フィギュアスケートコラム 2018年1月20日

【ISU欧州フィギュアスケート選手権2018】アイスダンス選手コメント＜ショートプログラム終了時点＞

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部

ガブリエラ・パパダキス／ギヨーム・シゼロン（フランス）：ショートプログラム1位

パパダキス：（Q：独特な体の動きについて）　この動きは見てお分かりの通り、かなりの練習を積んだ結果できる様になったものです。今年はラテン年ですし、ラテンダンスにおいては体の動きがとても重要となりますので。この様なダンスは踊っていてとても楽しいですし、これまでリンクの外でも先生方と多くの練習を積んできました。リンクの上で踊るには、足を安定させる必要がある為、難易度は高いのですが、そのチャレンジ自体が楽しく、今回この様に上手くプログラムを滑れた事はとても嬉しく思います。

シゼロン：私達は本日の結果をとても嬉しく思っています。また、滑りながらとても楽しい思いも出来ました。ファンの皆様からのサポートが素晴らしく、とても温かい環境で演技を行う事が出来ました。今回のプログラムは、滑る回数を重ねれば重ねた分だけ楽しいと思えるものです。

（Q：オリンピックに向けた準備はどうか？）私達は今シーズン開始時からとてもハードに練習しており、今回の様な結果が出る事で、その努力が実っていると実感できてとても嬉しく思います。今後も集中力を継続し、より上手くなって行ける様に努力したいです。

アレクサンドラ・ステパノワ／イワン・ブキン（ロシア）：ショートプログラム2位

ステパノワ：（Q：本日のパフォーマンスについてどう思ったか？）まず皆に感謝を述べたいです。ここで演技をする事が出来、最高の気分です。観客がとても素敵でした。こんなにも私達を応援してくれるなんて、予想も出来なかったです。また、私達のコーチが今回のプログラムについて、これまでで最高の出来だったと褒めてくれ、とても嬉しい気分になりました。

（Q：2位につけている事についてどう思うか？）どの様な結果でも驚きはありません。ロシア選手権以降、私達は演技をより良いものにするべく多くの努力を重ねてきました。それら努力がこの結果に表れたのだと思います。

（Q：欧州選手権がオリンピックにどの様な影響を及ぼすと思うか？）　夫々の大会は異なるものであり、全部上手くいくとは限りません。時にはミスもします。ただ、私達は今の状態、並びに大会でのパフォーマンスを嬉しく思っています。

アンナ・カッペリーニ／ルカ・ラノッテ（イタリア）：ショートプログラム3位

カッペリーニ：私達は本日の結果を大変喜ばしく思います。私達はテクニカルスコアを上げる事に注力してこれまで練習を積んできており、今回はそれほど大きな得点の伸びを得られなかったものの、今後のオリンピック、並びに世界選手権に向けてその点をより改善していきたいと思います。ロシアの観客は常に最高です。凄い情熱を感じます。

（Q：音楽の使用理由は？）私達はこの曲を愛しており、ラテンをスケートする時が来た時にこの曲を使おうと、私達のレパートリー内にしばらく留めていました。今（競技人生が）一周した様に感じます。といいますのも、私達はラテンで競技を開始し、今年のオリンピックもラテンとなるからです。

（Q：イタリアのテーマをプログラムに入れた理由は？）今年の様にオリンピック、またその後の世界選手権がイタリアで開催される様な年においては、自国の文化をプログラムに入れ込む事は必然的な選択でした。ショートはラテン的な内容でしたが、フリーではイタリアの要素を織り込んでいます。

エカテリーナ・ボブロワ/ドミトリー・ソロヴィヨフ（ロシア）：ショートプログラム4位

ソロヴィヨフ：プログラム全体で考えますと、私達は自分達の出来に満足しています。気持ち的にも、技術的にも力強い滑りが出来たと思いますし、コーチも私達の出来を喜ばしく思ってくれてしました。コーチがそう思ってくれたのは何よりも嬉しいです。もしかすると少し慎重になりすぎていた可能性はありますが、演技前にエカテリーナの目を見た際に凄い自信を感じとれ、私も自身の能力には自信を持っていました。明日のフリーダンスではもっと（慎重にならず）自由に滑れると思います。

シャルリーヌ・ギニャール／マルコ・ファッブリ（イタリア）：ショートプログラム5位

ファッブリ：私達は、今回の結果に満足しています。今回の大会はとてもレベルの高いものですしね。全員かどうかは分かりませんが、多くのスケーターが数週間後に開催されるオリンピックのイベントに向けて少し体力を温存している様にも感じましたが、この大会はとても特別なイベントだと私は感じています。昨年はトップ5を目標に参戦しましたが、その目標を達成する事は出来ませんでした。その為、今回は念願のトップ5位入りを果たせる貴重な機会なのです。

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■ISU欧州フィギュアスケート選手権2018
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