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フィギュア スケート コラム 2017年10月17日

【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】友野一希選手<エピソード1>

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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スポーツテレビ局J SPORTSの人気番組「フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋」2017/2018シーズン!日本選手はもちろん、海外選手のプログラムも多数手掛ける振付師・宮本賢二さん(KENJI)が、ゲストを迎えて、楽しく、真剣にトークを繰り広げます!
今回は2016年全日本ジュニア優勝の友野一希選手が登場!リンクの上での明るく楽しい演技が魅力の友野選手。スケートにかけるひたむきな思いや、シニア参戦への意気込みを宮本賢二さんに打ち明けます。

今年から大学生

——友野一希選手です

友野:よろしくお願いします。

——メガネしてるやん

友野:実は目悪くて、最近また悪くなったんで。昔からメガネで。

——そうなんや。あんまりしてるイメージないもんね

友野:スケートの時はしてないです。

——そやね、あれ、今もう大学生?

友野:はい、大学生になりました、一回生です。

——一回生ね。一回生って言うの関西だけらしいよ

友野:え、そうなんですか?他はなんていうんですか?

——一年生

友野:あ、そうなんですか。

——、え、どこ行ってんの?

友野:同志社大学の方に。

——めっちゃ頭ええやん

友野:やめてください(笑)。

——え、やめてください(笑)? 大学楽しんでる?

友野:はい、結構慣れてきて、友達もたくさんできました。まず学部がスポーツを学ぶ学部なので、興味のあることを勉強するっていうのはすごい新鮮で、おもしろい。

——いいやん、すごく楽しんでるやん。スケート始めたきっかけっていうのは何だったの?

スケートを始めたきっかけ

友野:家の本当にもう徒歩5分以内ぐらいの所にスケートリンクがあって、それで母が昔フィギュアスケートやってたらしくて。それでまあスケートよく遊びに行ってたんですけど。最初は特に試合見てやりたいっていうのは全然なくて、たぶん自分がスケートして楽しかったからだとは思います。

——どこに魅力を感じたん?

友野:本当にスケート場に遊びに行くって感じだったんで、最初は全然フィギアに興味がなくて。アイスホッケーのマネしたりだとか、スピードスケートのマネしたりだとか、本当にもうひたすらぐるぐるスピード出して。

——そうなんや、どこのリンク?

友野:今はなくなってしまったんですけど、大阪の上野芝の方のスケートリンクで、教室でずっとはしゃぎまわってましたね。

——そうなんや、先生に怒られながら?

友野:軽かったんで、抱っこされたりとか。ほんと小さい時からやってたんで。

——女の子みたいやったもんね、って言うたら失礼か(笑)。チャリティとかでさ、この子はホンマ女の子みたいなかわいらしい子やなっていうのが覚えてる。あとキャッキャッキャッキャ走りまわってたね(笑)

友野:(笑)。

——それでスケートを始めて、もう大学生か。ノービス時代の、なんか思い出とかある?

ノービス時代の思い出

友野:正直言うと、そんなにまだ真剣にスケートに向き合ってなかったというか、まだそんな真剣に考えられるような歳でもなかったというか。まあでも自分はノービスの頃はすごい個性的なプログラムしてたので。

——なんかそんなイメージ(笑)

友野:なので、観客のみなさんの歓声とかすごくて、スケートリンクを独り占めできてっていうのが、たぶんうれしかったのかな。

——それがノービス時代の思い出なんや

友野:まあでも、最初は真剣にやってなかったんですけど、一年目で全日本ノービスに出た時に全然通用しなくて。初めて悔しいと思って、自分ですごい練習したのは覚えてます。

——そうなんや。楽しいのと悔しいのがあったんや、ノービス時代にすでに

友野:野辺山合宿も行ってなかったですし。ほんとにノービスの頃は全然、何もうまくなかったです。

——同期って誰がいるの?

友野:ほんとに同い年だと、本田太一とか。ほんとにもう腐れ縁というか、なんか僕と太一が一番小さい頃、試合出始めの時に、お互い二回目の試合で関西大会というのがあったんですけど、そこからもうお互い「おるなー」みたいな感じで意識しながら(笑)。

——ライバルというか、勝ったり負けたり?

友野:いやもう、ノービスの時はほんと太一すごくて、全然敵わなかったんですけど。

——仲良い選手とかいるの?同い年くらいで、歳は違ってもいいけど

友野:太一だとか、あとはとノービスの頃は山本草太。ちょっと大阪で一緒に練習してたんで、本当に幼い頃から一緒で。草太は今名古屋で、大阪帰ってきた時とかしょっちゅう遊んだりします。

——何して遊ぶの?

友野:普通に焼肉とかごはん行って、話したりとか、ボーリングとかも行きます。

——ボーリング?ボーリングうまいの?スコアどれくらい?

友野:最高160ちょっと、まあぼちぼち(笑)。

——ごめん、ごめん、俺最高230

友野:ですよね(笑)。あとは、最近やとまあ後輩になるんですけど、島田高志郎選手。

——ああ、高志郎くん

友野:高志郎は最近びっくりするくらい一緒にいますね(笑)。

——行く試合とかが一緒なんかな。

友野:試合もありますし、プライベートでも結構しょっちゅう(笑)。

——ボウリング行くの?

