人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
東レアローズ静岡、東京グレートベアーズに勝って新リーグ開幕に弾みをつける。SVリーグ プレシーズンマッチ
バレーボールコラム by J SPORTS 編集部東京グレートベアーズvs.東レアローズ静岡
「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」の記念すべき開幕が9日後に迫るなか、この日は代々木第二体育館で、昨季Vリーグディビジョン1男子で、最多入場者数を記録した東京グレートベアーズと、同リーグで昨季3位の東レアローズ静岡が対戦した。
昨年7位で惜しくもファイナルステージ進出を逃した東京GBは、就任2年目のカスパー・ヴオリネン監督の下、今年は新リーグでの更なる躍進を目指すシーズンとなる。
一方、阿部裕太新監督体制下で新リーグの開幕を迎える東レは、ブルテオンからレンタル移籍で加入したセッターの新貴裕など、鍵となる新戦力に注目が集まるなか、4セットの特別ルールで行われるこのプレシーズンマッチに臨んだ。
大同生命SVリーグ 2024-25
-
J SPORTSオンデマンドで見逃し配信中
-
プレシーズンマッチ 東京グレートベアーズ vs. 東レアローズ静岡
J SPORTSオンデマンドで見逃し配信中
第1セットは、東レが開始直後に相手のミスにより2点を連取すると、さらにはネット際の競合いからのブロックポイントなどで得点を重ね、4連続ポイントで序盤の主導権を握る。
一方、東京GBはマチェイ ムザイのスパイクでこの試合の初ポイントを奪って応戦する。この後、第1セットは互いにポイントを重ね、東レが12-10と2点リードでテクニカルタイムアウトを迎えた。その後は両チームとも譲らず、連続ポイントがない展開が続くなか、スコア23-23でセット終盤に突入する。
それでも東レは一貫して相手にリードを許すことなく、目まぐるしい攻防が続いたラリーの末、山田大貴のスパイクがブロックアウトを誘い、24-23として最初のセットポイントを握る。その後、東レは26-25と3度目のセットポイントを迎えた場面で、山田のサービスエースが決まり、第1セット終盤のシーソーゲームに終止符を打った。
第2セットも東レが先制ポイントを奪うも、その後、東京GBは連続ポイントで4-3と、この試合初めてポイントで先行する。すると、試合の流れを引き寄せた東京GBは、6-5から柳田将洋のブロックと、同じく柳田のフェイントプレーで8-5とリードを広げる。第1セットと打って変わり、強いサーブが入り始め勢いに乗る東京GBは更にリードを広げ、12-8としてテクニカルタイムアウトを迎えた。
第2セットの終盤は東京GBが3~5点差のリードを保ちながらポイントを重ねると、24-20のセットポイントで大竹壱青のブロックが鮮やかに決まり、セットカウントを1-1のイーブンに戻した。
両チームともにサーブの精度が格段に上がった第3セット序盤は、ソウザにボールを集めた東レが4連続ポイントで5-1と先手を取る展開に。一方、東京GBはムザイの豪快なスパイクとブロックで応戦し、2点差まで詰め寄る。その後もソウザとムザイが存在感を発揮するなか、テクニカルタイムアウト明けに、東京GBが連続ポイントで同点に追いついた。
東レは西本圭吾が再三に渡り、気合い注入のプレーを決め、再び2点のリードを築く。しかし、しぶといプレーで食い下がる東京GBはセット終盤に23-23と追い付くと、ここでムザイのスパイクが決まり、逆襲の連続得点でセットポイントを握る。
その後、先行する東京GBがセットポイントを決め切れない展開が続くなか、29-29から東レが連続ポイントを挙げ、最初のセットポイントをものにして第3セットを東京GBから奪い取る形で、セットカウントを2-1とし、この試合の引き分け以上を確定させる。
第4セットは第1セット終盤を彷彿とさせるシーソーゲームが序盤から展開されるなか、10-10から東レが連続ポイントを挙げる。第4セットを取って引き分けとしたい東京GBは、追いつきながらも先行できない状況が続くなか、20-20から東レに連続ポイントを奪われると、その後、21-24と崖っぷちに立たされる。
結局、試合は第4セットを25-22奪取した東レが、セットカウント3-1で勝利。ミスの少ない試合運びで、間近に迫った新リーグの開幕に弾みをつけた。
J SPORTS 編集部
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
J SPORTSで
バレーボールを応援しよう!