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フィギュアスケートファンの“もっと選手の素顔を知りたい!”という熱い想いに応えるべくスタートした、「フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋」2018/2019シーズン!日本選手はもちろん、海外選手のプログラムも多数手掛ける振付師・宮本賢二さん(KENJI)が、ゲストを迎えて、楽しく、真剣にトークを繰り広げます!
今回のゲストは、2016年全日本ジュニア選手権6位、全日本選手権9位、2017年全日本ジュニア選手権2位、全日本選手権11位、2018年高校総体(インターハイ)優勝、世界ジュニア18位の三宅星南選手が登場!
「星南」
——星南くん、私服やん!初めて見た
三宅:いや~、あの、最近になって私服にちょっと…はい…。
——すごい、ネックレスもしてるやん。なんか、全然違うね
三宅:はい。前はずっと練習着だったんですけど。——そうやんね。改めまして、三宅星南選手です。よろしくお願いします
三宅:お願いします。
——星南(セナ)くんって、結構珍しい名前やんね
三宅:まあ~そうですね。けど、女の子とかでは、小学校のときの同級生にもいました。
——海外でも通じそうな名前だもんね。名前の由来は?
三宅:お父さんが車が好きなんで「アイルトン・セナ」っていうところと、漢字は「南十字星のように輝いて欲しい」ということで。
——あ、そうなんや。名前はやっぱり気に入ってる?
三宅:はい。まあ気に入ってるんですけど…気に入ってます(笑)。
——それはよかった(笑)。星南くんは、今もう高校何年生になったの?
三宅:高2です。
——高2か。めっちゃ小さかったのにね、小学生のとき。今「プチ 一人暮らし」してんの?
三宅:大阪で、関西大学で練習するときだけ、一人でいます。
——ごはんとかどうしてんの?
三宅:ごはんは、自分で作ったり、買ってきたりですね。
——自分で作ったりすんの?何作んの?
三宅:あの、まあ、卵料理だけです(笑)。
——卵料理だけ?野菜とか入れへんの?
三宅:あの、簡単な料理だけ、頑張って。
——ちゃんと自分で作って食べてるんだ。おやつとかも?
三宅:おやつ…まあ、ケーキを焼いてみたりとかは。
——えっ、マジ?ケーキ焼くの?
三宅:あの、まあ、簡単な。
——ああそうなんや、今日食べれるんや(笑)。さっきなんか箱があったけど、あれケーキ?
三宅:いや、それは違います、すいません!(笑)
スケートを始めたきっかけ
——スケートを元々始めたきっかけというのは?
三宅:お姉ちゃんがまずスケートを始めて、それについて行って、楽しくて。で、しかもそこが高橋大輔選手の出身のクラブで、それでまあ好きになって。
——滑ったらすぐにハマっていったの?「楽しいなあ」って
三宅:まあそうですね。もうずっと何時間も氷に乗っていました。
——ああ、そうなんや。滑ってみてさ、何が魅力を感じたの?
三宅:う~ん、まあスピード感とかですかね。
——そうやんね。走ったらしんどいけど、スケート滑ってると風がば~ってなるもんね。子供のころはどんな感じやったの?
三宅:ずっと一人でレゴとかやってるような子だったので、お母さんは「手がかからなかった」って言っていました。
——リンクとかでも?
三宅:リンクとかではずっと遊びまわってた。あの、鬼ごっこしたりとか。
——そんなんしてたっけ?なんか、おとなしいイメージがあるけど
三宅:まあ、ほんとにちっちゃい頃は。
同期のスケーター
——同期って誰がいるん?
三宅:岡山だったら、(島田)高志郎くんと、(木科)雄登と。で、女子は、本田真凜ちゃんとか、白岩優奈ちゃんとかがいます。
——結構いっぱいいるんやね。その中でも仲いい選手とかは?
三宅:まあ雄登とかは、関西大学に練習に来たりするので、そのときはお風呂に行ったりとか遊びに行ったりとか、時々します。
——遊びって、何をしに行くの?
三宅:まあ遊びに行くっていっても、ほとんどが、高槻のセンター街に温泉があるんでそこに2人で入りに。
——高槻のセンター街に温泉なんかあったっけ?
三宅:ホテルの中に、「天神の湯」があるんで。
——あ~、1個入ったところだ。どんな話をしたりするの?お風呂入って
三宅:まあ、もう普通に、なんか、いろいろ…なことを話します。
——その「いろいろ」を聞いてるんや(笑)
三宅:まあ「最近どうだった」とか、学校のこととか、ですかね(笑)。
——笑ってるやんか(笑)。学校のこととか、勉強とかの話をしたりするの?
三宅:勉強とか。雄登の学校、こっちに練習来るときとか、学校行けてないときがあるって言ってたんで、そういうときとかどうしてる?とかいう話はしたりします。
憧れの選手やライバル
——スケーターの中に、憧れてるとか、ライバルの選手とかいる?
