【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】川原星選手エピソード2

スポーツテレビ局J SPORTSの人気番組「フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋」2016-2017シーズンがいよいよスタート！日本選手はもちろん、海外選手のプログラムも多数手掛ける振付師・宮本賢二さん（KENJI）が、ゲストを迎えて、楽しく、真剣にトークを繰り広げます！
ゲストは川原星選手。エピソード2となる今回は、憧れの選手や番組からの質問コーナーでプライベートのお話をたくさんしてくれました。川原選手の様々な一面が知れるインタビューをご堪能ください！

憧れているスケーター

――憧れてる、目標にしてる選手は？

川原：やっぱり大ちゃんは、かなりリスペクトの目で見てますね。あと、町田樹くんと。すごくプログラムが好きで何度も見直すんですけど、あのようにお客さんを引き込めるような選手になりたいなあと。

――町田くんの覚えてる動きとかないの？

川原：僕、「エデンの東」がすごい好きで。

――どの動きが好きなの？

川原：これですかね。

――ちょっとわかんない（笑）、じゃあ高橋大輔選手は？

川原：バンクーバーオリンピックの時の、「eye」。

――気を使ってくれたん（笑）？

川原：あのシーズンのショートもフリーも、めっちゃ好きですね。

――あ、ほんとに。じゃあ海外の選手だと、誰か好きな選手とかいる？

川原：ステファン・ランビエール選手。

――あ、ステファンなんだ。ステファンすごいよね

川原：3年前くらいのジュニアの強化合宿の時に、見ていただいたんですけど、振りのついていないただのターンでさえ美しいというか。一つひとつ余計な動きがないっていうんですかね。

オフの過ごし方

――オフの日とかは何してるの？

川原：僕、オフの日が水曜日で平日なので、学校が半日くらいあって、そのあと買い物ですかね。

――買い物好きなんだ。何買いに行くの？

川原：洋服ですね。毎週じゃないですけど、ウィンドウショッピングするだけでもストレス発散になりますし。大体、家にいるというよりはオフの日は外に出ようと心がけてます。

――福岡の駅のとこ行くの？

川原：博多駅ですか？僕は天神ですね。家が近いので。

――じゃあ、好きなアーティストは？

川原：洋楽ばっかり聴いててあんまり邦楽聴かないんですけど。日本人だったら浜田省吾よく聴きますね。

――浜田省吾さんの曲をよく聴くんだ？

川原：そうですね。

――へー、なんか意外やね

川原：いとこが会場のイベント関係の仕事とかしてて、それがきっかけで聴くようになって。あとは洋楽ばっかりですね。フロー・ライダーとか、デヴィット・ゲッタとか。

――デヴィット・ゲッタ俺にちょっと似てるやろ？

川原：ヒゲですか？

――いや顔ちょっと似てない？

川原：あっ、似てるかも。大きくジャンルを分けたら一緒ですよね。

番組からの質問コーナー

川原：「最近ハマっていることは？」。最近、「HUNTER×HUNTER」。

――んっ？

川原：わからないですかね、アニメ。

――おう、知ってる知ってる

川原：最初から全部見たんですよ。最近もうそればっかりで。1日に4話とか見ます。iPadに入れて、移動があれば見るみたいなかんじで。バラエティとかよく見てたんですけど、アニメを見ることがほとんどなかったので。

――1回見たらおもしろかったんや

川原：いや、ほんと止まらないです。

――そうなんや（笑）。次

川原：「タイムマシンで行ってみたい時代は？」。未来の自分を見たいですよね。それによって行動が変わるじゃないですか。

――でも行動が変わったらその未来変わらへん？

川原：やっぱそうなんですかね？

――いや、わからん。でも未来やから変わってしまうんじゃない？

川原：そうなんですか、タイムマシンて。

――いやごめん、俺も未来行ったことないからわからへんねんけど。でも未来に行ってみたいっていう人が初めてやから

川原：あ、ほんとですか。みんな過去？

――過去。江戸とか

川原：恐竜は見たいですよね。

――それ、俺や。だいたい何年後くらいの未来？

川原：30年後くらいですかね。だいたい落ち着いたくらいの。

――どうなっておきたい？

川原：まあ、インストラクターをやっているのであれば、海外に行って忙しい、みたいな。選手を抱えていたいですね。一から育ててみたいです。

――じゃあ50とかもう結構な、トップクラスの先生やもんね

川原：そうありたいですね。今の中庭先生もそうなんですけど、例えば小さい子であれば、口頭で言うだけだったらわかりにくいと思うんですよね。なので、実際にお手本を簡単な動作でもやってあげられるような先生になりたいなと思います。

――なるほど。いや良いと思う。次

川原：「人生最大の失敗は？」。ほんと忘れもしないんですけど、高1の時の東五百住の全日本ジュニアの時の、失敗って言ったらちがうかもしれないんですけど、前日練習があるじゃないですか。その時にエッジがまっぷたつにわれたんですよ。それですかね。ほんとに試合に出れないと思ったので。

――その時どうしたの？

川原：東五百住って、小杉があるじゃないですか。たまたまエッジの在庫があって、次の日の公式練習にエッジ合わせをして、右と左で全然ちがうんですけど、なんとか付け替えて。でも結構良かった。

