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フィギュア スケート コラム 2017年1月20日

【全米フィギュアスケート選手権 2017 アイスダンス プレビュー】アイスダンス王国アメリカ勢の熾烈な争い!昨年の全米覇者マイア・シブタニ/アレックス・シブタニ組が優位か?

フィギュアスケートレポート by 植田広美
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今年の全米選手権で最もエキサイティングな闘いを楽しみたいなら、アイスダンスは必見だ。昨年のグランプリファイナル(GPF)に出場したトップ6のうち、なんと3組がアメリカ勢。アイスダンス王国の称号は今やこの国のものになりつつある。波に乗っている彼らが国内に場所を移し、再び火花を散らす。なかでも、昨年の全米覇者であり、今季は表彰台を逃していないマイア・シブタニ/アレックス・シブタニ組の好調ぶりに注目したい。また、後塵を拝することとなったマディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組も、本来の滑りを見せれば、その実力どおりトップに躍り出る可能性も。安定感が増し、GPFではアメリカの二番手となったマディソン・ハッベル/ザカリー・ダナヒューも上記2組にとって怖い存在だろう。

マイア・シブタニ/アレックス・シブタニ組の快進撃が止まらない。直近のGPFでもショート、トータルでパーソナルベスト(PB)を叩き出し、圧倒的な存在感を見せた。昨年の全米で念願の優勝を果たし、2連覇がかかる今回だが、テクニックに加え、表現力でも成熟を感じさせる今の彼らに不安はない。同門の、長くアイスダンス界を牽引してきた絶対王者、メリル・デイビス/チャーリー・ホワイト組の流れを汲む優雅で上品な滑りは、今回もアメリカのみならず多くのフィギュアファンの心を掴むだろう。

日本では”チョクベイ”の呼称で親しまれているマディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組。密度の濃いプログラムを滑りきるエッジワーク、観客を引き込む表現力が最大の魅力だ。今シーズンばらつきのある印象のショート、フリーをまとめることができれば、メダルの色も変わってくるだろう。世界選手権の代表がかかる今回、パーフェクトな演技で弾みをつけたいところ。

GPFでは、”チョクベイ”を抑え、アメリカチームの二番手となったマディソン・ハッベル/ザカリー・ダナヒュー組。昨年の全米は3位、グランプリシリーズ(GS)では2大会ともに準優勝と、確実に実力をつけてきている2人。パワフルなパフォーマンス、最初から最後まで途切れない一体感が注目のポイント。

上記3組のほか、元世界Jr.チャンピオンでNHK杯メダリストでもあるケイトリン・ホワイエク/ジャン=ルック・ベイカー組、エリアンナ・ポグレビンスキー/アレックス・ブノワ組など、若手チームの成長も目覚ましい。今のアメリカの、アイスダンスの層の厚さを感じられる大会となるだろう。

☐ 放送予定
全米フィギュアスケート選手権 2017 アイスダンス
2月4日 (土) 午後8:00~

☐ J SPORTSオンデマンド配信予定
SD:1月21日 (土) 午前8:00~(LIVE)
FD:1月21日(土)深夜3:00~(LIVE)
詳細は特集ページで≫

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植田広美

女性誌編集者としてアスリートの取材、インタビューを手がけるうち、どっぷりとフィギュアスケートの沼にはまる。国内外の試合、アイスショーはほぼ観戦。五輪王者を筆頭に日本選手が世界の舞台で活躍する現在の状況にワクワクしつつ、海外選手も全力応援! 全員がベストスコアの神試合がいちばんの望み。趣味は愛機で選手の写真を撮ること。

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