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バレーボール コラム 2025年1月26日

【ハイライト動画あり】笑顔と熱気にあふれるスター選手の共演。MUFG SVリーグ オールスターゲーム 女子

SVリーグコラム by J SPORTS 編集部
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試合後の記念撮影

「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」初年度のオールスターゲーム、「MUFG SV.LEAGUE ALL STAR GAMES 2024-25 ISHIKAWA」(MUFG SVリーグ オールスターゲーム 石川)の女子大会が、能登半島地震、そしてその後の豪雨災害の復興を支援するべく、石川県かほく市の「とり野菜みそ BLUECATS ARENA」で開催された。

熱気と華やかさが同居するコート上では、ファン投票で選出された山田二千華キャプテン(NECレッドロケッツ川崎)率いる『TEAM NICHIKA』と、林琴奈キャプテン(大阪マーヴェラス)の『TEAM KOTONA』が対戦。各チームの選手は両キャプテンのドラフトにより選出され、リーグを代表する豪華メンバーが石川の地に降臨した。

スタメンは『TEAM NICHIKA』がモンチベレル ロザマリア、蓑輪幸、野中瑠衣、宮部藍梨、山田二千華、栄絵里香(セッター)、池谷優佳(リベロ)、『TEAM KOTONA』が林琴奈、長岡望悠、タットダオ ヌクジャン、小川愛里奈、岩崎こよみ(セッター)、川添美優、西村弥菜美(リベロ)という顔ぶれで第1セットが幕を開ける。

『TEAM KOTONA』のサーブで始まった第1セットは、その『TEAM KOTONA』のキャプテン林のスパイクがブロックアウトを誘い先制点をゲットする。一方、『TEAM NICHIKA』は蓑輪、ロザマリアが存在感を示し、チームにポイントをもたらす。

第1セットは序盤から中盤にかけて、一進一退の攻防となるなか、『TEAM NICHIKA』はロザマリアと蓑輪の2枚ブロックで8点目、さらには野中のスパイクで連続ポイントを奪うも、『TEAM KOTONA』はサービスエースや粘り強いレシーブでポイントを拾い、12-10とリードしてテクニカルタイムアウトを迎える。

再開後、『TEAM KOTONA』はキャプテン林のスパイクで白熱のラリーを制し、14-11とリードを広げるも、『TEAM NICHIKA』はセッター安田のサーブで相手レシーブを乱すと、キャプテン山田のスパイクで14-14と同点に追いつく。

その後は1、2点差を巡る攻防が続く中、22-22と拮抗したまま終盤へ突入。すると、最終盤に入り、『TEAM NICHIKA』はキャプテン山田のブロックとスパイクなどでセットカウントを迎えると、最後はその山田がスパイクを決め、25-23で第1セットを先取する。

【ハイライト動画】MUFG SVリーグ オールスターゲーム 2024-25 石川 女子(1月25日)

第2セットは両チームともにスタメンを入れ替え、『TEAM NICHIKA』は白岩蘭奈、平山詩嫣、野中、宮部、山田、セッター安田美南、リベロ池谷を、『TEAM KOTONA』は川添、瀬戸杏華、金田修佳、林、タットダオ、セッター高佐風梨(高ははしご高)、リベロ工藤真帆をコートに送り出した。

『TEAM NICHIKA』の野中による技ありのポイントで幕を開けると、セット序盤は拮抗した展開となるも、中盤に入りキャプテン林がスパイク2本を決めた『TEAM KOTONA』が12-10とリードしてテクニカルタイアウトを迎える。

『TEAM KOTONA』は再開後、岩崎のサービスエースや林のスパイクなどで15-11と4点差に広げると、その後も地元石川出身の瀬戸のスパイクで4点差をキープ。さらにはロングラリーを制するなど、連続ポイントで20-13とリードを広げる。そして、川添のサービスエースでセットポイントを迎えると、最後は『TEAM NICHIKA』にダブルコンタクトのミスがあり、『TEAM KOTONA』が25-17で第2セットを奪取する。

選手たちがオールスターの特別ユニフォームから、着慣れた自チームのユニフォームを着用してコートに登場した第3セットは、金田がブロックポイントで『TEAM KOTONA』に先制点をもたらす。対する『TEAM NICHIKA』は、ロザマリアや箕輪の豪快なスパイクで応戦。

その後は、天井に当たる天井サーブが繰り出されると、『TEAM KOTONA』の金子隆行ヘッドコーチが臨時交代でコートに入り、同じく『TEAM KOTONA』の荒木彩花が審判を務めるなど、よりお祭りの色合いが濃くなり、選手とスタッフたちが一丸となって観客を沸かせる。

そして、勝負の方は、『TEAM NICHIKA』が、12-11とリードしてテクニカルタイムアウトへ。再開後もお祭りの様相は変わることなく、黒後がカメラマンとなり臨場感あふれる映像で中継に貢献すると、『TEAM NICHIKA』はチームスタッフをコートに送り出し、『TEAM KOTONA』は観客の女の子を招き入れる一幕を作って会場を盛り上げる。

なんでもありとなった第3セット中盤は一時、両チーム全員がコートに入ってプレーするなか、お互いにリベロの選手がスパイクを撃ち合ってスタンドを大いに沸かせる。

セット終盤は通常の形で試合が進行し、両チームとも再び本気モードにスイッチを入れ替える展開となるなか、24-24からデュースか続く真剣勝負に。最後は『TEAM KOTONA』が27-26とマッチポイントを握る局面で、和田のバックアタックが決まり、28-26で勝利。笑顔と熱気にあふれるスター選手の共演に終止符が打たれた。

【MUFG SVリーグ オールスターゲーム 女子】選出選手

『TEAM NICHIKA』

◆アウトサイドヒッター
黒後愛(埼玉上尾メディックス)
佐藤淑乃(NEC川崎)※体調不良により欠場
野中瑠衣(Astemoリヴァーレ茨城)
中島咲愛(SAGA久光スプリングス)

◆オポジット
モンチベレル ロザマリア(デンソーエアリービーズ)
白岩蘭奈(群馬グリーンウイングス)

◆ミドルブロッカー
山田二千華(NEC川崎)※キャプテン
蓑輪幸(大阪MV)
宮部藍梨(ヴィクトリーナ姫路)
平山詩嫣(SAGA久光)

◆セッター
安田美南(KUROBEアクアフェアリーズ)
栄絵里香(SAGA久光)

◆リベロ
池谷優佳(PFUブルーキャッツ石川かほく)
松岡芽生(東レアローズ滋賀)

『TEAM KOTONA』

◆アウトサイドヒッター
林琴奈(大阪MV)※キャプテン
モクシー チャッチュオン(姫路)※負傷により欠場
金田修佳(岡山シーガルズ)
川添美優(PFU)

◆オポジット
和田由紀子(NEC川崎)
長岡望悠(SAGA久光)

◆ミドルブロッカー
荒木彩花(SAGA久光)
小川愛里奈(大阪MV)
タットダオ ヌクジャン(PFU)
瀬戸杏華(デンソー)

◆セッター
岩崎こよみ(埼玉上尾)
高佐風梨(クインシーズ刈谷)

◆リベロ
西村弥菜美(SAGA久光)
工藤真帆(アランマーレ山形)

J SPORTS編集部

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