大阪ブルテオンとジェイテクトSTINGS愛知の首位攻防戦。SVリーグ 男子第11節

大阪ブルテオン vs. ジェイテクトSTINGS愛知

「大同生命SV.LEAGUE（SVリーグ）」男子第11節の注目は大阪ブルテオンと、ジェイテクトSTINGS愛知の首位攻防戦だ。

【SVリーグ 男子第11節 試合予定】

◆1月3日（金）

・午後1:35　ヴォレアス北海道 vs. 東京グレートベアーズ

◆1月4日（土）

・午後1:05　サントリーサンバーズ大阪 vs. 東レアローズ静岡
・午後1:35　ヴォレアス北海道 vs. 東京グレートベアーズ
・午後2:05　大阪ブルテオン vs. ジェイテクトSTINGS愛知
・午後3:05　日本製鉄堺ブレイザーズ vs. 広島サンダーズ
・午後3:35　ウルフドッグス名古屋 vs. VC長野トライデンツ

◆1月5日（日）

・午後1:05　日本製鉄堺ブレイザーズ vs. 広島サンダーズ
・午後1:05　サントリーサンバーズ大阪 vs. 東レアローズ静岡
・午後2:05　大阪ブルテオン vs. ジェイテクトSTINGS愛知
・午後2:35　ウルフドッグス名古屋 vs. VC長野トライデンツ

◆大阪Ｂはヴォレアスに連勝

第10節を2位で迎えた大阪ブルテオンは、12月27・28日にヴォレアス北海道と対戦した。GAME1の第1セットは、ヴォレアスがブロックで食い下がるも、大阪Ｂはロペス ミゲルと西田有志のスパイクでこのセットを奪取。

続く第2セットは一時、ヴォレアスがリードするものの、大阪Ｂがエバデダン ラリーとロペスのブロックで流れを戻しセットを制した。第3セットは得点の取り合いとなるも、大阪Ｂはサーブで流れを引き寄せると一気に得点を重ね、3-0で勝利した。

翌日のGAME2も大阪Ｂが3-1で勝利し、年内最後の試合を飾った。第1セットはヴォレアスにセットを先取されるが、第2セットは西田とロペスのアタックで反撃し、セットを取り返す。第3セットも山内晶大のサーブや西田らのスパイクで流れを掴み、セットを連取。第4セットも大阪Ｂがヴォレアスの攻撃を抑え込み3-1で勝利を挙げた。

◆STINGS愛知は広島THに苦戦

一方、第10節を首位で迎えたSTINGS愛知は、広島サンダースと対戦。GAME1はSTINGS愛知が3-1で勝利を収めた。第1セットは一進一退の展開から広島THが先取。第2セットは宮浦健人や、高橋健太郎（高ははしご高）の活躍でSTINGS愛知がセットを取り返す。第3セットでは、宮浦とトリー デファルコのスパイクが光り、STINGS愛知が連取。第4セット、広島THがリードするも、サーブで流れを引き寄せるとSTINGS愛知が逆転で試合を制した。

しかし、GAME2は強力なサーブと、粘り強いディフェンスを見せた広島THが、最初の2セットを連取し、試合の主導権を握る。STINGS愛知は第3セットからリカルド ルカレッリを投入、2セットを連取して勝負を第5セットに持ち込む。この勢いのまま、第5セットを奪いたかったSTINGS愛知だが、広島THのモレイラ ロケ フェリペが立ちはだかり、11-15で落とした。これでSTINGS愛知は16勝4敗で2位に後退、大阪Ｂは15勝3敗で首位に浮上した。

◆大阪Ｂのアタックvs. STINGS愛知のブロック

両チームとも日本代表メンバーが揃うだけに、激しい首位攻防戦となるだろう。リーグトップのアタック決定率を誇る大阪Ｂは、西田、ジェスキー トーマス、ロペスの攻撃力で圧倒したいところ。対するSTINGS愛知はリーグトップのブロック決定本数を誇る。宮浦やデファルコ、高橋健太郎、村山豪らのブロックで大阪Ｂの勢いを止めたい。

また、サーブもこの試合の大きなポイント。STINGS愛知は宮浦、デファルコのサーブで崩し、主導権を握りたい。一方の大阪Ｂもトーマス、西田らのサーブで試合の流れを変える力を持っている。

大阪Ｂが連勝で首位固めをするのか、STINGS愛知が首位を取り戻すのか。それとも星を分けあい、3位以下との差が縮まるのか。注目の対戦は1月4日（土）5日（日）にパナソニックアリーナで行われる。

◆SVリーグ 順位表（第10節終了時点）

1位　大阪Ｂ　15勝3敗
2位　STINGS愛知　16勝4敗
3位　WD名古屋　14勝6敗
4位　サントリー　12勝6敗
5位　東京GB　12勝8敗
6位　広島TH　8勝12敗

7位　日鉄堺BZ　7勝11敗
8位　東レ静岡　5勝13敗
9位　VC長野　4勝14敗
10位 ヴォレアス　1勝17敗