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バレーボール コラム 2024年10月25日

2勝2敗の広島サンダーズと東京グレートベアーズ、どちらが一歩抜け出すか。SVリーグ男子第3節

バレーボールコラム by J SPORTS 編集部
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広島サンダーズvs.東京グレートベアーズ

10月26日(土)27日(日)、「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」の男子第3節で、7位の広島サンダーズと、6位の東京グレートベアーズが、島根県立浜山体育館で対戦する。

大同生命SVリーグ 2024-25

昨シーズン、4シーズンぶりにファイナル6進出を果たした広島サンダーズ。第1節は東レアローズ静岡と対戦。開幕戦を3-2で勝利したものの、GAME2では1-3で敗れ、1勝1敗のスタートとなった。

第2節では優勝候補の一角、大阪ブルテオンと対戦。GAME1では2セットを連取されるも、第3セットは新加入のフェリペ モレイラ ロケや、オレオル カメホ ドルーシーのスパイク、ブロックなどで奪うと、第4・第5セットも取って逆転勝ちを収めた。GAME2はストレートで敗れ、ここまで2勝2敗となっている。

攻撃の中心として活躍しているのが、そのロケとカメホだ。ロケはブラジル代表で、212cmのサウスポー。大阪ブルテオン戦でも7本のブロックを決めるなど、存在感を十分に示した。カメホは元キューバ代表で、中国や韓国、ロシアのリーグで活躍してきたベテラン。攻撃力と経験を兼ね備えている。

日本代表Bで経験を積んだ新井雄大の高い打点からのパワフルなスパイク、セッター前田一誠の正確なトスが多彩な攻撃を引き出している。また、守備面でもリベロの唐川大志西村信に加え、地元・広島出身の高木啓士郎が加わり、リベロ陣の競争が激化している。

一方、東京グレートベアーズはホームで迎えた開幕節で、ウルフドッグス名古屋に連敗。しかし、第2節では東レアローズ静岡に連勝し、通算成績を2勝2敗の五分に戻した。

特徴は、昨シーズンから就任したカスパー ヴオリネンHC(ヘッドコーチ)のもと、スピードを活かした攻撃。チームの中心はリベロの古賀太一郎主将。正確なサーブレシーブとディグで守備を統率している。また、チーム全体をまとめるリーダーとして、攻撃時にもコート後方から指示を出し、攻守両面での存在感を発揮する。

攻撃面ではルーキーの後藤陸翔が、既にチームの得点リーダーとして攻守両面で活躍。新加入の大竹壱青も、現在リーグトップのサービスエース12本を記録。さらに、ポーランド代表経験のあるマチェイ ムザイと、ポルトガル代表のアレックス フェレイラもチームに加わり、国際経験豊富な選手たちが揃っている

大同生命SV.LEAGUE

試合のポイントは、広島サンダーズのブロックと、東京グレートベアーズのサーブだ。広島サンダーズはロケを中心に相手の攻撃を封じ込めるブロックが武器。一方で、東京グレートベアーズは、大竹壱青らの強力なサーブで相手を崩し、リズムを作りたい。

ともに2勝2敗で中位につける両チームの対戦。一歩抜け出し、上位についていくために負けられない一戦となる。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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