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フィギュア スケート コラム 2017年11月7日

【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】深瀬理香子/立野在組<エピソード1>

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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スポーツテレビ局J SPORTSの人気番組「フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋」2017/2018シーズン!日本選手はもちろん、海外選手のプログラムも多数手掛ける振付師・宮本賢二さん(KENJI)が、ゲストを迎えて、楽しく、真剣にトークを繰り広げます!
今回はアイスダンス・深瀬理香子&立野在(ある)組が登場! 2014-15シーズンからカップルを組み全日本ジュニア選手権を3連覇。 今シーズンよりシニアに参戦する、期待のアイスダンスカップルの素顔に迫ります。

名前の由来

——改めまして、ゲストの深瀬理香子選手と立野在選手です。最近来る人が年の差がありすぎて、何しゃべってええかわからへん。ジェネレーションギャップですかね。普段は、何て呼び合ってるの?

立野:僕が”りか”って呼んでて。

深瀬:私が”ある”って呼んでます。

——りか、ある。りかこ、まではいかへんの?

立野:いかないですね、りか、で止めてます。

——在くんてさ、結構珍しい名前よね?

立野:そうですね。父が海外でも通じるように、アルバートとかそのへんの海外の名前からアルっていう音を取って、そこからの存在感のある人になってくれるようにってので、存在の在っていう字をつけてくれたんですけど。

——で、在くんなんや。結構みんな覚えてくれるでしょ?名前

立野:そうでもないですよ。結構、”あり”とか。最初はすごいまちがえられたりもするし。

——何まちがえられた?他に

立野:ありとか、ほんとにザイとか呼ばれてます(笑)。

——そう読めるからね(笑)

立野:あるって一発読んでもらうことはあんまないですね。

——そっか。で、理香子ちゃんの名前の由来は?

深瀬:はなやかで、美しい女性になるように、と。物事をきちんと道筋立てて行動できるような人になるように。”リカ”がスペイン語で豊かであるっていう意味って父から聞いてます。

カップルを組んでみて

——アイスダンスのカップルを迎えるのは今回初めてなんですけども、二人で組んでからどれぐらいになるんですか?

立野:組んでから、三年?

——三年経って、どう?一緒にやってみて

立野:どうですか(笑)?

深瀬:うーん。

立野:あの、僕からすると、今までも組ましていただいていた方もいて。たいてい本当にワンシーズンとかで解散してしまうことがあるんですけど、一年二年三年と続いてきて本当になんだろうな、まあベストパートナーと思ってますし。組んでてすごい楽しい、というのも思ってます。

——同級生やからさ、言うことも考えもちょっとね、同じ世代だからそういう言い合ったりケンカとかになったりしないの?

立野:あることはあるし、やっぱり意見が食い違うこともありますし。氷の上でもこうじゃないの、とか。そういう時はしっかり話して。

——どっちが勝つの?最終的に「もうごめん」って言うんどっちなの?

深瀬:その時による。悪かった方。

——最近ケンカしたんはなんやったん?

立野:最近、別にそんな。

スケートを始めたきっかけ

深瀬:普通の新聞で、春のスケート教室みたいな広告を友達が見つけて誘ってくれて。それに参加したのが一番最初ですかね。

——在くんは?

立野:僕は、父の転勤で一回韓国に短期で行ってたことがあって。その時に父のその韓国の友人からリンクのタダ券をもらって、それで滑ってみてなんか楽しいなってそのまま。

——韓国って木洞?

立野:どこだろうな、場所まで覚えてない。だいぶ昔なんで。

——どこやったん最初?

深瀬:川越です。

——あ、川越。そうなんだ。でも二人ともすぐにスケートにハマったの?

立野:僕は、ハマったのかな。なんかずっと楽しいなーって。

——楽しいなーって?俺に怒られながら?

深瀬:怒られてたの(笑)?

立野:いやそんな怒られてないですよ(笑)。

——怒られてたやん!話聞かへんねんもん

立野:そうでしたっけ。僕が覚えてるのは、その一番最初に振り付けていただいた時に、最初のポーズで腕をこう上げるようにっていうのをずっと覚えてたんですけど。それは覚えてないですか?

——覚えてない。なんか何を言っても、聞いてんのかどうかわからへんから「聞いてんの?」って言ったら「僕、極真空手やってるんで。」って

立野:あははは(笑)。

——「おおそうなん、ちょっとやってみて」って言って氷の上でこうやってたやん

立野:氷の上でやりましたっけ?そんな記憶全然ないんですよね。極真空手やってたのは事実ですね。

——そんなちっちゃい子にやってるしって言われる先生って。知らんがなって(笑)

立野:それも全然続かなかったですもん。スケートがこんなに続いてるのが珍しいです、僕の中では。結構飽き性なんで。

——なるほどね、理香子ちゃんはすぐハマったの?

深瀬:短期のスケート教室のあとに、週に一回の教室にすぐ入って。で、そこからシングルを始めることになって。私、小学校を地元じゃなくて私立の小学校行ってて、家と学校の間にたまたまリンクがあって、親が両方とも働いているから、どこかなんか放課後に私の面倒見てくれる所を、お母さんが探してて。スケートあるじゃない、みたいになって。学校の帰りにそのまま行って、そこ行けば先生もいるし安全だからってことで。

シングルスケーター時代

——二人のそれぞれのキャリアを振り返りたいんですけども、二人とももともとシングルスケーターとしてやったんですけど、じゃあ理香子ちゃん、シングル時代は振り返ってどうでしたか?

