング
コラム一覧
大阪マーヴェラスがレギュラーシーズン優勝、チャンピオンシップ最後の枠はAstemoリヴァーレ茨城が獲得。SVリーグ 女子第21節の結果
SVリーグコラム by J SPORTS 編集部レギュラーシーズン優勝の大阪マーヴェラス
大詰めを迎えつつある「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」の女子は、3月29日と30日に第21節の全7カードが開催され、敵地で埼玉上尾メディックスに連勝した大阪マーヴェラスが、33勝としてレギュラーシーズン優勝を決めた。
また、Astemoリヴァーレ茨城がチャンピオンシップ最後の1枠だった8位を確定させたため、チャンピオンシップのクォーターファイナルでは、大阪MVとAstemoが対戦することも決まった。
◆3月29日(土)
◯Astemoリヴァーレ茨城 3-0 群馬グリーンウイングス●
●埼玉上尾メディックス 1-3 大阪マーヴェラス◯
●KUROBEアクアフェアリーズ 1-3 クインシーズ刈谷◯
●PFUブルーキャッツ石川かほく 2-3 東レアローズ滋賀◯
◯ヴィクトリーナ姫路 3-0 アランマーレ山形●
●岡山シーガルズ 2-3 SAGA久光スプリングス◯
◯NECレッドロケッツ川崎 3-1 デンソーエアリービーズ●
◆3月30日(日)
●Astemoリヴァーレ茨城 2-3 群馬グリーンウイングス◯
●埼玉上尾メディックス 1-3 大阪マーヴェラス◯
●NECレッドロケッツ川崎 1-3 デンソーエアリービーズ◯
●KUROBEアクアフェアリーズ 0-3 クインシーズ刈谷◯
◯PFUブルーキャッツ石川かほく 3-1 東レアローズ滋賀●
●岡山シーガルズ 0-3 SAGA久光スプリングス◯
◯ヴィクトリーナ姫路 3-0 アランマーレ山形●
『上尾市民体育館』を舞台に行われた埼玉上尾と大阪MVの一戦は、GAME1の序盤から一進一退の攻防が繰り広げられる好勝負に。敵地に乗り込んだ大阪MVは勝負どころのブロックとデイフェンスで流れを引き寄せ、第1セットを25-22で先取すると、第2セットも25-22で競り勝ち、王手をかける。
後がなくなった埼玉上尾は第3セットを25-22で奪って反撃に転じるも、第4セットは終盤に入り林琴奈、田中瑞稀、そしてリセ ファンヘッケが相次いでアタックを決めた大阪MVが、25-20で奪取し、ホームチームに勝利した。
翌日のGAME2も全く同じ流れで、大阪MVがセットカウント2-1のリードで第4セットを迎える。大阪MVは前日に続き、この日のも田中が勝負どころでスパイクを決めると、第4セットからスタメンに入った宮部愛芽世の活躍もあり、このセットを25-22で奪取。敵地での連勝で、レギュラーシーズン優勝を果たした。
『川崎市とどろきアリーナ』では、2位につけるNECレッドロケッツ川崎と、3位のデンソーエアリービーズが対戦。
GAME1では、モンチベレル ロザマリアと、コネオ カルドナ アマンダ ダニエラにボールを集めたデンソーのアタックを、NEC川崎のブロックが上回る展開となり、ホームチームがセットカウント3-1で勝利を収めた。
翌日のGAME2も、デンソーは第1セットをデュースの末に競り負ける苦しい立ち上がりとなるも、第2セット以降は、セット途中にセッターの山上有紀を投入する策が奏功。
デンソーは前日同様に両外国人選手を軸としながらも、相手に的を絞らせない攻撃を展開するなか、第2セットから3セットを連取し、クォーターファイナルがホーム開催となる4位以内確保へ向け、大きな1勝を手にした。
8位で第21節を迎えたAstemoはホームの『ひたちなか市総合運動公園総合体育館』で、最下位の群馬グリーンウイングスと対戦。GAME1はホームチームが終始主導権を握る展開となり、長内美和子、ブリオンヌ バトラー、マッケンジー メイ、オクム大庭冬美ハウィらがバランスよくポイントをゲットしたAstemoがストレートの快勝で8番手でのチャンピオンシップ進出を決めた。
翌日のGAME2では直近2節を3勝1敗としていた群馬が勝負強さを見せ、フルセットの接戦を制した。開幕35連敗で最下位を定位置としていた群馬だったが、ここ5試合を4勝1敗としたことで、最終節と未消化分を合わせた残り4試合での最下位脱出に望みをつないだ。
その他、敵地で岡山シーガルズに連勝したSAGA久光スプリングスは、3位デンソーと同率の4位で最終節に臨むことに。
ホームの『ヴィクトリーナ・ウインク体育館』にアランマーレ山形を迎えた、ヴィクトリーナ姫路は、2試合連続ストレートの快勝で、4位と2ゲーム差の7位。最終節は5位につける東レアローズ滋賀との対戦を迎えることとなった。
その東レ滋賀はPFUブルーキャッツ石川かほくと対戦し、GAME1はセットカウント3-2で勝利するも、GAME2では手痛い敗戦を喫している。
また、敵地『ありそドーム』でKUROBEアクアフェアリーズと対戦したクインシーズ刈谷が連勝を収めた。
◆順位表 ※第21節終了時点
1位 大阪MV 33勝7敗
2位 NEC川崎 30勝12敗
3位 デンソー 28勝14敗
4位 SAGA久光 28勝14敗
5位 東レ滋賀 25勝15敗
6位 埼玉上尾 26勝16敗
7位 姫路 26勝16敗
8位 Astemo 22勝20敗
9位 刈谷 19勝23敗
10位 PFU 18勝24敗
11位 KUROBE 14勝28敗
12位 岡山 12勝28敗
13位 A山形 5勝37敗
14位 群馬 4勝36敗
※8位までがチャンピオンシップ出場
J SPORTS 編集部
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
J SPORTSで
バレーボールを応援しよう!
