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フィギュア スケート コラム 2021年12月7日

佐藤駿選手「羽生選手と話せたことが一番の思い出」 | フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋 【佐藤駿 エピソード3】

フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋 【佐藤駿 エピソード3】

フィギュアスケートファンの“もっと選手の素顔を知りたい!”という熱い想いに応えるべくスタートした、「フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋」シーズン8がスタート!
日本選手はもちろん、海外選手のプログラムも多数手掛ける振付師・宮本賢二さん(KENJI)が、ゲストを迎えて、楽しく、真剣にトークを繰り広げます!

今回のゲストは期待の若手、佐藤駿選手。ノービス時代から大活躍し、既にジャンプのスキルは世界屈指と言われる注目のスケーターです。今シーズンの活躍が益々期待されています。

エピソード3では、ジュニアグランプリファイナルやシニアデビューを振り返りながらトークを繰り広げます。番組恒例の質問コーナーでは、佐藤選手のパーソナリティーに迫りました

全日本ジュニア2019を振り返って

──ジュニアグランプリのファイナルも出場して、全日本ジュニアも優勝を狙っていたと思うんですけど、そのときに鍵山優真くんが優勝、駿くんが2位。キスクラでの涙がありましたが、当時どうでしたか?
佐藤:正直、プレッシャーがやばすぎて、フリーの前からかなり緊張していました。あそこまで緊張したことはなかったので、その前に(鍵山)優真が171か172くらいのすごい点数を出して、それもあったんですけど、余計プレッシャーになってやばかったですね。

──終わったときに少し涙をこぼしてしまったと。そのときの話を鍵山くんとしたりするの?
佐藤:試合の話はあまりしないですね。これからのことは結構しますが、過去のことを一緒に話したりすることはあまりないですね。

──ちょっとホッとしたところもあったのかな?
佐藤:そうですね。全部やり切って「やっと終わった」っていう感じです。逆にホッとしたところがあったんだと思います。

──全日本ジュニアから3週間後のジュニアグランプリファイナルで、歴代最高記録で優勝。日本人では宇野くん以来4人目のジュニアグランプリファイナルチャンピオンになったんですけど、これは全日本ジュニアの2位が影響してたりするの?
佐藤:その(全日本ジュニア)後の練習の姿勢や内容はかなり変わりましたし、全日本ジュニアが終わって3週間はかなり自分でも追い込んで練習していました。すごい集中してやっていました。

──毎回ランクアップしていくというか、どんどん積み上げていくんだね。大会の思い出はある?
佐藤:一番は羽生選手と話ができたことだと思います。

──同じ試合に出てるのか。
佐藤:同じ試合でした。それまで全然会えていなかったので、その機会に会うことができて「おめでとう」と言われたことがとても自分の中で嬉しかったですね。

──次会ったときに羽生くんに話してみたいことある?
佐藤:どうやったら試合前に落ち着いてできるのか、プレッシャーに耐えられるのかということを聞きたいです。

──たぶん教えてくれるんじゃない? 可愛い後輩が聞いてくれば絶対に教えてくれるよ。
佐藤:試合前に点数が出る前の待つ時間があるじゃないですか、あの時間に脚が動かなくなるんですよね。急に全く動かなくなっちゃうので、治したいなと思っています。毎回「動け!」とは思うんですけど、一歩が重くて動かなくなっちゃうので。

──それがルーティンになっているわけではないの? プラスに考えても良いと思うけど。脚が動かないときは羽生くんに「後ろから押してもらえますか?」ってお願いしたら(笑)。その後、全日本選手権では5位。初出場の世界ジュニアでは6位。このシーズンを振り返って一番印象に残っている大会は?
佐藤:グランプリファイナルですね。あとはジュニアグランプリの初戦で優勝できたことで、僕の中でそこから始まって自信がついたと思うので、一番印象に残っています。

──初出場の世界ジュニアはどうでした?
佐藤:正直、コンディションを持っていくのがあまり上手にできなかった印象があります。時差とかがあって、日本時間では早朝くらいの時間だったので、身体の持って行き方が良くなかったです。昼寝とかもしようと思ったんですけど、緊張とかもあって全然寝られなくて、それで全然休めずに試合に臨んでしまって、疲れがどっと出てしまったかなと思います。

──試合の出来はどうだったの?
佐藤:良いとは言えないですけど、後半しっかりまとめられたことだとか、良かった点はあると思います。点数もそこまで悪くなかったですし、6位にも入賞できたので、そこは良かったかなと思っています。

昨シーズン、コロナ禍でシニアデビュー

シニアデビューを振り返る

シニアデビューを振り返る

──練習をずっとしていれば、良いときと悪いときの振れ幅が小さくて済むよね。調子が悪くてもある程度はちゃんとできることは分かったし、良かったのかもね。昨シーズン、シニアデビューしましたが、コロナの影響で思うように活動できていないことについてはどう感じていますか?
佐藤:昨シーズン、2ヶ月間滑れなくなったときは、正直、滑れるようになったときに4回転ジャンプが戻せるのかという不安はありました。でも、あの2ヶ月で陸上トレーニングをたくさんやったりだとか、スケートではない部分の能力はかなり上がったと思うので、すごく良いシーズンになったかなと思っています。

──ジュニアとシニアの差はどうでした?
佐藤:シニアの選手は一歩の滑りが全然違う。僕はまだジュニアの滑りというか、一歩の伸びが全然シニアの選手と比べて足りないと思っているので、もっと一歩を大きくしたいなと思っています。

──シニアに上がって初めてコレオステップが入りましたが?
佐藤:前まではスピンが終わってそこで終わりだったんですけど「まだコレオがあるのか....」って感じですかね。

