上昇ムードのSAGA久光スプリングス、2位の埼玉上尾メディックスと対戦。SVリーグ 女子第5節

SAGA久光スプリングス vs. 埼玉上尾メディックス

11月9日（土）10日（日）、「大同生命SV.LEAGUE（SVリーグ）」女子の第5節、6カード12試合が行われる。グリーンアリーナ神戸では、8位のSAGA久光スプリングスが、2位の埼玉上尾メディックスと対戦する。

【SVリーグ 女子第5節 試合予定】

◆11月9日（土）

・午後1:05　デンソーエアリービーズ vs. ヴィクトリーナ姫路
・午後1:05　ＫＵＲＯＢＥアクアフェアリーズ vs. アランマーレ山形
・午後1:05　PFUブルーキャッツ石川かほく vs. 群馬グリーンウイングス
・午後1:05　大阪マーヴェラス vs. Astemoリヴァーレ茨城
・午後2:05　SAGA久光スプリングス vs. 埼玉上尾メディックス
・午後2:05　東レアローズ滋賀 vs. クインシーズ刈谷

◆11月10日（日）

・午後1:05　デンソーエアリービーズ vs. ヴィクトリーナ姫路
・午後1:05　ＫＵＲＯＢＥアクアフェアリーズ vs. アランマーレ山形
・午後1:05　PFUブルーキャッツ石川かほく vs. 群馬グリーンウイングス
・午後1:05　大阪マーヴェラス vs. Astemoリヴァーレ茨城
・午後1:05　東レアローズ滋賀 vs. クインシーズ刈谷
・午後2:05　SAGA久光スプリングス vs. 埼玉上尾メディックス

前節、SAGA久光スプリングスは2試合連続フルセットの戦いを制し、NECレッドロケッツ川崎に連勝。成績を4勝4敗のタイに戻した。GAME1では、20歳の北窓絢音が27得点、21歳の深澤めぐみは第3セット途中出場から22得点をマーク。若手選手の活躍が光る試合となった。

北窓はスピード感のあるプレーで得点を重ね、深澤は強烈なアタックで試合の流れを変えた。GAME2でも、2人はそれぞれ17得点、19得点をあげて連勝の立役者となった。また、GAME1では出場機会のなかったベテランの長岡望悠は、GAME2の第3セットから出場。17得点をあげる活躍で存在感を示した。

また、パリ五輪日本代表のミドルブロッカー、荒木彩花はブロックなどでチームに貢献。キャプテンでセッターの栄絵里香は、攻撃のテンポをコントロールしつつ、接戦を制するトスワークを見せた。ディフェンスも、リベロの西村弥菜美を中心に粘り強く対応した。

一方の埼玉上尾メディックス、先週末はKUROBEアクアフェアリーズに、いずれもセットカウント3-1で勝利して4連勝をマーク。消化試合が少ないながら、Astemoリヴァーレ茨城、ヴィクトリーナ姫路と並び、5勝1敗で2位につけている。

第4節のGAME1では、鎌田咲希がセッターとして各セットで先発し、ベテランセッターの岩崎こよみが途中から入り、佐藤優花の16得点を筆頭に、目黒安希と仁井田桃子が15得点、山中宏予、濱松明日香が10得点と、5選手がアタックで10得点以上を記録。バリエーション豊富な攻撃を見せた。

翌日のGAME2では逆に岩崎で各セットをスタートし、鎌田が途中交代で入る形。前日5得点の黒後愛がチームトップの21得点をアタックで決めるなど、セッターを変えることで、異なる攻撃スタイルを展開した。多彩な攻撃パターンで、試合ごとに異なるスタイルを見せることができるため、相手にとっては対応が難しいと言えるだろう。

若手活躍とベテランの存在感で、上昇ムードのSAGA久光スプリングスが上位へ浮上するのか。埼玉上尾メディックスが、首位のデンソーエアリービーズを追いかけるのか。ともに負けられない一戦となる。