【ハイライト動画あり】ウルフドッグス名古屋が8連勝で3位に浮上。ジェイテクトSTINGS愛知とサントリーサンバーズ大阪は1勝1敗。SVリーグ 男子第7節

2試合で63得点のニミル アブデルアジズ（WD名古屋）

「大同生命SV.LEAGUE（SVリーグ）」の男子第7節は、首位の大阪ブルテオンの試合がない中、2位につけるジェイテクトSTINGS愛知と、3位につけるサントリーサンバーズ大阪が対戦。また、前節連勝した上位のウルフドッグス名古屋と、東京グレートベアーズもそれぞれアウェイでの試合に臨んだ。

「ジェイテクトアリーナ奈良」で行われた、STINGS愛知とサントリーのGAME1は、序盤から拮抗した展開となり、、アウェイのサントリーが25-23で第1セットを先取すると、第2セットも高橋藍（高ははしご高）のサービスエースなどでリードを保ったサントリーが25-23で連取する。

後がなくなったSTING愛知は、トリー デファルコ、宮浦健人、そして藤原直也を中心にゲームを作った第3セットを25-23で奪取し、反撃の狼煙を上げる。しかし、第4セットは序盤からサントリーがリードする一方的な展開となり、結局サントリーがこのセットを25-14で奪い、セットカウント3-1で勝利した。

GAME2は対照的な試合展開となり、STINGS愛知は最初の2セットを連取すると、第3セットこそ相手に譲るも、第4セットを25-22で奪取し、ホームでの連敗を阻止した。

6試合連続ストレート勝ちと破竹の勢いに乗るWD名古屋は、広島サンダーズとのアウェイゲームに臨むと、GAME1では第1セットを25-22で先取するも、第2セットは中盤の好サーブを連発した広島THに25-20で奪われ、久々にセットを落とす。

しかし、第3セット以降はギアを上げたWD名古屋が主導権を握る展開となり、ニミル アブデルアジズが別格の破壊力を見せつけるなか、2セットを連取し、セットカウント3-1で勝利。翌日のGAME2はセットカウント0-2と後がなくなったWD名古屋が、3セット連取の逆転勝利を飾り、8連勝で3位に浮上した。

開幕4連勝から、その後は7連敗としている日本製鉄堺ブレイザーズは、ホームゲームとなる「和歌山県立体育館」にて、目下2連勝中の東京GBと対戦。

GAME1では、リーグ上位につける東京GBがマチェイ ムザイと後藤陸翔にボールを集める試合運びを見せ、第1セットを25-22で先取すると、第2セットも25-23で競り勝つ。

連敗脱出を目論む日鉄堺BZは、シャロン バーノンエバンズや、ルチアーノ パロンスキーが躍動した第3セットを25-21で奪取するも、第4セットは終始東京GBペースとなり、結局、このセットはビジターチームが25-17で奪取。セットカウント3-1で東京GBが勝利した。

敵地で良い流れを作った東京GBは、GAME2でも安定したサーブレシーブと効果的なブロックで支配的な試合運び見せ、ストレートで圧勝。9勝5敗とし、上位追走態勢を維持した。

「リクルートスタッフィング リック＆スー旭川体育館」では、1勝9敗で最下位に沈むホームのヴォレアス北海道と、2勝8敗とこちらも波に乗れないVC長野トライデンツが対戦。

アウェイのVC長野は、GAME1の第1セットを先取すると、第2セットは落とすものの、デュースにもつれ込んだ第3セットを28-26で競り勝つ。これで勢い付いたVC 長野は、第4セットも25-19で連取し、セットカウント3-1で勝利。

連敗を3で止めることに成功すると、翌日のGAME2もセットカウント3-2で勝利し、今季初の連勝を果たした。

◆11月23日（土）試合結果

●日本製鉄堺ブレイザーズ　1-3　東京グレートベアーズ◯
●ヴォレアス北海道　1-3　VC長野トライデンツ◯
●ジェイテクトSTINGS愛知　1-3　サントリーサンバーズ大阪◯
●広島サンダーズ　1-3　ウルフドッグス名古屋◯

◆11月24日（日）試合結果
●日本製鉄堺ブレイザーズ　0-3　東京グレートベアーズ◯
●広島サンダーズ　2-3　ウルフドッグス名古屋◯
●ヴォレアス北海道　2-3　VC長野トライデンツ◯
◯ジェイテクトSTINGS愛知　3-1　サントリーサンバーズ大阪●

◆第7節終了時 順位表

1位　大阪Ｂ　10勝2敗
2位　STINGS愛知　11勝3敗
3位　WD名古屋　10勝4敗
4位　サントリー　8勝4敗
5位　東京GB　9勝5敗

6位　広島TH　5勝9敗
7位　日鉄堺BZ　4勝8敗
8位　VC長野　4勝8敗
9位　東レ静岡　2勝10敗
10位 ヴォレアス　1勝11敗