──体力的にも結構きつい?
佐藤:そうですね。3分半から4分になって、体力面でキツイ部分は少しありました。

──今シーズンのショートとフリーを教えてくれますか?
佐藤:ショートは、ビバルディの「夏」という曲です。佐藤有香さんの振り付けなんですけど、有香さんがすごく丁寧に教えてくださって、リモートでもやったりしますが、最初は自分が下手で全然滑れなかったんですけど、それを有香さんがうまくカバーしてくださって、良いプログラムになりました。

──ここを是非見て欲しいという所はありますか?
佐藤:ステップが終わってからのアクセルまでの勢いを見て欲しいです。ステップの流れからそのまま行く感じが結構気に入っているので、そこを見て欲しいです。

──後半にステップをやった後にアクセルって体力的にも大変じゃない?
佐藤:有香さんにも「体力的に大丈夫?」って言われたんですけど、「大丈夫」って言っちゃったので、やるだけです。

──潔くて良いね。フリーの方は?
佐藤:「オペラ座の怪人」です。

──KENJI先生が作りましたけど、どうですか? 滑ってみて。
佐藤:かなり滑りやすいです。ジャンプにすごい集中できるというか、もちろん振りもすごい特徴的で滑りやすいんですけど、ジャンプの前とかすごい入りやすいプログラムになっていて、とても気に入っています。

──先生方ともすごい相談しながら結構やったもんね。見所は?
佐藤:後半を全部見て欲しいかなと思います。最初はジャンプが出てくるんですけど、後半からの4回転トゥーループだったりとか、そこからのアクセル、一番最後のアクセルを見て欲しいです。

番組恒例質問コーナー

番組恒例質問コーナー

番組恒例質問コーナー

Q.やってみたいアルバイトは?

佐藤:ちょっとやってみたいと思うアルバイトは、スケート関連になっちゃうんですけど、製氷車「ザンボ」の仕事をちょっとやってみたいなと思っています。人によってその後の氷とかも違うし、日によっても違うから、いつかやってみたいですね。

──スケーターはそれを思っている人多いよね?
佐藤:結構、多いと思います。

──でも駿くんがザンボしてたらちょっとビックリするよね。
佐藤:それはそれで面白いですけど(笑)

Q.1日だけ入れ替わってみたい有名人は?

佐藤:スケートだったら羽生選手なんですけど、他では大谷翔平選手になってみたいです。僕、野球が結構好きなんです。スケートの友達とキャッチボールとかも良くやっているので、1回ホームラン打ってみたいですね。

──シュートとか投げるの?
佐藤:ガチの野球じゃなくて、ウィッフルボールって分かりますか? ちょっと持ち方を変えて投げるだけで変化するボールです。誰でも変化球を投げられるボールで、それを使って埼玉のスケートの友達と野球をやったりしています。

Q.地球最後の日に何をしますか?

佐藤:とりあえず好きな物を食べまくりたいですね。

──好きな物って何?
佐藤:お寿司が好きです。

──仙台出身だから?
佐藤:いや、たぶん関係ないと思うんですけど。

──関係あるでしょ(笑)。ネタは何が好きなの?
佐藤:マグロです。マグロがもう昔から好きです。どちらかと言うとネギトロ巻きが好きです。お寿司屋さんいったら、とりあえずネギトロを3貫4貫頼んで、そこからスタートなので。

Q.今一番欲しいものは?

佐藤:でっかいモニターというか、テレビみたいなものが欲しいです。でっかい画面で映画とか観たいので。自分の部屋に置いて、電気消して映画館みたいな感じにしたいです。

Q.タイムマシーンで行ってみたいところは?

佐藤:100年後にスケートがまだあるのかを知りたいです。

──100年後はまだスケートあります(笑)
佐藤:100年後のスケートがどうなっているのか知りたいです。

──何回転跳んでるとか?
佐藤:そうでうすね。採点方式とか。どれくらい人気なのかとか。5回転とかが普通になっているかもしれないですし。気になりますね。

Q.1億円貰ったら何につかう?

佐藤:とりあえず貯金ですかね。とりあえず貯めておきたい。

──全部貯金?
佐藤:半分くらい貯金。あと半分は自分の好きなものに使います。

──例えば?
佐藤:一回、大人買いみたいのしてみたいです。服屋とか行って「ここからここまで」みたいな。YouTuberとかがやっていて、それやってみたいです。

──今後に向けた目標
佐藤:自分の思うような演技ができるように頑張りたいなと思います。

収録を終えての感想

収録を終えての感想

収録を終えての感想

佐藤:初めて「KENJIの部屋」に出演させていただいてともて嬉しかったです。楽しく終わることができたかなと思います。
(話す前と印象は変わった?)元々、面白い方だと思っていましたが、さらに面白いところがたくさん見つかって良かったです。
(印象に残った話は?)改めてフリーのプログラムについて話すことができて、そこはとても良かったかなと思います。KENJI先生も鳥を飼っていることにはとてもビックリしました。
(どんな部屋だった?)すごく楽しい部屋でした。

KENJI:レッスン中とか振り付け中はそんなに話すことはないですけど、すごい明るい子で、もっと静かな子だと思っていたんですけど、すごい話してくれて楽しかったです。
(印象に残ったことは?)毎回心の声から自分の声が出るところが印象的でした。あと、すごい表現が多様だなと思いました。YESかNOかだけで答えられたらどうしようかなと思ったんですけど、いっぱいこっちの想像力を引き出してくれるような話し方をしてくれたので、すごい楽しかったです。体調と怪我に気をつけて、できる限りの自分の実力をみんなの前で見せて欲しいなって思います。

文:J SPORTS編集部

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