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フィギュア スケート コラム 2017年12月5日

【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】村元哉中&クリス・リード組<エピソード2>

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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スポーツテレビ局J SPORTSの人気番組「フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋」2017/2018シーズン!日本選手はもちろん、海外選手のプログラムも多数手掛ける振付師・宮本賢二さん(KENJI)が、ゲストを迎えて、楽しく、真剣にトークを繰り広げます!

前回に引き続き、平昌五輪出場枠を獲得したアイスダンス・村元哉中(かな)&クリス・リード組が登場!
ペア結成3年目の今シーズン、自己ベストを更新するなど絶好調の2人にペア結成の秘話や、今シーズンにかける意気込みを語ってもらいます。 2人の意外な素顔も明らかに!?

初めて国際大会に出場して

——アイスダンスに転向して、初の国際大会のタリントロフィーで4位、全日本で3位という結果。あの時はどうでした?

村元:初めてのダンスで海外の試合行った時とか、すごい緊張したの覚えてます。

——緊張する方なんだ?

村元:緊張します。でも、シングルと比べると緊張のレベルが違う。

——どっちの方が高かった?

村元:シングルの方が高い。ダンスの時は、誰かが一緒に氷の上にいるから。

——そうですね、確かにそれはあるかも。一方クリスさんはお姉さんのキャシーさんと組んでたんですけども、そのお姉さんと組むっていうのは大変な所はある?

クリス:大変ですよ(笑)。

——なんで大変なんですか?

クリス:私たちはお互いをよく知っているので助け合いもするけれど、嫌な思いをするポイントも知っているのでイライラさせてしまいます。

村元:姉弟だからこそ。

——そうなんだ、大変やね。やっぱりケンカになるんですか?

クリス:たくさん。

——たくさん(笑)?仲直りはどこですんの?リンクの上で?家帰って?

クリス:あとで「ごめんね~、ごめんね~。キャシー、you so great.」。

——ちゃんと話して

クリス:明日の新しいスタート。新しいマインドで(笑)。

日本でスケートを始めたきっかけ

——最初アメリカでずっとやってらっしゃって、途中で日本にいらっしゃった。そのきっかけっていうのは?

クリス:日本のスケートは私が世界で見た中でもとても大きな規模で、日本でスケートをすることが夢でした。今までファンやスケート関係者の方々にたくさんサポートをしていただいているので、日本でスケートをしています。

——キャシーさんと組んでた時に、一番思い出に残っている大会というのは?

クリス:バンクーバー。一番のメモリーです、サクラダンス。

——サクラダンス?

クリス:扇子使って。

——ああー、なるほど。その、なんでまたそれが一番思い出に残ってんの?

クリス:コスチュームほんと好きです。ある雑誌の記事にこの大会で好きな衣装トップ10の1位と書いてありました。

——そうなんだ。すごいきれいだったと思います。でね、アイスダンスの選手に訊くのもあれなんですけど、初めてダブルアクセルを跳んだのはいつでした?シングル時代?

村元:え、覚えてない。いつやろ、覚えてないわ~。

——結構すぐ跳べた?

村元:いや、全然跳べなかった。

——一年二年かかって?結構時間かかったんや

村元:うん。覚えてない。

——覚えてないんかい(笑)。クリスさんは?

クリス:ダブルアクセルできない(笑)。

——そうかそうか(笑)。ダブルルッツまでか

クリス:14歳。

——そんな二人が2015年6月にカップルを結成。きっかけってなんやったん?

カップル結成のきっかけ

村元:きっかけは、キャシーが引退を決意して、ちょうど哉中も野口くんと解散してて。ほんとにこれがびっくりするくらいタイミングが良くて。哉中は他に三人くらいトライアウトをしてて、その人に連絡して一緒にやろうっていう寸前に連絡が来て、クリスがトライアウトしてみたいっていう話を聞いて。その時バンクーバーにいて、すぐに日本に戻るフライトを買って戻ってトライアウトしたよね。

——二人組むことになってどうでした、最初?

村元:哉中はまだ始めて一年も経ってない状態で、クリスはもう10年以上やってたから、すごい「え、大丈夫かな」っていう思いしかなくて、最初は。クリスに全日本で一回会ったけどそんなしゃべってもなかったし、全然知らなかったから、初めて会った時になんか「あ、初めまして」みたいな(笑)。

——結構不安な感じだったんだ

村元:すごい不安でした。

——そうなんだ。逆にクリスさんは?

クリス:全日本フィギュアの表影台で会いました。哉中を素晴らしいと思ったのを覚えています。哉中とパートナーは日本のトップになっていていろいろ思うこともありましたが、出会うタイミングは良かったです。

——哉中ちゃんはどうでした?話してみて

クリス:良かったです。とても馴染みやすかったです。私は今まで姉としかパートナーを組んだことがなかったので、新しいパートナーとどのようにスクートをしていくのか不安でした。しかし哉中はおおらかで落ち着いているので、それが僕にとって良かったです。

——どちらも二人目のパートナーっていうことで、滑ってみて特にそんな不安はなかったんですか?

村元:リフトをやる時に、最初は怖かったんですけど、一回やったらもう全然怖くなかったです。なんか絶対落とさないっていう。キャシーもほとんど落としたことないでしょ?