三宅:憧れの選手は、やっぱり高橋大輔選手が、小さいころからずっと憧れです。ライバルは、同期のジュニアの子たちはみんなライバルです。
——そうやね、意識してね、同い年も多いし。じゃあ高橋大輔くんの、どういうところに憧れてるの?
三宅:やっぱりなんか試合の映像を見ていてもかっこいいし、すごく踊れるな~って思って。踊れるし、あとジャンプがすごいきれいなので、そこが憧れです。
——ちょっと意識して、自分でも練習してんの?
三宅:なんですけど、全然踊りがうまくならない(笑)。
——そんなことないでしょ。バンバン笑顔で踊ってたやん、アイスショーとかでも。あの、やってたやん、「脱ぐ…脱がへんのかいっ」みたいな(笑)。あれ、合計何回やってんの?
三宅:数えたことないです(笑)。
——一回数えてみ?30はいってると思うよ。片方、両方もあるからな
KENJIに緊張!?
——どうしたん?なんか、息が荒いけど
三宅:いや、すごい緊張して(笑)。
——あ、そう(笑)。緊張はしなくていいでしょ?
三宅:いや、KENJI先生と、振り付けのときにしか会わないんで。
——あのさ、中京とかで会ったりしたときに、「うわっ」って顔するのやめてもらっていい?(笑)
三宅:ば、ばれてましたか(笑)。
——ばれてるわ!ここ(目の前)にいて「うわっ、こんにちは」って。そりゃ、ばれるやろ(笑)。一瞬「うわっ」ってなるの?
三宅:そうですね。まあ、KENJI先生のオーラがすごいんで。
——よう言うわ(笑)
2A/3Aを跳んだのはいつ?
——あの、お決まりの質問なんやけど、ダブルアクセルは初めていつ跳んだん?
三宅:5年生の12月に跳びました。
——5年生のとき…あ、じゃあ俺が振り付けに行ったときはもう跳んでたっけ?
三宅:はい、そのときは跳べるようになっていました。
——いつぐらいから練習をし始めたの?
三宅:えっと、3年生のころにはもうたぶん練習してて、ずっと跳べなくて、悔しかった覚えが(笑)。
——あ、そう。で、そのあと、トリプルアクセルは?
三宅:トリプルアクセルは中2ぐらいから練習してたんですけど、そこまでちょっと怖くて、あんまりその、ちゃんと締めるっていう回数が少なかったんですけど。全日本ジュニアで9位で全日本に行けなかったので、悔しくて練習して。そしたら、2か月ぐらいで跳べるようになりました。
——おお、すごいやん、2か月って早くない?
三宅:はい。早かったですけど、そのあとがちょっと(笑)。
——そのあと、どうしたん?
三宅:まあ、確率が、あまりよくなかった(笑)。
——跳べるようになったときのコツとかあるの?
三宅:何も考えない。
——「何も考えない」がコツ?
三宅:なんかすごく考えちゃうんで、考えてくるとだんだん体が硬くなってくるんで。
——あ、なるほどね。何も考えずに、言われたとおりのコースで入って、跳んだら跳べた、と。そしたら、まあ、いいやんね、落ち着いて跳べるよね。じゃあこれから考えずに跳ばなあかんね
三宅:けど、考えすぎちゃって、よく失敗します(笑)。
——いやだから、もうわかったやん、その理由が(笑)。考えずに跳んだほうがいいでしょ
三宅:まあそうなんですけど、毎回失敗します、それで(笑)。
——失敗する理由は、考えすぎてしまうんや。じゃあ4回転は?
三宅:4回転は、去年の6月に跳べたんですけど、そのときもリズムよく、考えずに(笑)。
——トウ?
三宅:いや、サルコウです。
——トウはやってんの?
三宅:トウループは、トリプルトウループが僕下手くそなんで。トリプルトウループの練習は頑張ってます。
——フリップのほうが得意なんやったっけ?
三宅:はい、フリップのほうが得意です。
——ああ、そうか。じゃあ、大ちゃんと一緒ちゃうん?
三宅:そうなんですか?
——え?知らん(笑)。なんか、そんなことを言ってたような
三宅:上手なのは、もう…大ちゃん上手なんで、フリップとルッツが
——上手やね(笑)
ノービス時代の思い出
——ノービス時代の思い出とかある?
三宅:ノービス時代の思い出は、やっぱりKENJI先生に『パイレーツ・オブ・カリビアン』のプログラムを作っていただいて。あれがすごい好きで。
——あれ、おもしろかったよね。なんやったっけ?ジャッジをこう覗くとか
三宅:投げキッスしたりとか。
——あと望遠鏡とかね。ああ、覚えてる。俺もすごい印象に残ってる
三宅:あれで、しかも、その、(ノービス)Aの2年間、表彰台に2回乗れて。
——おお、すごい。ちょっとポーズやって!当時そんなにやらへんかったよね?もう適当やったよね?適当って言ったらあれやけど(笑)。印象に残ってる大会とかある?