深瀬:11年ぐらい同じ先生でずっとシングルやっていたんですけど、今振り返ったらすごい長かったけどあっという間だったなって感じですかね。

——そうなんや、ふわ~っと終わったね(笑)。でも結構一生懸命やったけども一瞬やった。シングル時代に一番思い出に残っている大会は?

深瀬:一番最後の試合のインターハイもそうですし、あと東京の国体に一回出させてもらって、それが一番大きい会場でお客様もたくさんいて、埼玉県みんなでがんばるみたいな感じで。

——あ、代々木のやつか。見に行ってたもん、俺

深瀬:ほんとですか。

——在くんはシングル時代の、理香子ちゃんのなんか印象とかある?

立野:知らなかった。全然知らない。トライアウトしたのが初対面で、僕何も知らなかったんで、彼女のことを。ほんとにトライアウトで初めて会って僕も初見だったので、シングルの時とかなんも知らないです。

——あ、そうなんだ。でも結構関東近くでスケートやってたら見ること多くない?

深瀬:ブロックも東京と関東は別だし。

立野:僕が大会全然出てないから、シングルで。

——そやんね。シングルは結構すぐやめたんやっけ?

アイスダンスを始めたきっかけ

立野:なんやかんや結構続けてたんですけど、樋口先生の方針で、ダンスもやるけど、ジャンプも跳んで強くなっていかないとってのでただやってただけなんで。大会とか全然出てないんですよ。

——でもそれでシングルやってて、アイスダンスやるって何がきっかけで決めたの?

深瀬:もともとやっぱスピンとかステップが好きで、もともとアイスダンスに興味があったんですけど、なかなかきっかけがなくて始められなかったんですよね。だけどなんか、弟がダンスの中京大学でやるトライアウト?

——その時たぶん俺講師としていたよ

深瀬:たぶん組んでもらってシングルダンス一緒にやってもらったと思う。

——俺?

深瀬:弟もいて。

——あの時は、講師じゃなくてあのヘルプというか

深瀬:いろんな女の人と組んでステップやる、みたいな

——男性はちょっと少なかったから、じゃあ賢二先生もちょっと入ってもらってって言って、みんなで組んでやってて。30人か40人いたよね

深瀬:そんなにいました?

——結構いたよね。で、トライアウト行くきっかけはなんやったん?

深瀬:弟が、それこそ男の子が少ないからってノービスぐらいの男の子でって、先生がケン行ったら?みたいなって、それで理香子も行けばいいじゃないってなって、一緒に行って。それでそのトライアウトに参加させてもらって、私が始めたくなって。

——ちなみにケンって弟のこと?

深瀬:そうです。

アイスダンスを始めてみて

——そのアイスダンス実際やってみてどうでした?

深瀬:リードについていくのが私の仕事で。最初はそれがどうついて行っていいかわからなくて、でもそのやり方が少しわかってきたらついていく方が楽だし。

——そのへんにダンスの魅力を感じたわけか。アイスダンスだからこその楽しさとか難しさってある?

深瀬:やっぱり一人で滑ってるのとちがって、常にパートナーが隣にいて、離れたら違反になっちゃう。もちろん試合の時とかもずっと隣にいてくれるから、それで助けられたりとかもすることが多いですかね。

——それが楽しさであり難しさ。一緒にやらなあかんもんね。ちょっとまちがえたらケガするしね。離れたら点は引かれるし、難しいよね

深瀬:はい。

——カップルで組んで演技するというのはまあ、全然人数もちがうからあれなんだけども、何が一番ちがう?二人でやるのと一人でするの

立野:一人だとやっぱり自分の行きたい方向に行けるじゃないですか、氷で。ただその二人でやってると基本的に男性がリーダーだから、リーダーがそのリードした方向にあの女性がフォローしてくるってのはある程度基本だと思うんですけど。たまにその全然ちがうとこに行ったりとか、あと普通に意見合わなかった時にやっぱりそう難しいですし。あとはお互いのメンタルだったりとか、そこらへんがだいぶちがうと大会の時とか。

——メンタルどっちが強いん?

深瀬:在でしょ?

立野:たぶん、ねえ。全然緊張しないんですよ、大会の時とか。

アイスダンスの魅力

——実際やってみてその魅力というか

立野:すごいパターンダンス好きなんですよ、今も。魅力でなんか僕がすごい感じるのは、パターンダンスって終わりがないじゃないですか、いくらでも極められるというか。そういうのがすごい好きですね。

——そうなん、難しいな。わかるけど、そのわかりやすく言うの難しいわ。ほんとは教科書にちゃんと滑るラインがあるけども。形も自由やからね

立野:やっぱりアイスダンスの魅力っていうので話すと、やっぱり一人でやるわけじゃなくて二人でやるわけだから、その二人の世界観だったりとか、二人でしっかり作りあげていくっていうのが魅力なのかなと思います。

——じゃあそのアイスダンスならではの楽しみとか、楽しさとか難しいところとか

立野:難しいとこはやっぱ人間性なんじゃないかな?

——人間性か

立野:人間性合わなかったらなかなか。やっぱりそのパートナーとの相性ってのが難しかったりするのかなって思います。

深瀬:スケートの面でも、性格の面でも。

——性格の面は難しいよね、育ってきた環境がちがうから。すれちがいは否めない

立野:何かご経験があったりするんですか?

——いやセロリがダメだったりするかなって

J SPORTS編集部

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