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フィギュア スケート コラム 2017年11月14日

【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】深瀬理香子/立野在組<エピソード2>

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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スポーツテレビ局J SPORTSの人気番組「フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋」2017/2018シーズン!日本選手はもちろん、海外選手のプログラムも多数手掛ける振付師・宮本賢二さん(KENJI)が、ゲストを迎えて、楽しく、真剣にトークを繰り広げます!
今回はアイスダンス・深瀬理香子&立野在(ある)組が登場! 2014-15シーズンからカップルを組み全日本ジュニア選手権を3連覇。 今シーズンよりシニアに参戦する、期待のアイスダンスカップルの素顔に迫ります。

2A(ダブルアクセル)を跳んだのはいつ?

——お決まりの質問なんやけども、ごめんその前に2A(ダブルアクセル)跳んだことある?

立野:ないです。

深瀬:あります。

——お、ないんや

深瀬:ほんとに?

立野:ないよ、練習はしてたけど。

——俺はあるよ(笑)。いつ跳んだ?

深瀬:ノービスでの最後の年かな?だから中1?

——結構すぐ跳べた?練習してから。なかなか時間かかった?難しいよね。

深瀬:難しいです。前踏切が難しい。

——シングルアクセルも最初結構怖いもんね

深瀬:怖い。やっぱルッツとアクセル違いますよね。

アイスダンスで苦労したエレメンツ

——シングルでいうダブルアクセルは最初にちょっとした壁になるけど、アイスダンスでなんかやっとこれができるようになったっていうのはある?二人で

立野:難しいリフトがやっとできるようになったとか。

——スピンはすぐ回れるようになったの?

立野:結構回れたと思う、最初から。私の感覚だけどね。

——たぶんね、理香子ちゃんはシングルやってたからスピンの軸が違うのよ

深瀬:そうなんですよね。でももう今できないです、一人で。

——そうなんだ

深瀬:刃の長さも違って靴も違って、重心の位置もたぶん違う気が。

——あと薄いしね。

立野:あ、そうですね。

——かかとの高さも違うしね

深瀬:あと、軸二人で回ったらおっきくなるけど、シングルずっとちっちゃいままだし。

——まあ在くんがね、ダンス長いことやってたから。まあリフトはね、在くんの持ち前の筋肉が

立野:持ち前じゃないですよ(笑)。

——違うの?力自慢じゃなかった?

立野:樋口先生にずっとひ弱って言われてたし。

——極真空手もやってたのに?

立野:やってたのにひ弱ってずっと言われてたから(笑)。

——いや俺が覚えてる、スイカ割りをするって言って、俺がスイカ買いに行ったんやけど、在くんがさ、思いっきり殴っても割れへんのよね。貸してみろって言って俺がやっても、全然割れへんくって。そしたら俺が買ってきたん、スイカじゃなくて冬瓜やってんな。

立野:そうでしたっけ(笑)?

カップル結成のきっかけ

——二人がカップルを組むことになったんですけど、そのきっかけというのは?

立野:そうですね、連盟の方が理香を連れてきたってのがきっかけで、そこからトライアウトして、ですね。

——どうでした、最初?

深瀬:シルバーサンバを最初にやったんですけど、一緒に。

立野:それでその日が、ブロックの申し込みの締め切りだったんですよ。なので、とりあえずやってみようってことで。

深瀬:コーナーの所のバックアウトからフォアアウトに変わるところ、そこトラッキングも変わっててそこの流れがあまりうまくいかないことが多くて。でも一発で連れてってくれたから。

——じゃあやっぱり、ダンスをずっとやってたし、初めての理香子ちゃん助けられたんじゃない?はじめはやっぱり全然違った?

深瀬:はい。

——すごいやん、在くん

立野:そうですね、僕すごいですね(笑)。

——おい(笑)

深瀬:そこが一番印象に残っているというか。

——やりにくいけど、やっぱり組んでやってもらうと

深瀬:すんなり。なんか他の人だとテンポ遅れちゃったりとか、離れちゃったりとか。だけど、すごいなって。

——それがなかったから。じゃあ在くんは理香子ちゃんと組んでみてどうやったん?

立野:第一印象、組んだ時にそのシルバーサンバやった時だと、リードした方向に行くんでなんかすごい楽だなという。だから今やってるバックワードからフォアというところもそのまま来てくれたからやりやすかったんだと思うし。

——お互いの印象はどうやったの?

立野:同い年って聞いてたんですけど、すごい幼いなと思った。すごい童顔で幼く見えた。

——理香子ちゃんは?

深瀬:都会の高校生、みたいな。

——ええっ?角刈りやのに?

立野:(笑)。

深瀬:なんか髪の毛、その時ガチガチに固めてて。

立野:ツンツンだった、すごい短くしてて、がっつり立てて。

——がっつり立ててたん、その頃流行ってたん?東京で

深瀬:そういう感じなのかなって思った。

——じゃあ、まあカッコいいなって感じには思ったんだ

深瀬:オシャレさん、かな。

——オシャレさんだなって思ったんや。なんで?いつもキレイにしてるやん、オシャレやん

深瀬:全然ですよ。着てればいいやーみたいな感じなんで(笑)。

——アイスダンサーはそういうこと言うたらあかん(笑)

立野:あんまりこだわりがないみたいです。

——こだわりがないんだ。でもこれ、自分の服でしょう。でまあさっきケンカすることもあるって言うたけど、そのあとどうやって乗り越えていくの?