クリス:うーん、彼女を落としそうなこともありました。

村元:でもほんと、経験しているからこそ、もう身を任せれたというか。

——信頼とかね。ちなみに俺も一回も落としたことないで。でもまあもちろんね、意見が合わなかったりだとか、ケンカになってしまうこととかあるとは思うんですけど、そういう時はどうするの?お互いに

村元:ばーって言い合って、とりあえずお互いがもうリラックスというか収まるまで待って、そのあとに話し合って、やっていくしかない。

クリス:それは大事です。

——素晴らしいと思います

質問コーナー

——どうぞ

村元:「10年後は何していると思う?」。10年後ってことは、34。できれば結婚してて、たぶんスケートのコーチかなんか、関わってることをしてると思います。

——それは日本で?アメリカで?

村元:たぶん海外で。両方かな。日本とかなんかいろんな所に行ってたらいいな。

——コーチになりたいんだ

村元:コーチというか、教えるのが好きだから。

——そうなんだ、いいね。クリスさんは?10年後

クリス:コーチ。

——アメリカで?

クリス:わからない。たぶん日本。

——そうなんだ。コーチになりたいんだね。振付師になったらあかんで。はい

クリス:哉中ちゃん、(質問)読むの助けて。

村元:「人生最大の大失敗は?」。

クリス:世界選手権で、ニース。はじめのエレメンツのツイズルで最初のターンをしたあとに転倒したことです。あと3分もありました。

——そりゃあ大変だ。でも、まあまあ。じゃあ次。

村元:「私だけが知っているパートナーの意外な一面は?」。例えば、失敗とかしたら、なぜかいつもしゃべる時英語なのに、その時だけ日本語で「クソ!」とか「しまった!」って叫ぶ。

——そうなんだ(笑)。逆にクリスさんだから知ってる、哉中ちゃんの意外な一面

クリス:うーん。ないです。

村元:先生、なんかありますか?

——ないか。そのまんまやもんね。じゃあ、どうぞ

村元:「一億円をもらったら何に使う?」。

クリス:たぶん、新しい膝。

——新しい膝買うんや(笑)。一億円で買えるかな。ちょっとそのへん大変だったしね、いきなり深い話するなあ。まさかの答え。一億円もらったら何する?

村元:旅行?いろんな所に行きたいです。世界旅行したい。

——よし、次

村元:「この世で一番怖いものは?」。おばけ屋敷。おばけ無理です、おばけ屋敷とか急に大きい音するから。あとは、クモ。本当にクモが無理です。

——怖い話とか俺めっちゃ持ってるけど、あとで

村元:(笑)。一回おばけ屋敷行ったことあるけど、ヤバかったよね、哉中。

クリス:うんうん、楽しかった。

——哉中ちゃん見るのが楽しかった(笑)?次いきましょう

村元:「タイムマシンで行ってみたい時代は?」。

クリス:アイスダンス始めた頃の自分に、ツイズルのやり方を学びなさいと言いたいです。

——ツイズルひっぱるなあ(笑)。哉中ちゃんは行ってみたい時代とかある?

村元:江戸時代とか。どんな生活をしていたのかが知りたい。

——次

村元:「スケート選手じゃなかったら何をしていた?」。

——何してた?

村元:全然考えたことなかった。

——ほかに何もしてなかったの?

村元:いろんな習い事はしてたけど、スケート一筋だったから。でも今だったらファッション業界とかそういう系の仕事してたかもしれない。メイクとか。

——ファッション系だ

クリス:難しい。スケート人生を歩んできたので。

村元:クリス、料理上手。

クリス:うん、シェフ。

——哉中ちゃんとどっちが上手?

村元:絶対クリスの方が上手。

クリス:ありがとう(笑)。

——得意料理は?

クリス:やきそば。

——やきそば(笑)?

村元:めっちゃカンタン(笑)。

クリス:親子丼。

——えー、そうなんだ。ダシを使って?すごいね

村元:「地球最後の日、何をする?」。

クリス:難しい。寝る。

——明日から目覚められへんねんで?

クリス:寝る、好き(笑)。

——そうなんだ(笑)。哉中ちゃんは?

村元:まあ家族と一緒にいる、かな?それか、どっか全然わからない場所に、自分の行きたいところに行く。

——ああ、それも楽しそうやね。じゃあ、次

村元:「透明人間になったら何をする?」。うーん、人間観察。

——人間観察?仲良い友達とかの?

村元:うん、普通に観察。

——別に透明人間じゃなくてもすればええやん(笑)。

村元:それはできないじゃないですか。難しい(笑)。

クリス:うーん。いたずらすると思います。

——いたずら好きなんだ。そうなんだ。されるのも好きなの?

村元:人を笑わせるのが好き。

——なるほど。もうちょっとそれ先に知っとけばよかった。ほい

村元:「お互い一日入れ替わることができたら何をする?」。

——何をする?

クリス:ああ~。クラブに行く。

——クラブとか行くんだ。踊ってんの?

クリス:ダンス。

——氷の上でも踊ってんのに?

クリス:はい(笑)。

——女性になってクラブに行って、踊る(笑)。哉中ちゃんは?クリスになったら

村元:え~?わかんない。クリスの一日を過ごしてみる。何をしてるのか、スケートがない日。

——スケートがない日何してるん?

クリス:寝る。

——寝てばっかりやな(笑)

クリス:料理を作る。

——女子か(笑)。あんだけすごい情熱的に踊ったりしてるけど、普段は結構ゆっくりしてるんだね、クリスって

クリス:サムタイムス。

——あ、じゃあそうじゃない時もある(笑)。おもしろい

J SPORTS編集部

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