人気ランキング
コラム一覧
【ハイライト動画あり】真剣勝負あり、笑いあり、スター選手が石川で躍動。MUFG SVリーグ オールスターゲーム 男子
SVリーグコラム by J SPORTS 編集部記念撮影をする『TEAM MASA』
「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」初年度のオールスターゲーム、「MUFG SV.LEAGUE ALL STAR GAMES 2024-25 ISHIKAWA」(MUFG SVリーグ オールスターゲーム 石川)の男子大会が、能登半島地震、そしてその後の豪雨災害の復興を支援するべく、前日の女子大会に続き石川県かほく市の「とり野菜みそ BLUECATS ARENA」で開催された。
コート上では、ファン投票で選出された柳田将洋キャプテン(東京グレートベアーズ)率いる『TEAM MASA』と、小川智大キャプテン(ジェイテクトSTINGS愛知)の『TEAM TOMO』が対戦。
『TEAM MASA』はヴァレリオ バルドヴィン監督(ウルフドッグス名古屋)、そして『TEAM TOMO』はロラン ティリ監督(大阪ブルテオン)がヘッドコーチを務め、両キャプテンのドラフトにより選出された、リーグを代表するスター選手たちが石川のコートを彩った。
3セットマッチとなるオールスター、第1セットのスタメンは、『TEAM MASA』がキャプテンの柳田、ニミル アブデルアジズ、西本圭吾、小野寺太志、大宅真樹(セッター)、トリー デファルコ、山本智大(リベロ)。『TEAM TOMO』は高梨健太、張育陞、傳田亮太、山内晶大、関田誠大(セッター)、後藤陸翔、小川智大 (リベロ)という顔ぶれに。
試合開始のカウントダウンが止むと、ゲームは『TEAM MASA』の西本のブロックによる先制点で幕を開ける。『TEAM MASA』は柳田のスパイクで連続ポイントを挙げると、柳田による技ありアタックと、西本のサービスエースなどで加点し、6-1とリードを広げる。
勢いに乗る『TEAM MASA』はデファルコの強烈なスパイクとブロック、さらには小野寺の2連続サービスエースで、12-6とリードを広げてテクニカルタイムアウトを迎える。
すっかりセットの主導権を握った『TEAM MASA』は、小野寺の連続ブロックポイントとニミルのサービスエース、そしてデファルコのバックアタックなどで20-10と、『TEAM TOMO』を突き放すと、最後は24-16からデファルコがスパイクを決め、第1セットを先取する。
【ハイライト動画】MUFG SVリーグ オールスターゲーム 2024-25 石川 男子(1月26日)
第2セットは序盤から両チームが一進一退の攻防を繰り広げ、1、2点差で推移するも、引き続き『TEAM MASA』の攻撃力が上回り、12-10とリードしてテクニカルタイムアウトを迎える。
しかし、再開後は『TEAM TOMO』が反撃に転じ、新井雄大のスパイクと張育陞のバックアタックで連続ポイントを挙げて、12-12と追いつく。その後、第2セットはしばらく交互にポイントを奪う時間が続くシーソーゲームとなる。
それでもセット終盤に入ると、『TEAM MASA』がじわじわと攻撃力の差を見せ、19-19から池田幸太のバックアタックなどで連続ポイントを奪って21-19とすると、デファルコの強烈なスパイクなどで加点。
主導権を手放さない『TEAM MASA』は、池田のバックアタックで24-22とマッチポイントを迎えると、最後は西本のスパイクが決まり、2セット連取で勝利を手にした。
オールスター特別ルールにより行われた第3セットは、選手たちがオールスターの特別ユニフォームから自チームのユニフォームに着替えてコートに登場。
序盤は3連続ポイントを挙げた『TEAM TOMO』が主導権を握り、さらに張のスパイクとサービスエースで、8-2とリードを広げる。対する『TEAM MASA』はリベロの備一真によるバックアタックなどで客席を沸かせつつ、徐々に反撃に転じる。
その後、コート外では高橋藍がラインズマンを務めると、高橋健太郎(ともに高ははしご高)はファーストレフェリーとして、コミカルな働きでファンを盛り上げる。
試合の方は『TEAM MASA』が、モッパーを務めていた女子中学生をピンチサーバーに起用してポイントを挙げ、14-14と追いつく。ファイナルセットは終盤にかけ、互いに一歩も譲らず、1点を奪い合う展開でデュースとなる。
結局、このセットも何度かあった相手のマッチポイントを凌いだ『TEAM MASA』が29-27で奪取。MVPには勝利チームからデファルコが選出された。
◆アウトサイドヒッター
・柳田将洋(東京GB)※キャプテン
・高橋藍(サントリーサンバーズ大阪)※負傷のため欠場
・トリー デファルコ(STINGS愛知)
・池田幸太(ヴォレアス北海道) ◆オポジット
・西田有志(大阪B)
・ニミル アブデルアジズ(WD名古屋) ◆ミドルブロッカー
・高橋健太郎(STINGS愛知)
・小野寺太志(サントリー)
・ツァイ ペイチャン(日本製鉄堺ブレイザーズ)
・西本圭吾(東レアローズ静岡) ◆セッター
・永露元稀(大阪B)
・大宅真樹(サントリー) ◆リベロ
・山本智大(大阪B)
・備一真(VC長野トライデンツ)
J SPORTS 編集部
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
J SPORTSで
バレーボールを応援しよう!
