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まばゆいほどの記録と共に島田麻央が女子ジュニア最強を証明「浅田真央さんと同じ位置に立てて嬉しい」 | ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権2023 女子シングル レビュー
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部表彰台の3番目の位置にも、14歳が立った。日本の中井亜美が、はつらつとした笑顔で銅メダルを勝ち取った。FS冒頭の3回転アクセルで珍しく転倒(今季のFSでは初)したことだけが悔やまれるが、残りすべてのエレメントはノーミスでまとめあげた。
「アクセル転倒はすごく悔しいです。それでも気持ちを切り替えて、その後のジャンプをすべて揃えることが出来たのは、自分が成長できた部分だと感じています。それに麻央ちゃんと2人でメダルを取れたことが、本当に嬉しかったです」(中井)
ジュニア世界選手権で、島田が日本女子として8人目のチャンピオンに上り詰めたのだとしたら、日本女子から2選手が表彰台に乗ったのは、2017年以来6年ぶり6回目の快挙。次の2026年ミラノ冬季五輪シーズンにシニア参戦年齢に達する中井にとっては、少なくともあと2回は、島田と共に世界の頂点を競い合うチャンスがある。
4位にはキム・ユージェ、5位にクウォン・ミンソルと、韓国勢が続いた。2月開催の四大陸選手権と順番も顔ぶれも異なるものの、今季開催されたISU国際チャンピオンシップ2大会連続で、トップ5を日本と韓国で完全独占したことになる。
両国に参加権のないシニアの欧州選手権で、銅メダルに輝いたキミー・レポンドは、2年連続ジュニア世界7位。ジャンプに苦しみ、SPは10位と出遅れたが、FSでは冒頭のエッジラー以外すべてを綺麗にこなし、順位を戻した。3月末にはさいたま行きも待っている。エストニアのニーナ・ペトロキナ(12位)や、フランスのロリーヌ・シルド(11位)やベルギーのジャド・オヴィーヌ(23位)と共に、シニアの世界選手権へと挑む。
文:J SPORTS編集部
J SPORTS 編集部
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