三宅:初めての海外試合にガルデナに行ったんですけど、それがすごく印象的です。
——どこ?どこ?ガルデナって、どこ?
三宅:山の奥のほうで、スキーのリゾート地で。
——ガルデナって、国?
三宅:ああ、イタリアです。
——イタリアか。メキシコのほうかと思ったら全然違った(笑)。楽しかった?
三宅:楽しかったです。
——緊張とかせーへんかった?
三宅:いや、緊張しました。
——そうなんや。そのあとにジュニアデビューして、ジュニアの試合に出てみてどうやった?
三宅:うーん、やっぱり身体の大きい選手がいっぱいいたんで。しかも、ジュニアグランプリシリーズで初めて海外のラトビア大会に行ったんですけど、トップの選手はみんな4回転跳んでて、トリプルアクセルも跳んでて、すごいなあって思いました。——そのときはトリプルアクセルは跳んでたんでしょ?
三宅:いや、僕はまだ跳んでいない頃でした。
目指すはレース出場!?
三宅:早く車に乗りたいです。
——ああ、車好きなんやんね。あ、元々か
三宅:小さいころからずっと車が好きで。今は、レースとか、よく見たりします。
——アイルトン・セナだから
三宅:ですかね(笑)。車は、僕は日産のGT-Rが好きです。
——レースとか見たりすんの?
三宅:「SUPER GT」っていう、日本でやっているGTカーのレースがあって、それは僕すごく大好きで、ずっと見てます。見てるというか、ツイッターで調べたりは、すごくしてます。
——詳しいの?レースとか
三宅:詳しいというか、もうとりあえず見てて。あの、去年の4月に岡山国際サーキットにレースを見に行ってから、すごくかっこよくて、好きになって。今年も4月に行ってきたんですけど、やっぱりかっこよくて。
——何がどうかっこよかったの?
三宅:やっぱり映像とかで感じられない音とか。あとは、ピットロードとか歩いて、ドライバーの人にサインもらったりとか。
——誰にもらったの?
三宅:「NISMO(ニスモ)」って書いてある携帯のケースを買って、「23号車」っていうGT-Rのチームがあるんですけど、「MOTUL AUTECH GT-R」っていうのがあるんですけど、そこのドライバーのロニー・クインタレッリ選手と松田次生選手にサインをもらいました。
——あ~そうなんや(笑)。好きなドライバーは誰やったっけ?
三宅:やっぱりその2人の…。
——え?2人いたの?今(全員爆笑)
三宅:はい(笑)。
——今、2人いたんや、話の中で。もうちょっといるのか、もしくは1人かと思った。もう1回言ってもらっていい?
三宅:ロニー・クインタレッリ選手と、松田次生選手。
——マツハシギョセン?
三宅:まつだつぎお。
——ああ、日本人の方。そこは間違ったらあかんよね、俺ね(笑)。23番やったっけ?
三宅:「23号車」です。たぶんですけど、「ニッサン」で「23」。そうだと思います。
——ああ、そういうことなんだ(笑)。その、好きな選手と実際会ってどうやった?
三宅:やっぱりかっこよかったですよね。サインも書いていただいて。レースの前なのに、ファンサービスがすごいなって思って、僕も頑張ろうって思いました。
——ファンサービスを頑張るのか(笑)。でも、大切なことやもんね。試合でもさ、やっぱり声援が多いと力になるし。ごめん、レースのことは、何言ってるか全然わからんかった(笑)。
三宅:まだちょろっとしか話してないんですけど(笑)。
——ああ、十分です(笑)。でもすごいな、レース、車が好きっていうのもね
三宅:「SUPER GT」に関しても話ができる人がスケーターの中にいないんで。
——あ、いるいる!
三宅:え?いる?
——ここに!(笑)
三宅:ああ(笑)。じゃあ、KENJI先生!
——まあ、聞くだけやで?(笑)
三宅:もしスケート引退したりとかしたら、レースに出てみたいなっていうのは考えています。
——あ、そんなに?
三宅:僕も頑張って、レースに出れるように、スケート頑張ります(笑)。
——ちょっとしたレースってあるんやね
三宅:あの、ちょっとしたというか、やっぱり入門のレースとか。まだ、初心者というか、プロのドライバーでなくても出れるようなレースが。
——あ、なるほどね。じゃ、乗ってみたい車とかあんの?
三宅:僕、さっきも話したようにGT-Rが好きなんで、GT-Rに乗りたいです。
——いつか乗れたらいいね。レース出るとき呼んで!
三宅:は、はい。わかりました(笑)。
——車の芳香剤とか持っていくから(全員爆笑)。ほら、リラックスせなあかんやん。こう、置いて
三宅:はい、そうですね(笑)。
J SPORTS 編集部
フィギュアスケートファンの“もっと選手の素顔を知りたい!”という熱い想いに応えるべくスタートした、 J SPORTSの名物番組「フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋」。 11月は須本光希選手、三宅星南選手、小松原美里選手&ティモシー・コレト選手が登場予定です。
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