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フィギュア スケート コラム 2016年9月20日

【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】無良崇人選手エピソード1

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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スポーツテレビ局J SPORTSの人気番組「フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋」2016-2017シーズンがいよいよスタート!日本選手はもちろん、海外選手のプログラムも多数手掛ける振付師・宮本賢二さん(KENJI)が、トップスケーターをゲストに迎えて、楽しく、真剣にトークを繰り広げます!
“岡山男子スペシャル”の2番手は、ワイルドな風貌と力強い演技でファンを魅了する無良崇人選手です。元フィギュアスケーターの父と二人三脚で歩む無良選手のプライベートな一面から、ジュニア時代の思い出まで、ここでしか聞けないスペシャルな対談の模様をお届けします!

結婚について

――そうや、結婚してるよね?

無良:そうですね。

――指輪して

無良:してます。

――え、結婚いつしたん?

無良:大学卒業した年ですね。年齢的には22です。

――22!若いな。お子さんもいるよね?

無良:はい。上の子はおとなしいですね。下の子は気に入らないと結構大きい声出したりしますけど。

――そうなん?じゃあ奥さんは?出会いとかは?

無良:もともとOBなんで。スケートを高校までやってて、でも現役の頃は一回もかぶってないっていう。3つ差なんで、年上になる。

――そうなんや。じゃあ、家帰ったらやっぱり敷かれるかんじ?

無良:そうですね、敷いたり敷かれたり。

――男らしいスケーターが売りの、男っぽい無良くんは、家ではちょっと敷かれてんの?

無良:敷かれてる場合もありますね。やっぱり育児のこととかは、もう。

――あ、育児してるんや

無良:してますよ。幼稚園送り迎えとか。

――手つないで?すごいな。あの野生感あふれるジャンプ、表現、で、朝はこうやって手をつないでる

無良:そうです、そのギャップは多分半端ないと思います。

――ゴミとか出したりしてんの?

無良:ゴミ捨て行きますよ。想像つかない方多いと思う。

――想像つかない。ゴミでしょ

無良:ゴミ捨て行ったりとか、飯食ったあと皿洗いとか。まあ食洗機あるから入れたりするだけですけど。

――うそでしょ?ごはん食べて、こうやって、こう(腕組み)じゃないの?

無良:いや、それやると多分しばかれますね。

――やっぱり結婚して、する前としたあとってのは全然ちがう?

無良:そうですね。やっぱりどうしても家帰っても一人とかだと、「明日何しようかな」とか考えてたんですけど、意外と家に帰ってからの方が楽しいし。

子供との接し方

――早く家に帰りたい?

無良:そうですね。

――ホンマかな?なんか、そんなん…

無良:似合わないって言われます。

――うん似合わない。まあでも、子供とかできたら全然ちがう?

無良:うん、そうですね。すごいかわいいです。

――泣いてる時どうすんの?

無良:泣いてる時というか、結構嫁さんが怒るんで。逆に僕んとこになぐさめてもらいに来るパターン。

――あやす時どんなんすんの?

無良:普通においでーって抱っこして、「なんで怒られたの?」って聞いて。「なんで怒られたかわかる?」って。

――そうやってやるんや。赤ちゃん言葉になったりとかはあんまりないんや

無良:あんまりないですね。

――うん、そこまで行ったらちょっとガッカリやわ

無良:でしょうね(笑)。

スケートを始めたきっかけ

――今回岡山の男子スペシャル、みたいなかんじでやってるんやけど、今練習は岡山でしてるけど、もともとは?出身は?

無良:千葉です。

――千葉なんや。千葉のどこ?

無良:松戸。新松戸にあったダイエーのリンクが一番最初なんですけど。

――なるほどなるほど。じゃあスケートを始めるきっかけっていうのは?

無良:もともとは、うちの父も朝僕が起きた時にはいないし、寝る頃にはまだ帰ってきてないって生活だったので、リンクに行かないと父親に会えない。リンクはダイエーの中にあったんで、買い物行きがてらリンク寄って遊んで、みたいなかんじから始まったんですけど。

――あ、それがスケート始めるきっかけ。今はそのお父様がコーチでやってはるやん?やっぱりやりやすい部分とやりにくい部分てあると思うねんけど、やりやすい部分はどこなん?

無良:やりやすいところは、少なくとも大学でいなかった時期を除いて、20年以上毎日見てるので、今こういう風に思ってるんだろうなっていうのがお互い疎通ができる。試合とかで、たまに緊張してる?ってかんじがあったりとか。今自分に必要なものとかを考えて行動してくれるので、「今いるもんある?」とか。あまりコーチと選手って、試合の時一緒にいるようで一緒にいないことあるじゃないですか。

――リンクで会うとかそういうかんじやね

無良:一緒に飯食って、じゃあ何時にこういう風にしようかって打ち合わせをして、「じゃあいるもんある?用意しとくよ」って家にいるのと大して変わらないようなかんじから始まる。

――そのまま持っていける。じゃあ逆にちょっとやりにくいなっていうところは?

無良:やっぱり長く見過ぎてる分だけ、何考えてるかバレる、っていう(笑)。

――はははは。あ、こいつちょっとサボってるなみたいな

無良:サボってるな的なのはすぐバレますね。

――それちょっとやりにくいね。そやね、わかることも良いことやしバレるのもそうやね

ジュニア時代の思い出

――ジュニアから活躍されてきまして、2007年、全日本ジュニア優勝。その時、ジュニアでの思い出みたいなのある?

無良:優勝した時って3番に結弦がいたんですよ。当時仙台だったかな。で、樹もジュニアの頃からずっと一緒でしたし。大ちゃんとかはある意味ひとつ抜けた存在ではあったので、そういうちょっと個性派な人たちと一緒に。

――今ちょっとディスった?

