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バレーボール コラム 2024年10月11日

【SVリーグ開幕直前インタビュー】クインシーズ刈谷 鍋谷友理枝「昨季よりも速さが上がったスパイクをお見せしたい」

バレーボールコラム by J SPORTS 編集部
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笠井季璃(左)、鴫原ひなた(中央)、鍋谷友理枝(右)

笠井季璃(左)、鴫原ひなた(中央)、鍋谷友理枝(右)

10月11日(金)、バレーボールの新リーグ「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」が開幕を告げる。昨季レギュラーラウンド6位でファイナルステージに駒を進めるも、埼玉上尾メディックスに3位決定戦で敗れて4位に終わったクインシーズ刈谷(元・トヨタ車体クインシーズ)。日本代表も経験するチームの精神的支柱でもある鍋谷友理枝は「長いシーズンになりますが、みんなで走り抜いて、最後に笑って終われるように頑張りたい」と新リーグへの意気込みを語る。

キャプテンの鴫原ひなたは「チームのことを第一に考えて、一人ひとりがそれぞれの役割を全うする。コートに入らない外のメンバーも全員が共通理解を持って、一戦一戦ベストを尽くして戦うことが必要」と強い決意を示した。

開幕戦の相手は岡山シーガルズ。今季加入の笠井季璃は「シーガルズはDFのチームなので、自分たちも拾い負けずに自分たちの良さを発揮したい」と話す。タフなゲームが予想されるが、どちらが開幕戦でスタートダッシュを決められるのか、注目したい。

◆鴫原ひなた(No.1/アウトサイドヒッター)

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鴫原ひなた 選手(クインシーズ刈谷)インタビュー

ーーチームとして意識していること

フロアディフェンスの部分で、サーブで崩した後などは絶対にディフェンスが大切になります。どうやったら相手のスパイカーに点を取らせないか、自分たちが良い状況を作れるかを夏場に取り組んできました。バックセンターで守るポジションで、どこからの攻撃もよく見えるポジションにいるので、ブロックの跳び方やみんなのフォーメーションは気にしながら見ています。試合の中でも後手後手にならずに、先手先手で相手に対してアジャストしていけるように、試合の中での修正力は意識してやっています。

ーー優勝するために欠かせないこと

技術の部分ではどのチームも常に高いレベルを目指してやっていると思いますし、自分たちもそういう意識でやっています。あとは一人ひとりがどれだけ自分の役割を全うできるか。チームのことを第一に考えて、それをコートの中でも、コートに入らない外のメンバーも全員が共通理解を持って、一戦一戦ベストを尽くして戦うことが必要だと思っています。

ーーキャプテンとしてチームを支えるために

今年はミーティングの質や内容を高めて、頻度も増やしてバレーの話をみんなでするようにしています。勝ったり負けたりする中で、やっぱり話さないとそれぞれがどういう思いでバレーをしているのかは全然分からない。勝っても負けてもバレーの話をよくするような時間をリーグ中も作っていきたいと考えています。キャプテンということで一番チームの空気感を感じ取って発信していかなければいけない立場だと思うので、ふわふわしているときは締めなければいけないし、モチベーションが上がらないときは曖昧な言葉ではなく実践しやすい明確な目標を提言できるように、ゲームの中でもそうですし、ミーティングの中でも言葉にしていきたいです。

◆鍋谷友理枝(No.15/アウトサイドヒッター)

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鍋谷友理枝 選手(クインシーズ刈谷)インタビュー

ーー昨季と変化させていること

昨季は移籍1年目ということでちょっと遠慮していた部分があったので、今年は鍋谷友理枝の、昨季よりも速さが上がっているスパイクをお見せできると思うので、そこが楽しみです。

ーー優勝のために必要なこと

昨シーズンはファイナルに行って色々と経験させていただきました。優勝するにはその経験を試合で出していくことが大事になると思います。良いときも悪いときもあると思いますが、悪いときでも良い方向に持っていける力が私たちにはすごく大事になってくると思います。44試合の中で少しでも成長して、それを勝利に繋げていけたらと思います。

ーーコート外でのチームへの貢献

誰よりもリーグ経験はありますので、キャプテンではないですけど最年長者として、誰が何を考えているかを常に気にかけて声掛けをしたり、スタッフと選手の間に入るというか、いろんな意味でチームのみんなを繋いでいく役割ができたらいいなと思っています。みんなが円滑にストレスなく動けるように心がけています。

ーー開幕戦に向けて

岡山さんはすごく良いバレーをしてくると思うので、タフな試合になると思います。それに負けない自分たちの粘り強さを出して、一戦必勝で戦っていけたらいいなと思います。みんなの力が開幕戦は特に大事になってくると思うので、一人ひとりが、自分が頑張るという気持ちを出すこともそうですし、チームのためにという思いを出していけたら、勝利が見えてくると思います。みんなが主役になって頑張れたらと思います。44試合と長い戦いなるので、みんなの力が必要になります。一人ひとり、誰も欠けることなくみんなで走り抜いて、最後に笑って終われるように頑張りたいです。

◆笠井季璃(No.4/アウトサイドヒッター)

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笠井季璃 選手(クインシーズ刈谷)インタビュー

ーーSV.LEAGUE開幕に向けての心境

自分は1年目で初めてのリーグということでとても楽しみにしています。44試合ということで初めての試合数になりますし、そこでの不安は少しありますが、楽しみが勝っています。観客の方がたくさん入ることもワクワクしますし、それ以上に、日本トップクラスで自分がバレーをできること、その舞台に立てることが一番ワクワクします。

ーーチームに貢献したいこと

自分の取り柄は元気の良さなので、そこを活かしてチームを勢いづけることと、自分の仕事は点を決めることなので、そこの役割はしっかり果たしていきたいです。

ーーバレーを通じてファンに届けたいもの

どれだけバレーボールのレベルが上がったとしても、最後までボールを追う姿だったり、全力で喜ぶ姿は、誰が見ても感動するものだと思っています。技術どうこうよりも、まずは一生懸命にバレーをすることを心がけてやっていきたいです。

ーー今季の目標

個人としてはこの1年を成長の年にしたいと思っているので、どんどんチャレンジして、いっぱい失敗して、経験を増やしていきたいです。

文:J SPORTS編集部

J SPORTS編集部

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