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フィギュア スケート コラム 2016年12月28日

フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋
~"カンさま"とムズムズライフ~

スケオタデイズ J SPORTS出張所 by グレゴリ青山
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フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋 神崎範之さん

多分、他のスポーツ選手もそうだと思うけど、現役を引退した選手を
待ち受けているのは “ムズムズ病” 、あるいは “ドキドキ病” ではないかと思う。

最近、昔フィギュアの選手だった女性と知り合ったのだけど、
現役選手をやめたあと、ムズムズと何か打ち込めることがしたくて
フィギュア教室で先生をしたり、ジャズヴォーカルを習い始めたり。
最近、ライブに出演して久々にドキドキを体験したそうですが、
「それでもやっぱりフィギュアの試合前の方がドキドキしたなあ」
とおっしゃっていて、やっぱり “ムズムズ” してしまうのは
フィギュアで味わったドキドキを忘れられないがゆえの現象なのでしょう。

神崎範之さんも、現役引退したあと、どうしても体を動かしていたくて
リンクにジャンプを跳びに行ったり、その後、
ISUテクニカル・スペシャリストの試験を受けたり、
会社に入って健康食品の研究と開発に携わったり
また、'12年には国体に復帰したり、
さらにはマラソンを始めてフルマラソンで4時間を切ったりとか、
常に何かに打ち込んでこられたようです。
思うに彼ほど “ムズムズライフ” を見事に
人生に活かしていらっしゃる方はいないのではないか、
そんなこと思った今回の『KENJIの部屋』でした。

フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋 神崎範之さん

代替画像

グレゴリ青山

略してグ。性別は女性。漫画家、およびイラストレーター。1966年京都生まれ。26歳まで京都に住み、アジアのあちこちをブラついたあと、東京、和歌山に住んで、今は京都市外の京都に在住。
『グだくさんのグ!! ~どうでもいいこだわりに溢れた人生の断片コミックエッセイ~』『スケオタデイズ ~戦慄のフィギュア底なし沼~』にてフィギュアスケート観戦漫画が話題となった。

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