無良:ディスってないです(笑)。

――自分も個性派やで?

無良:はははは(笑)。

――わかってると思うけど。その個性派が勢揃いする試合とか

無良:もちろん仲良い部分もあるし、お互い意識してるピリピリしてるかんじも若干あるし。でも今考えると、ジュニアらしいそういうかんじでやってたなあって気はしてますけどね。

――そういう試合ってやっぱ緊張した?

無良:そうですね。でもなんか、勝ってやろうとか思うよりも、自分が失敗しないかどうかっていう部分が心配すぎて。

――不安な方に行くんだ。ライバルとかいっぱいいるけど、仲良い選手っていうのは?

無良:仲良かったのはどのへんだったらわかるかな、中村健人とか。

――中村健人くんわかりますよ、俺振り付けしてましたし。みんなと何すんの?カラオケとか行くの?

無良:いや、ボーリング行ったりカラオケ行ったりもしてましたけど、結構わりと普通に試合は試合でまじめにやってたし。

――そらそうや。毎日練習してるもんね

無良:そうですね。でも、全日本とかで集まったらワイワイして楽しいってかんじなかったですか?

――あるあるある。地方からもね、みんな集まるからね

無良:普段一緒じゃないんだけど、試合に来て一緒になるから、あれ行こうよとかそういうかんじ。

――最近仲良い選手は?

無良:僕、なんか広いというかいろんな選手と。結弦と趣味の話したりとか。

――ずっとしてるよね

無良:まわりからすると、なんか暗号を話してると思われてると思うんですけど。

2Aを跳んだのはいつ?

――みんなに聞いてるねんけど、ダブルアクセルを跳んだのはいつやった?

無良:記憶にあるのが、中3でトリプルアクセル跳んでたっていうのしか覚えてないんですよ。そこまで、どの年で何跳んだって全然記憶になくて。

――結構感覚で跳ぶかんじ?

無良:はい。

――そうなんや。すごいな

無良:ダブルアクセル跳んでた頃って、全然記憶にないんですよね。

――まじで?やっぱりジャンプみんなにすごいすごいって言われるやん。自信はあるん?

無良:でも世の中というかスケート界を見ると、もっとすごい、結弦もそうですしハンヤンとかもアクセルすごい幅跳ぶし、っていう人たちいっぱいいると思ってるんで。そんなにすごいっていう認識は自分の中ではあまりないんですよ。

――だって跳ぶコースがさ、ジャッジの目の前でさ、1番ジャッジから8番ジャッジくらいまで跳ぶやん

無良:そこまでは行かない(笑)。逆に端っこで跳びすぎる人なんで、そこで跳ばれると見にくいかなってかんじの人はいると思うんですけど。

――いや、迫力はすごいよ

無良:僕、結構連盟の人に、「もうちょっと向こうで跳んでくんない?」って言われることあるんですよ。僕はこれが良いと思ってるんですけどみたいな。

3Aを跳んだ時のことは覚えてる?

――トリプルアクセルいつぐらいに跳んだん?

無良:中3の時。

――その跳んだ時のこと覚えてる?

無良:なんか、回った、ってかんじだった。

――え?なんか、もっと苦労話とかないの?

無良:でも、その当時にトレーナーさんとどういう跳び上がり方をしたら高く上がれるのかっていうのをずっとやってて、それが形になり始めたなって頃からだいぶ回るようになってきて。で、もうちょっと何を考えようかってやっていくうちに「あ、こういう風にしめればいいんだ」とか、3回転を3回転半にするのってもうちょっとしめてなきゃいけないっていう感覚があるじゃないですか。

――ホンマにちょっとした

無良:それが、「あ、こういうことか」ってわかって跳べたっていう。

――一番最初に跳べた時、気持ち良かった?

無良:そうですね、「あ、行けた」っていう。やっとシニアの選手たちと同じものができるようになった、っていうすごい喜びはありましたね。

――アクセルはね。今や、跳び分けて。おっきく跳ぶのと、適当にサラッと跳ぶ

無良:適当にサラッと。

――言葉で言うとちょっとあれやけど。でもそうやってできるのは難しいよね

無良:でも、1回目と同じように後半でアクセル跳べって言われたらそのあとがしんどくなっちゃうし。いろいろ考えてくうちに、意外とこれでも跳べるって力をどれだけ抜けるかっていうのをやり始めたら、両方使い分けができるようになって。

――すごいね

無良:アクセルに関してはそんな心配はしてない。たまにシングルになるんですけどね。どでかい。

――デスドロップのようなパンクね

シニアへ上がって戸惑った?

――2008年にシニアに行って、フィンランディアで初出場で初優勝。で、その時全日本も3位。

無良:はい。

――ばんばんジュニアでやってきたあと、シニア行った時になんかちがうなって思ったりした?

無良:ジュニアの頃からシニアの全日本選手権出るっていうのがあったじゃないですか、当時。だからわりと場慣れってかんじは若干あったんですけど。でもいざ自分がシニアになって出る全日本って、異常な緊張をして試合に臨んだ覚えがすごくありますよ。

――どういうかんじやったん?

無良:ジュニアの頃に全日本出てると、「どこまで行けるかな」ってわくわく感があって試合に臨んでたんですけど、逆に全日本選手権にシニアとして出るってことは、成績を残していかなきゃいけないっていう。どこまで上の人と対等にやっていけるかっていうことをどうしても考えてしまって。もうなんか、頭のなか真っ白になってましたもん。

――そうなんや。そうやね、だって自分がシニアに出たら、無良くんが考えてたようなジュニアの子がいっぱい来るわけやもんね。それちょっと緊張も戸惑いもあるね

【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】
島田高志郎選手エピソード

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無良崇人選手
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J SPORTS編集部

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