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フィギュア スケート コラム 2017年1月24日

【ISU欧州フィギュアスケート選手権 2017 女子シングル プレビュー】GPF2連覇のエフゲーニャ・メドヴェージェワが絶対女王の道を突き進む?

フィギュアスケートレポート by 植田広美
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先月行われたグランプリファイナル(GPF)のSP(ショートプログラム)で79.21を出し、それまで浅田真央が保持していた歴代最高点を塗り替えたロシアのエフゲーニャ・メドヴェージェワ。GPF2連覇を達成した勢いで、今大会も制する可能性は高い。彼女の強味は、なんといっても群を抜く安定感。ジャンプをミスしただけで驚かれる選手など、そうそういない。そして成功したジャンプにはズラリとGOE(グレード・オブ・エクスキューション)の加点がつく。失敗しないだけではない、攻める気持ちも強く、新たなコンビネーションジャンプの練習にも余念がない。表現力にもさらに磨きがかかり、まさに弱さを見せない絶対女王としての道を突き進みつつある。

メドヴェージェワを追いかけるのは、同じくロシアのアンナ・ポゴリラヤとマリア・ソツコワだ。ポゴリラヤは、今季のロステレコム杯に続きNHK杯でも優勝。その後、GPFでは銅メダルを獲得し、安定した強さを見せている。長身で手足の長いスタイルを生かしたダイナミックで華麗なスケーティング、ファッションセンス抜群の衣裳にも注目したい。

今季がシニアデビューのマリア・ソツコワは、ロシア選手権ではポゴリラヤを抑えて3位に入った。NHK杯でも3位、GPFでは台乗りは逃したものの、試合ごとに力をつけている期待の16歳だ。しなやかなパフォーマンスは必見。

今回、大きな話題となっているのがカロリーナ・コストナーの出場。ソチ五輪銅メダリストである彼女の、2シーズンぶりの復帰となる。すでに今季のイタリア選手権では200点を超える高得点で優勝し、ベテランの存在感を示した。ロシア勢の一角を崩し、久々の台乗りへ意地を見せるか。

その他、フランスのマエ・ベレニス・メイテ、ラトビアのアンジェリーナ・クフワルスカ 、イタリアのロベルタ・ロデギエーロ、スウェーデンのヨシ・ヘルゲソンなど、SB(シーズンベストスコア)を更新する演技で大会を盛り上げてくれることに期待しよう。

代替画像

植田広美

女性誌編集者としてアスリートの取材、インタビューを手がけるうち、どっぷりとフィギュアスケートの沼にはまる。国内外の試合、アイスショーはほぼ観戦。五輪王者を筆頭に日本選手が世界の舞台で活躍する現在の状況にワクワクしつつ、海外選手も全力応援! 全員がベストスコアの神試合がいちばんの望み。趣味は愛機で選手の写真を撮ること。

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