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バレーボールコラム

バレーボールコラム 2024年10月23日

【ハイライト動画あり】PFUブルーキャッツ石川かほくは連勝、デンソーエアリービーズは4連勝で首位。SVリーグ女子第2節

バレーボールコラム by J SPORTS 編集部

PFUブルーキャッツ石川かほく

「大同生命SV.LEAGUE（SVリーグ）」女子の第2節は5カードが行われ、唯一の開幕4連勝を果たしたデンソーエアリービーズが首位を堅持。今節試合のなかった大阪マーヴェラスは2勝0敗で2位となり、これを3勝1敗としたAstemoリヴァーレ茨城、NECレッドロケッツ川崎、ヴィクトリーナ姫路、PFUブルーキャッツ石川かほくの4チームが追う展開となった。

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第2節、唯一の平日開催となったアランマーレ山形とPFUのGAME1は、ホームでの新リーグ初白星を目指すA山形が、サーブ力の光る石盛めるもや木村友里、伊藤摩耶らによる多彩な攻撃で第1セットを先取。しかし、第2セット以降は、大熊紀妙のサーブで相手の守備を崩したPFUが試合の主導権を握る展開となり、25-15、25-17、25-16と3セットを連取して勝利を飾った。

翌日行われたGAME2は、今季初勝利を挙げたいA山形が気迫のこもったプレーを見せ、両チームが交互に1セットを取り合うシーソーゲームに。迎えた最終セットは、中盤にかけてA山形が3点のリードを築き勝利に近づく。

しかし、PFUはこのセットからスタメン出場した上村杏菜が躍動し、形勢を逆転させると、15-13でこのセットを奪取して激闘に終止符を打った。惜しくも初勝利を逃したA山形の北原勉HC（ヘッドコーチ）は試合後、「どうしてもものにしたい1勝でしたが、取れなくてとにかく悔しいの一言」とコメント。

大同生命SVリーグ 2024-25

【ハイライト動画】女子第2節 GAME1　アランマーレ山形 vs. PFUブルーキャッツ石川かほく

今季、ホーム開幕戦となった姫路は、SAGA久光スプリングス相手にセットカウント1-2で第4セットを迎える苦しい展開に。しかし、井上愛里沙、モクシーチャッチュオンらを軸に攻撃を繰り出す姫路は25-21で第4セットを奪い、勝負をフルセットに持ち込むと、第5セットの攻防も15-7で制し、見事ホーム初勝利を挙げた。

翌日のゲームは、さらに拮抗した好勝負となり、3時間越えのフルセットマッチに。第4セットを33-31で奪取したSAGA久光に流れが傾いたかに見えたが、姫路はこの日も井上とチャッチュオンが終始高い攻撃力を見せ、最終的に17-15で第5セットを競り勝ち、ホーム2連勝で5位に浮上した。

連勝スタートのデンソーは、敵地でKUROBEアクアフェアリーズと対戦。GAME1はモンチベレルロザマリア、そしてコネオカルドナアマンダダニエラの南米コンビによる攻撃力が爆発したデンソーが、セットカウント3-0のストレート勝利でKUROBEを圧倒。

ホームでの今季初勝利を目指したKUROBEはGAME2で第2セットを奪取し、何とか一矢報いるも、最終的にはセットカウント3-1でデンソーが勝利。4勝0敗となったデンソーは次節、連勝で勢いに乗るPFUをホームに迎える。

この他では、ホームに岡山シーガルズを迎えたAstemoがGAME1をストレートで制し、開幕3連勝を飾るも、翌日のGAME2は逆にストレート負けで今季初黒星を喫した。

昨季Vリーグ覇者のNEC川崎は、東レアローズ滋賀を相手に、GAME1は第1セットを落とすも、その後の3セットを連取し先勝。翌日のGAME2も、途中出場の和田由紀子が27得点と躍動したNEC川崎がセットカウント3-1で勝利し、首位デンソーとの1ゲーム差をキープした。

【試合結果】

◆10月18日（金）

アランマーレ山形　1-3　PFUブルーキャッツ石川かほく

◆10月19日（土）

ヴィクトリーナ姫路　3-2　SAGA久光スプリングス
Astemoリヴァーレ茨城　3-0　岡山シーガルズ
アランマーレ山形　2-3　PFUブルーキャッツ石川かほく
KUROBEアクアフェアリーズ　0-3　デンソーエアリービーズ
東レアローズ滋賀　1-3　NECレッドロケッツ川崎

◆10月20日（日）

ヴィクトリーナ姫路　3-2　SAGA久光スプリングス
Astemoリヴァーレ茨城　0-3　岡山シーガルズ
KUROBEアクアフェアリーズ　1-3　デンソーエアリービーズ
東レアローズ滋賀　1-3　NECレッドロケッツ川崎