――結構良かったん（笑）。じゃあ別に失敗じゃないな

川原：ヒヤヒヤした（笑）。

――良かった良かった（笑）、次

川原：「1億円もらったら何に使う？」。今免許取って半年くらいなんで、車が欲しいですね。

――1億円の車？

川原：いや、あとは貯金ですね。

――車は何が欲しいの？

川原：外車がいいですね。

――スポーツカー？大きい車？

川原：大きいの。

――キャデラックとかの？

川原：いや、AudiとかBMWとか。

――AudiとBMW？買えるでしょ別に。

川原：買えないですよ。買えないでしょ（笑）？

――まあいいや、次

川原：「透明人間になったら何をする？」。めちゃめちゃミーハーなんですけど、テレビの人、好きなアーティストだったりの私生活って気にならないですか？

――別にそれ透明人間じゃなくてもできるじゃない（笑）。例えば誰を？

川原：最近、りゅうちぇるって、僕同世代なんですけど。あの明るいかんじ？一日持つのかなって。

――それは知らないよ（笑）

川原：テレビで見てて気になりません？

――その人が好きなの？

川原：テレビで見てて気になるんですよ。僕があんまはしゃいだりする方じゃないんで、いっつもこんな元気なのかな？って。

――キャラとかそういうことじゃないと思うよ、あの人は

川原：さんまさんとかめっちゃ気になりますよね。変わらないってみんなおっしゃるじゃないですか。僕がほんとに真反対なので。

――あんまりテンション上げてることないもんね

川原：そうですね、あんまり大声あげてはしゃいでることがないので。

――小さい頃からそうやったやんね

川原：「1日だけ入れ替わってみたい有名人は？」。有名人というか、多分スケートやってる子やったらみんな思うと思うんですけど、うまい人。羽生くんだったり、大ちゃんだったりに入れ替わって、一回感覚をつかみたい。

――じゃあアクセルでいうと誰に？

川原：大ちゃんですね。

――じゃあ、サルコウ

川原：フェルナンデス。

――ループ

川原：羽生くん。

――フリップは？

川原：昌磨うまいですよ。

――で、ルッツは？

川原：ボーヤン・ジン。

――次

川原：「好きな女性のタイプは？」。笑顔が多い人。よく笑う人。

――他は？

川原：強い女性の方がいいですよね、芯が強いというか。高めあっていけるような女性、何かに夢中な女性がいいですね。

――星くん、多分それは正解やと思う。今まで何人かに聞いた時の、正解の部類に入ってると思う。星くんがよく知ってる人はね、「透明感があって158センチがいい」って言ってたよ

川原：（笑）。

――見た目に関しては？

川原：タレ目なアイドルより、きれいなキリッとしたかんじ。

――モデルさんみたいなかんじ？

川原：そうですね。僕、柴咲コウさんが好きなんですけど。あんなきれいなかんじ。

――柴咲コウさんが好きなんや、意外。次

川原：「10年後は何をしていると思う？」。30歳だったらまだ結婚してないかも。していたい。

――結婚をしていたい

川原：30頃ですかね。

――スケートとかは？

川原：僕、インストラクターになりたくて。30だったらもうアシスタントとかでなく、インストラクターとして活動というか、生徒を引率したりしていたいですね。

――そうなんや、インストラクターになりたいとは結構意外やった。次

川原：「これだけは絶対に負けない事は？」。無類のアボカド好き。

――え、まじ？

川原：好きなんですよ。

――アボカドの料理じゃなくてアボカドのみが好きなん？

川原：のみ。わさびと、醤油。

――切って、わさび醤油入れて

川原：つけるだけ。

――それだけは誰よりも1番好き。ちなみに俺もアボカドが1番好きなんやけど、もうそんなどころじゃない？

川原：はい。

――アボカドはちなみに果物？野菜？

川原：果物。

――スイカが？

川原：野菜。

――だから俺、野菜と果物その2つが好き。アボカドが1日何個くらい食べる？

川原：でも、2日に1回くらいです。

――でも2日に1回食べるんや、すごいな。自分でスーパーとか行って？

川原：そうですね。ミニトマトとオリーブオイルで和えて。

――女子か（笑）、最後ですね、いきます

川原：「地球最後の日、何をする？」。1日使っていいんですかね？

――もちろん

川原：いったんスケートやって、焼肉は行きたいですね。最後食っておきたいですね。おなかいっぱいの時が一番幸せなんですよ、焼肉たらふく。

――焼肉好きなんだ？

川原：焼肉めっちゃ好きですね。

――1番好きなくらい？

川原：外食だったら即答で焼肉。

――偶然、俺も焼肉

川原：知ってます（笑）。みんなご存知。

――あ、ほんと？部位は何？

川原：タンか、カルビ。

――それがどんどん赤身に寄ってくるよ、これから

川原：ほんとですか？まだ、脂。豚とかでも脂の部分が。

――豚トロとか？

川原：豚トロめっちゃ好きです。

――焼き鳥でも、ぼんじり？

川原：福岡は、焼き鳥行ったら豚バラ食べるんですよ。豚バラ10本とか最初に頼んで。

――豚バラの次は何頼むん？

川原：鶏皮、鶏もも、から普通ですね。僕の出身の久留米が焼き鳥多くて、福岡よりも。

――そうなんだ。じゃあとりあえず肉を食べるんだ、焼肉。で、寝るんだ

川原：寝てる間に終わっててほしいですね、怖いから。

――夢であってほしい（笑）

今後の目標・展望

――星くんのこれからの目標。今シーズンの目標と、その先の展望というか、教えてください。

川原：今シーズンはユニバーシアードの開催される年でもあるので、もう大学1年生の時には叶わなかったのでその大会に出ることが目標で。あとは、昨シーズン全日本で11番だったので、今年は8位以内を目指してこれから追い込んでいきたいのと。あとは、最終的に選手としての目標は、やっぱりこのまま終わりたくないので、GPシリーズとか四大陸に出られるような選手になりたいなと思います。

――いつも練習一生懸命だし、ほんとにケガと体調だけは気をつけて、これからもがんばってください。応援してます

川原：ありがとうございます。