【ISU欧州フィギュアスケート選手権2018】男子シングル 選手コメント＜フリー終了後：上位5選手＞

ハビエル・フェルナンデス（スペイン）：総合1位

勿論この大会に参加するからには優勝を目指していました。その中、ショートプログラムを終えて12点差をつけて1位に立てた事から、このリードを絶対に渡すまいと思いながら最高の演技をする事をフリーでは心掛けていました。

（Q：欧州選手権の重要性について）欧州出身のスケーターにとってはとても大事な大会です。恐らくグランプリ以上に大切なものだと思います。この大会は欧州で誰が一番かを決する大会なんです。私は本大会に挑むに当たっては、常に体調を万全にする事を心掛けてましたし、オリンピックないしは世界選手権に向けた良い準備にもなります。若かった頃は今とは異なったレベルでしたけど、6年前に初優勝を経験してからは、毎年優勝を目指して参戦しています。

（Q：オリンピックへの準備については？）勿論オリンピックは100％の状態で挑める様、これから準備する予定です。まだ数週間練習の期間が残されているので、その間にコンディショニングを図る共に、プログラムの改善を行いたいです。

ドミトリー・アリエフ （ロシア）：総合2位

私は本日の演技を好意的に捉えており、ハッピーな結果だったと思っています。この様に競える事が出来た事に対して、とても嬉しく思います。実は本日の練習の際にスケートシューズをホテルに忘れてしまい、練習できずに本フリープログラムを迎えざるを得なかった為、演技前は少し心配でした。その中でこの様な結果が残せた事は、大変満足です。また、私はプログラム中とても力強い気持ちで滑る事が出来ました。これは観客の皆様のおかげです。本当に有難うございました。

（Q：音楽の選択理由について？）実はこの曲は個人的に、かなり感情的になってしまうものなのです。と言うのも、この曲は私の両親に関連しているからです。私は両親と離れて大都市に住みました。このプログラムは、冒頭両親に別れを告げる所から始まり、途中両親と再開を果たし彼らと抱きしめ合い、最後再び自分一人となり自身のキャリアを築いていくとの内容になっています。

ミハイル・コリヤダ（ロシア）：総合3位

（Q：本日のパフォーマンスについてどう思うか？）昨年同様、結果は悪くはありませんでした。ただ、私はこの結果に満足はしていません。この結果のおかげで、私が今後より努力する為の良いモチベーション材料にはなると思います。観客は最高の応援をして下さり、彼らからのサポートを滑りながら肌で感じる事が出来ました。

（Q：フェルナンデス選手と戦った事については？）私は長い間ハビ（フェルナンデス）に憧れていました。私は彼の事をスケーターとしても大好きですし、僕にとってのロールモデルです。

（Q：オリンピックへ向けた準備については？）最終的な代表選手は月曜日に発表されると聞いています。オリンピックへ自分が参加できる場合は、とても大きな責任を背負って立つ事になります。オリンピックはとても大きな大会であるのみならず、4年に一度しかない大会なのですから。

デニス・ヴァシリエフス（ラトビア）：総合4位

結果は良かったと思いますが、もっと出来たと思います。それでも私は結果についてはハッピーです。少し、いやかなり緊張していたのですが、演技を楽しむ事が出来ました。これからより多くの練習を積むと共に、このフリーの衣装での練習回数も増やしていきたいと思います。この衣装はとても格好良いので、もっと慣れる事が大事だと思います。

（Q：緊張とどの様にして戦うか？）私は演技前に音楽を聴いて緊張をほぐす様にしています。

アレクセイ・ビチェンコ（イスラエル）：総合5位

ショートプログラム終了後、私はとても悪いムードでした。自身が思い描いた通りの演技が全く出来ず、また自身が獲得したかったレベルを取れなかった為です。その為、本フリーでは一つ一つエレメントを大事にし、最高の結果が残せる様に努めました。本日は90％が思い描いた通りに滑ることができ、10％がミスだったと思います。今後はオリンピックに向けた準備をしていきたいと思います。

（Q：音楽の選択理由は？）この曲は私がとても気に入っている曲の内の一つなのです。もう一つはレミゼラブルです。この音楽に秘められた情熱が私のスケートスタイルとマッチするのです。

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