友野:ボウリングっていうかとりあえず会う、みたいな(笑)。

——恋人か

友野:ほんとに(笑)。気持ち悪いくらい会ってますね(笑)。 最近すごい仲良くて、後輩なんですけど本当にすごくいい子で。

2Aを跳んだのはいつ?

——みんなに聞いてるんだけど、ダブルアクセルを跳んだのはいつだったの?

友野:ノービスAの二年目前の夏。僕、早生まれって言うんですか、スケート年齢がいっこ上なんで、昌磨くんとかと同世代になるんですけど、小学校六年生とか?五年生の終わり。

——何歳から始めたの?

友野:いや、四歳から滑り始めたんですけど、でも本格的に始めたのは七、八歳。

——八歳として、二年?

友野:ジャンプやり始めたのが七歳くらいですね。たぶん(笑)。ほんとに曖昧で、遊んでばっかりだったんで、いつから練習し始めたんやろーって感じ。

——六、七、八歳の時に始めて、三、四、五年で跳べた?じゃあ結構時間かかったの?

友野:ジャンプ全然得意じゃなくて、特にアクセルは結構苦手意識があって、そんなに進んで練習してなかった(笑)。

——そうなんや

友野:ダブルアクセルちょうど跳んだ年ぐらいから、真剣に練習し始めたんで。やらなあかんって思ったら、結構すぐやったりしました。

——なるほどね。トリプルアクセルはそのあとすぐ跳べたん?

友野:いやあトリプルアクセルも時間かかりました。基本すごい時間かかるんで。三、四年ぐらいは。

——まあ、かかる人はもっとかかるからね

友野:いや、トリプルアクセルはジュニア入ってすぐしてたんで、結局五年ぐらい。でもその時はやっぱりただ回すだけって感じだったんで。

——降りることではなく、とりあえずは

友野:で、惜しいってぐらいになった時からは、そこからまた二年ぐらいかかって。

——結構かかってるね

友野:トリプルアクセルは試合でずっと挑戦してたんですけども、降りれないのに(笑)、すごいほんとに時間かかりました。

——あれは?四回転は?

友野:四回転は意外にも結構早くて(笑)。

——あ、そうなん?

友野:しばらく練習してたんですけど、二年くらい。で、ちょっと足の方のケガをしてしまって。で、ちょっと四回転怖くなって、しばらく練習してなかったんですけど。 また必要になってくるから自分でやろうと思った時に、たぶん筋力とかも上がってたんだと思うんですけど、意外と自然と回れて。

——へえー。今、トゥと?

友野:いや、今サルコウ。結構サルコウは、練習始めて数ヶ月で。四回転跳べるようにがんばろうと思ってやって数ヶ月ぐらいで。

——じゃあ数ヶ月で跳んで、降りた、という時にどう思った?

友野:意外と実感なくて、ジャンプ初めて跳べた時ってスパッていきすぎるんで。

——うんそうやね、あれなんやろね

友野:あんまり実感がなくて、そのあとから喜びがこみ上げてきた。

好きなスケーター

——参考にしている選手とかいるの?

友野:たくさんの選手を今見てて、一番はやっぱり高橋大輔選手だったり。自分が小さい頃はそんなにスケート興味なかったって言ってたんですけど。高橋大輔選手だけは観てたのを覚えているんで。すごいプログラムの中で跳んでるって感じがしてますね。

——大ちゃん参考にしてるんだ

友野:あとは町田樹選手。町田くんと二年ぐらい毎日一緒に練習してたんで、すごい参考にしてました。

——海外では?

友野:パトリック・チャン選手。やっぱりスケートすごいし、なんか背中で表現してる。あと個人的にアメリカの選手がとても好きで。ジェイソン・ブラウンとかジョシュア・ファリス。

——どういうとこが好きなの?

友野:僕の勝手なイメージなんですけど、なんか一番フィギュアスケートしてるなあっていう印象なんですね。アメリカの選手がする演技ってのがとても好きです。

——そうなんや。アメリカの選手、結構ジャズとか使うよね。

友野:そうですね、ああいう感じが好きですね。スケートで魅せれて、雰囲気で魅せるって感じ。

——いや見せれてるやん。あれは?ペアとかアイスダンスで好きな選手いる?

友野:メリル・デービスとチャーリー・ホワイト選手とか。初めてアイスショーで一緒に行った時に、初めて間近でスケートを見て、同じスケート滑ってるとは思えないぐらい。

——うまいよね

友野:ほんとに、もうすごいんで。別次元ていうか。同じスケーターだと思えないくらい。

——チャーリーさんのエッジって触ったことある?

友野:ないです。

——俺いつもエッジがズルズルやねんか。それをチャーリーに言ったら、俺もズルズルってかほぼないって。びっくりした

友野:ええ、そうなんですか。なんかエッジ研いだあとにすごい滑るようになってやったーって言ってる自分が恥ずかしいです。

——絶対そっちの方がええって(笑)、あの人が正解かどうかはわからへんからね

友野:研いだらうまくなった気分になるじゃないですか(笑)。

——ならへんならへん。今度ズルズルのエッジでちょっと滑ってみる?

友野:でも基本的に結構ズルズル。あんまり研がないんで。まあちょっと横滑りするくらいが好きです。

J SPORTS編集部

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