立野:仮にぶつかった時は、その時に話して、妥協点見つけたりだとか、どっちかが折れたりだとかして。なるべくその日に解決して、明日からはしっかりこういうのは切り替えてって感じですかね。

——きっちりしてるね。それが難しいやん

深瀬:お互いあと引かなくない?

立野:お互いその時に終わったらそれで、そのあと切り替えていける性格だと思うんで。

——で、その問題はもう氷の外には出さない

立野:出さないですね。仮に氷でぶつかったとしたら、とりあえずあがって話し合ったりだとかとかしますけど、プライベートに持ち込んだりとか全然しませんし。なるべくその日に終わらせて、せっかくカナダまで行ってるから練習無駄にしたくないですし。

——在くんしっかりしたなあ

立野:(笑)。

——びっくりやわマジで

アイスダンスあるある

——ほんとなんか、ずっと走り回ってるような。そうでもなかったか?

立野:結構冷めた感じじゃなかったですか?

——結構冷めた感じで、コラッて言ってた。アイスダンスあるある、ちょっと教えて

立野:まわりから付き合ってるの?って訊かれるとか。

——あ、あるね。なんて答えるの?

立野:いや、全然って。

深瀬:全くないですって。

——めっちゃ否定するやん。まあそれは自由だからね

立野:普段の、例えばカメラ回してもらってる時の立ち位置とか座る位置とかを、※キリアンの時になるとか。女性が右で男性が左ってなるかな。
※「キリアンホールド」という男女が左右横並びの組み方のこと。

——でもキスクラをこっち側から行って、そこに樋口先生座ってたら、絶対女性は真ん中にするよな。あれなんでやろね

立野:僕の意識の中だと、やっぱりそのアイスダンスって女性を立たせなきゃいけないと思うんで。その男性はなんか脇役みたいな感じでいいと思ってるんで。

——あるあるやな。あとは?

深瀬:普段聴いてる曲とかでカウント取って、「あ、ズレてる」とかってよく言ってない?

立野:ああー。どういうこと?

深瀬:今の音早いとか。

——喫茶店か。収録中や

立野:たぶんこれ僕だけだと思うんですけど、カナダの地下鉄の駅とかでたまに演奏してる人って、なんかバックで流してる音楽に合わせてやってたりとか。その時になんかタイミングズレてるなーとか考えちゃったり。

——楽器とかできんの?

立野:そうですね、トランペットとかドラム。

——ドラムできんの?他は?

立野:そうですね、カホンって知ってます?

——カホン知ってる。ごめんカホンてなに?

立野:(笑)。箱状の打楽器なんですけど。裏に弦が入ってて、叩くとこによって音が違う。まあそれはドラムの延長でやってるんですけど、基本的にそのトランペット、ドラム、あとカホンってこの三つやってますね。

——今トランペット練習してんの?

立野:今はあんまやってないですけど、家にあります。

——へえー、すごいね。ドラムセットも持ってたりすんの?

立野:持ってないです。あのパーツでスネアとか足で踏むやつとかはとりあえず。

——そんなんできるねや、知らんかった。理香子ちゃんなんか音楽できるの?

深瀬:ダメですね、全然。

——ピアノも?

深瀬:昔習ってたんですけど、なんかやめちゃって。大正琴もやってたかな。

——結構してたんや

一番うれしかった大会

——じゃあこれまでで、一番うれしかった大会は?

立野:ネスレトルン杯っていうポーランドのトルンであった大会で、一番最初に出させて頂いた時に、三番になって表彰台に国際大会で初めてあがったので、それはとてもうれかったかなって思いますね。

——すごいやん。それうれしいとかなかったの?

深瀬:うれしかったです。

——逆にすっごい悔しかった大会は?

立野:二回目出たトルン杯の時に、トゥイヅルでこけたんで。

——トゥイヅル、どっちの足のどっち回転?

立野:右足の右回転。

——右足は簡単じゃない?左足の方が難しくない?

立野:今は結構練習したんであれなんですけど、その時はすごいちょっと引っかかって。

——パートナー一瞬消えるでしょう

深瀬:叫んだってか、キャーって。

立野:こけた僕よりも驚いてた。

——そらそうやろね

深瀬:その直後にあった公式練習のトゥイヅルで、私がこける、みたいな。

——あんまり失敗せんかったん、今までは?

立野:まあこけたことはないですね。

——うん、あれこけたらびっくりするよね。アイスダンスこけることってあんまないからさ

立野:そうですね、こけたらほんとにドーン、って下いきますもんね。

——痛いよね

深瀬:痛い。

——ジャンプやったらさ、なんとなく準備ができてるとこもあるけど

深瀬:途中でわかる

——トゥイヅルでこけるのはこわいよね。吹っ飛ぶもんね

J SPORTS編集部

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